参議院 環境委員会 第9号
2026年5月26日・108 発言・国会会議録で会議の全文を見る(外部サイト、新しいタブで開きます)
この会議で多く話された要求
- 再生可能エネルギーを増やしてほしい5人 / 5発言
- 太陽光パネルの乱開発を規制してほしい2人 / 3発言
- 原発をなくしてほしい1人 / 1発言
- 再開発で緑や景観を大切にしてほしい1人 / 1発言
発言の全文
令和八年五月二十六日(火曜日) 午前十時開会 ───────────── 委員の異動 五月二十一日 辞任 補欠選任 小林孝一郎君 磯崎 仁彦君 五月二十二日 辞任 補欠選任 阿達 雅志君 松山 政司君 井上 義行君 石井 準一君 五月二十五日 辞任 補欠選任 磯崎 仁彦君 生稲 晃子君 松山 政司君 小林 一大君 五月二十六日 辞任 補欠選任 石井 準一君 井上 義行君 ───────────── 出席者は…
ただいまから環境委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、小林孝一郎君、井上義行君及び阿達雅志君が委員を辞任され、その補欠として石井準一君、生稲晃子君及び小林一大君が選任されました。
─────────────
太陽電池廃棄物の再資源化等の推進に関する法律案を議題といたします。 本日は、本案の審査のため、三名の参考人から御意見を伺います。 御出席いただいております参考人は、東京大学大学院工学系研究科教授村上進亮君、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン第一自然保護室気候・エネルギーグループ地域再エネプロジェクトリーダー市川大悟君及びキヤノングローバル戦略研究所研究主幹杉山大志君でございます。 この際、参考人の皆様に一言御挨拶申し上げます。 本日は、御多忙のところ御出席いただき、誠にありがとうございます。 皆様から忌憚のない御意見を賜りまして、今後の審査の…
どうもありがとうございます。東京大学の村上と申します。 本日、このような機会頂戴いたしまして、どうもありがとうございます。御礼申し上げます。 私自身、システム工学みたいな手法で要するに世の中の資源の使い方みたいなものを、環境影響であったり経済性であったり、少し広めに社会的な影響であったりみたいなものを通じて評価をする、その上で、もしどのようにシステムが、制度も含めてですけれども、入ってきたり変わったりしたら、またその辺りがどう変わるんだろうみたいなことを評価したりみたいなことをさせていただいてございます。 そんな専門でございますので、時々ISOの評…
ありがとうございました。
次に、市川参考人にお願いいたします。市川参考人。
それでは、私の発表をさせていただきます。 本日は、貴重な発表の機会をいただき、ありがとうございます。私の方からは、本法案のリサイクルについて、一環境団体としての意見を述べさせていただきたいと思います。 下の方、まず最初にですが、簡単に団体の紹介だけ冒頭させていただきます。 我々は、WWFジャパンということで、世界百か国で活動をしている国際的な環境保護団体でございます。国内でも、一九七一年から半世紀にわたって活動をしております。今回、私の気候・エネルギー分野以外にも、生物多様性であったり海洋とか森林といった幅広い分野で活動しており、国内では今四万人を…
ありがとうございました。
次に、杉山参考人にお願いいたします。杉山参考人。
それでは、私から御意見申し上げたいと思います。資料がかなり詳しく書き込んでありますもので、ここではちょっとざっくばらんに分かりやすいようにお話ししたいと思います。 一ページめくって、二ページ目に要旨とありますけれども、私から申し上げたいポイントは大きく二つです。 一つは、今の法案の問題ですね。これは、再資源化をすることは結構なんですけれども、その再資源化に関する負担ですね、費用の負担というものを誰がやるのかということが明確になっていない。これは、新たに国や自治体が負担するという形にすると、それは結局また国民にとっての追加的な負担になります。そうではな…
ありがとうございました。
以上で参考人の御意見の陳述は終わりました。
これより参考人に対する質疑を行います。
なお、質疑及び答弁は着席のままで結構でございます。
質疑のある方は順次御発言願います。
自民党の吉井でございます。 三人の参考人の先生方、本日はお忙しい中、ありがとうございます。 私から、まず村上参考人に質問をしたいと思います。 循環経済への移行に向けた取組における本法案の意義ということなんですけれども、先ほどの意見の中に、お話の中にもたくさんあったと思います。プラスアルファ、また深掘りも含めてお話しいただきたいんですけれども。 政府、世界が天然資源だけでなく再生資源の獲得競争の時代に突入している中で、官民での投資を促進、そしてまた循環経済への移行の加速、高市政権が掲げる強い経済、実現するための成長戦略につなげていくということが重要…
どうもありがとうございます。 先ほど、いささかもう申し上げているところではございますけれども、それに付け加えてというところで申し上げておきたいかなと思います。 太陽光パネル、途中で申し上げたとおりで、有価性低いというところで、若干そのプラスの面が少ないんじゃないかみたいな見え方をしているケースがあるようではありますが、じゃ、私、そのサーキュラーエコノミーのところのお話でし忘れていたんですが、サーキュラーエコノミー、単純な環境政策じゃなくて産業政策だというところが非常に重要だというところを多分皆さん思っておられると思っておりまして、こうしたその有価性が…
続けて、村上参考人への質問であります。
費用効率的なリサイクルの実施ということで、太陽光パネルのリサイクル、埋立処分費用とリサイクル費用の差額が大きいことが課題の一つとして挙げられています。リサイクル費用の減に向けて、本法律案に基づく制度的な対応、また技術開発、予算措置等のうち、どのような取組が有効と考えておられるか、お答えください。
ありがとうございます。 三個それぞれに重要ではあるというところではあると思いますが、まず制度的なところから申し上げておくのであれば、先ほど来、やはりその有価性の低い云々のところで、やはり制度的にきちんとやるんだという担保が付いていた方が、それに取り組まれる事業者の皆さんも、仮に有価性が低くなったからといってやらないでいいという話にはならないという意味において安心して技術開発等々に取り組んでいただけるという意味で、制度的にきちんとやるんだというのを掲げておくことは多分重要です。 ただ、現時点では技術足りていないところでもありますし、また新しいパネル等も…
これも村上参考人への質問なんですけれども、リサイクル費用の前払の件ですね。衆議院の参考人質疑で一名の参考人から、リサイクル費用を前払すると、制度が望ましいという意見があり、その後の法案審議で政府からは、現時点ではリサイクル費用と埋立処分費用の差額が大きく、今後リサイクル費用の低減が見込まれる中で、あらかじめ前払する料金を定めることは難しく、慎重な検討が必要と答弁があったと聞いております。 他の個別リサイクル法でも、自動車リサイクル法のような前払の制度と家電リサイクル法のような後払いの制度が存在するわけでありまして、前払と後払いのメリット、デメリットにつ…
どうもありがとうございます。 リサイクル法制度における前払、後払いの話というのは常に議論の対象になってきたものだというふうに理解をしています。 まず、それぞれのメリット、デメリットみたいな話でございますが、前払のメリットというのは、当然ながら、その排出される方が製品を購入されたり設置されたりするタイミングで既に費用を支払っていますので、廃棄時点で不法投棄であるとか不適正なルートに回す動機付けが下がるという構造かなと思ってございます。家電法の方で問題になっているのは、まさしくそういう話であったりもするというふうな認識です。 ただ、他方で、その前払にも…
最後に、各参考人の皆さんにお願いしたいと思います。住宅用太陽光パネルのリサイクルについてであります。 一部の自治体で新築住宅への設置が義務付けられるなど、住宅に設置される太陽光パネル、今後増えていくというふうに思います。本法律案では、住宅用太陽光パネルのリサイクルが義務付けられておらず、附則の検討条項に基づき、政府は、法律案の施行状況を踏まえ、住宅を含めた幅広い太陽光パネルのリサイクルの義務付けを検討していくこととしております。 メガソーラーと異なり、少量ずつ分散して排出される住宅用太陽光パネルのリサイクルについて、どのように進めていくことが望ましい…
済みません、手短に。
排出する要因がいろいろあり得るので、その動機付けが難しいので、そこは慎重にやっていただきたいというのが一つ目。あと、一件一件から出てくる量が非常に少ないとおっしゃっていただいたとおりでして、そこ収集とか集めることのところの実際の細かいシステムの設計が非常に難しいと思っておりますので、特に都市部においてはそうかなと思います。その辺、気を付けてお進めいただければと思ってございます。
ありがとうございます。 私の方もこのリサイクルの方の技術のプロではないので、ちょっと意識、それとは異なるかもしれないんですけれども、住宅用ということで、当然パネルの設置者というか所有者に関しては住民、一般市民の方だと思われ、この点が発電事業者の事業用と大きく異なると思うので、まず、その発電事業をなりわいにしている方々と違って、パネルリサイクルの問題の意識であったりとか、これがどれぐらいのその処分場逼迫につながるとか、今ここで話しているようなことは多分到底まだ意識されていないと思うので、まずはそこの情報共有であったり意識喚起を行うというところが一番、イの…
私からは、大量導入自体が間違っているという認識ですので、まずそれをやめると、ごみを出さないと。
それから、廃棄にしろリサイクルにしろ、その費用は関係事業者、この場合には住宅の所有者も入ると思いますが、が負担する仕組みをつくるべきだろうと。
それを言った上で、恐らくリサイクルの費用は大変高くなると思いますので、リサイクルを何が何でもやるというわけではなくて、それは費用とメリット、デメリットを見て、廃棄の方が有利な選択肢であればそうすると。これは、事業用についてもそういうことは私は考えています。
ありがとうございました。
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この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、石井準一君が委員を辞任され、その補欠として井上義行君が選任されました。
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立憲民主・無所属の三上えりです。よろしくお願いいたします。 本日は、太陽電池廃棄物の再資源化等の推進に関する法律案について、参考人の皆様から貴重なお話、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 太陽光発電というのは脱炭素社会を進める上において重要な役割を担っておりますが、一方で、各地では、景観、防災、土砂災害、さらには将来的な大量廃棄、今、杉山参考人からも熱くお話しいただきました。そういった不安など、様々な課題も指摘されております。 二〇三〇年代以降、この後半以降、太陽光パネルの大量廃棄時代が到来すると言われておりまして、ここで、太陽光パネ…
どうもありがとうございます。 途中でもちょっとだけ申し上げましたが、リユースに関して言うと、本当にそのリユースすること自体がライフサイクルの環境影響みたいな話を含めて正しいことかどうかは都度都度チェックせざるを得ないというところがまず重要なところかなと思ってございます。 あと、そのリユースと言ったときに、残念ながら、中古輸出みたいな話も日本には若干ございまして、これも輸出先できちんと使われているのであれば決して否定すべきものではございませんが、行った先でいつかは廃棄物になるということをちゃんと認識して、そこの責任感ある方にやっていただきたいというふう…
御質問ありがとうございます。 リサイクル、リユースについてどう思うかということなんですけど、先ほど資料の方で述べさせていただいたとおり、資源循環の観点からもちろんだと思うんですけど、やはり気候変動対策としてはこの太陽光を進めていかなければいけないという我々は立場で考えていますので、そのためにも、住民の理解を得るという上でまず必要だというのは、これ繰り返しなんですが、一つあります。 あと、これ、リサイクル、リユースって、これ、下流工程のこのいわゆる処分の方の負担が掛からないように、そこの埋立てに関して、当座、住民の不安が上がらないようにということの観点…
リユース、リサイクルというお話あったんですけど、もう一つ大事なのはやはりリデュースです。ごみを出さないことですね。このためには、やはり大量導入自体をやめるべきだというのが私の意見です。 それから、リサイクルを、再資源化するといっても、実は太陽光パネルが太陽光パネルに戻るわけではなくて、アルミのフレームが太陽光パネルにありますけど、あれはきちんと回収して使える、それから銅の線とかがありますけど、これもきちんと回収して使えると。でも、その先はというと、ガラスも回収できるんですけれども、品質の低いガラスになってしまうケースが多くて、そうすると余りいい使い道は…
ありがとうございました。
重ねて、杉山参考人にお伺いします。
記事の中で、メガソーラーの乱開発やソーラーパネルのリサイクル規制強化について、今、正しい方向への第一歩と評価されていますけれども、この評価について、いま一度詳しく伺えますでしょうか。
何て書きましたかね。ちょっとよく覚えていないんですが。どこを御覧に……。
今の政府の方針について。
今のですか。
メガソーラーの乱開発については、今の政府は問題意識を持って規制強化をしておられるので、これは私は適切だと思います。悪質な案件も含めて、乱開発で地元とあつれきを起こしているようなものは多くありますので、そこへ規制強化するというのは結構だろうと。
ただ、デメリットはそれにとどまらず、今日るる申し上げましたけれども、デメリット数多くあるので、そもそもの大量導入という政策自体をやめるべきだというふうに私は考えます。
続いて、村上参考人にお伺いします。
今御指摘いただきましたリサイクルに関する諸問題が本法案で一気に全てが解決するとは思っていないと強くおっしゃっていましたけれども、では、どの部分をこれ強化すべきだろうかと今お考えでしょうか。
どうもありがとうございます。 まず一つは、今回カバーされているのが多量排出事業者だけだという点。量的にはそれで多分かなりの分がカバーされるはずですが、逆に困る人という意味でいえば、やはり家庭系みたいなものを無視してはいけないというところかなと思ってございます。 最初の方の御質問でいただいたその技術開発みたいなところですね、これは、支援はする、いろんな形で担保はしていくわけですけれども、やはり丁寧に見ていって、先ほどのガラスの話みたいなところも技術開発で解決できるところもあるはずなので、そういったところの支援は引き続きやっていかなければいけないし、あと…
これまでも議論の中でありました地域との共生というのが非常に大事かと思っております。 各地で太陽光発電設備をめぐって住民とのトラブルも起きています。森林伐採ですとか景観への影響、そして豪雨時の土砂流出への不安ですとか、地域住民からの不安の声というのはもう本当に全国各地から起こっているんですよね。再エネ推進そのものに反対ではなくても、地域との合意形成が不十分だという住民、地域があるという中で、今後、この設置から廃棄までを見据えた制度とするために、自治体等の関与とかもあると思うんですけれども、住民合意の仕組み、これどのように強化していけばいいかとお考えでしょ…
どうもありがとうございます。 私、発電家の専門家ではないので、若干その辺弱めになってしまいますが。 この手の話において、そもそも地元の果たす役割というのは極めて大きいものだというのは当然のこととしてあるかと思ってございます。産業政策だみたいなこと、途中で申し上げましたけれども、やはり地場の循環に関わる産業みたいなものを守り立ててあげるというようなニュアンスが非常に強くあってしかるべしです。 他方で、若干集約しないと規模の経済出ないみたいなところもありますので、その辺うまく調整していただく役割みたいなところを地元に担っていただきながら、地元にちゃんと…
ありがとうございます。重要な質問ではあると思います。 端的に言って、今の時点で明確な解というのを私も持ち得てはいないんですが、これ設置から廃棄までということで、いずれも、何というんですかね、センシティブなお話になると思うんですが。 例えば、ドイツとかだと、これ再エネの設置の話にはなるんですけれども、どのような立地に建てると適正なのか、反対運動が起きる中で、その賛成派と反対派の中立を取るような、たしか環境省の、環境省所管の外局というんですかね、で、この調整機関みたいなものを立ち上げているんですね。今もまだちょっとあるか分からないですが、以前そのような機…
太陽光発電を大量導入するとき、その過程において、大量に導入したいという、そういう考えが強過ぎて、当然あるべき手続というものがきちんと法制化されてこなかったということで、太陽光発電をほかの発電やほかの工場と同じように扱うということが法制的にきちんとなされると、これだけで地方の方が関与するポイントというのはたくさんできますので、そうやって解決するのが適切だろうと思います。
地方自治体からの事業者の所在が分からなくなったとか放置案件への対応に苦慮しているという、そういった声をしっかり法案に生かしていきたいと思っております。
ありがとうございました。
国民民主党の浜野喜史でございます。 本日は、参考人の皆様、意見陳述、誠にありがとうございました。 市川参考人、杉山参考人にまずお伺いしたいんですけれども、私は、カーボンニュートラルにつきましては日本として目指していくべきと考えております。その上で、大事なことはその進め方ではないかというふうに考えております。国民生活、経済への影響を慎重に見極めつつ漸進的に進めていくべきであって、国民生活、経済を犠牲にしてしまうような進め方は避けるべきであろうというふうに考えております。 その上で、お二人の御見解をお伺いいたします。なお、反論的な見解も含めて率直にお述…
ありがとうございます。 ポイントとしては、このカーボンニュートラルの政策、エネルギー政策を国民生活の犠牲にすべきでないというのが御趣旨だと思います。その点に対しては、確かに大きな負担になるのは問題かなと思うんですけど、とかく思うのが、この再生可能エネルギーしかりなんですけど、カーボンニュートラル、この脱炭素の施策に費用、お金が掛かるという、その対策に対するお金のところだけにまずちょっと注目が集まってしまっているのが残念かなというのが個人的なまず意見です。これは、議員だけではなくて、ほかの今国民もそういうように、この対策費用が掛かるという点に行ってしまっ…
太陽光発電を大量導入すると、発電コストですね、電力供給コストが三十六・九円、今日、六ページで御説明しましたけど、これは政府の資料、経産省の資料から私が持ってきた数字です。これに比べて、既存の原子力、火力を活用していくならばはるかに安く済むと。この発電コストの差が三十円に上りますと。これは、一般の電気料金、一般家庭の電気料金だと年間十四万円、日本全体の電気料金だと三十兆円の上昇になりますと。これは国民生活や経済を犠牲にするやり方ですので、私は大量導入にこれだけでも反対します。 それと、CO2を減らすメリットというのは、日本全体がCO2をゼロにしてもせいぜ…
ありがとうございます。 引き続き、市川参考人、杉山参考人にお伺いするんですけれども、カーボンニュートラルにつきまして、世界的にどのようにそれが実行、展開されていくというふうに将来のことを見ておられるのか、お伺いしたいと思います。 といいますのも、やはりカーボンニュートラルにつきましてはコスト増を伴うものだと思いますので、日本だけが先頭を切って実行をしてコスト高の経済社会構造をつくってしまったということになっても、これいかがなものかというふうに思いますので、世界的に今どのような展開を見せていくのかということを見極めておくことが日本にとっても大変大切だと…
ありがとうございます。 世界的にということで、御存じのとおり、二〇一五年のパリ協定の脱炭素社会の国際条約の方、これ締結しておりまして、国が、各国がどれぐらいに削減していくかということをもう既にコミットをしています。 なので、法文、法上というか国際法上としてはもうこれ遂行していくものですし、あと、経済面で、じゃ、これ、国際社会がどういうふうに見てこれ対策取っていくかということですけど、例えばダボス会議みたいなところで、もう主要テーマってこれずっと気候変動なんですね。ビジネスシーンから見ても脱炭素に取り組んでいく意欲とかインセンティブというのは下がってい…
私は、もう世界は脱炭素に向かっていない、むしろ逆だと思っています。 中国は毎年五千万キロワットの石炭火力発電所を建てていて、これは日本の全石炭火力発電所と同じだけです。日本が何十年も掛けて建ててきた石炭火力発電所と同じだけを毎年建てている。アメリカはガス火力発電所をどんどん建てて、AIの戦いに勝とうとしている。ロシアは石油とガスの生産、輸出が国の命綱ですけど、誰もやめさせることなどできるはずもない。インドはやはり化石燃料の調達に必死で、ロシアから買ったり、あるいは今中東からの供給が途絶したりして新たな調達に奔走していると。こういう日本より大きい四つの大…
時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。
ありがとうございます。公明党の原田大二郎でございます。 本日は、三名の参考人の皆様、貴重な御意見をいただき、誠にありがとうございます。 我が党は、資源の乏しい日本において、気候変動対策とエネルギー安全保障の観点から、太陽光発電を始めとする再エネの推進は極めて重要であると認識をしております。同時に、二〇三〇年代に迫る大量廃棄時代に向け、無秩序なメガソーラー開発による環境破壊を防ぎ、地域と共生した持続可能な資源循環ループを構築することは不可欠と考えております。 本法案を第一歩としつつ、将来的な制度の強化を見据え、順次皆様にお伺いをいたします。 まず、…
どうもありがとうございます。 ガラスのところは、おっしゃるとおり非常に重要な問題であります。情報連携の話との絡みでも申し上げますと、その一部海外製パネルの中のガラスの中に若干有害物質であったり不純物が入っているケースがあるのではないかみたいな指摘は継続的になされておりますので、そういった意味で、含有物質に関する情報連携みたいなところがまず一点重要なところです。そこを支えていただくというのは制度的な支援が必要かなと。 あと、ガラスのリサイクルそのものに関してですね。ガラスメーカーさん、日本国内にはいらっしゃいまして、それなりに取組に対して前向きなお立場…
ありがとうございます。 続きまして、市川参考人にお伺いいたします。 参考人並びにWWFジャパンは、自然環境保全の立場からメガソーラーの適正化を求めるとともに、本法案の策定過程でのEPRに基づく製造者、製造業者へのリサイクル費用負担を見送られたことに抗議し、強力な義務化を求められておられます。 そこで、お伺いいたします。 公明党といたしましても、今回の法案はあくまで過渡的なものであり、施行後三年程度をめどといたしまして費用負担の在り方の再検討を政府にも強く求めていきたいと考えております。 将来的なEPR導入や全量リサイクルの義務化に向けて、今後国…
御質問ありがとうございます。 義務化を必要としている、確かに我々の方も、以前、署名の方出させていただいたりということで、求めている点に間違いありません。 私たちが、それに向けて、EPRの実施に向けてまずやってほしいというのが、今日の私のスライドの方でいうと三点目の方ですかね、我々もEPRが重要だと思っています。 それは義務化の、リサイクルの確度を上げるためになんですけれども、本当にこのEPRをやったときにどれぐらいの費用負担になるのか。余りにこれが、片や一方で脱炭素対策のために再生可能エネルギーの事業者に負担になっては、それはそれで問題があるかなと…
ありがとうございます。しっかり参考にさせていただきたい、また審議を深めさせていただきたいと思います。
もう一点ですけれども、本法案の厳しい規制の対象が多量の事業用太陽電池廃棄者になっております。住宅用のパネルは強力な規制の対象外となっております。しかし、住宅用パネルも将来、家屋解体時に大量に排出をされ、不適正処理が懸念をされております。住宅用小規模パネルの適正な回収、リサイクルを担保するために、国や自治体はどのような仕組みを急ぎ構築するべきであるとお考えでしょうか、お聞かせいただけたらと思います。
ありがとうございます。 ちょっとここに関しては、仕組み、システムに関してどのようにするかというのは私も専門外ですので、今の時点で住宅用にフォーカスした良い仕組みというのは、妙案というのはあるわけではございません。 ただ、先ほど別の議員の方からもあったかと思うんですけど、まず足下での住民の方への御対応というのをお願いするのは、多分事業者に関してよりも動きが遅かったりするとは思いますので、まず、そもそもこのリサイクルの問題がどういうものなのか、リサイクルに対応することが今後の循環型社会であったり気候変動対策として重要なんだということをまずは意識付けしてい…
ありがとうございます。 今回、大量廃棄者でありますけれども、家庭、一般家庭におきましても、こういった法律が施行されるということで意識を持っていただくということが重要かなというふうに思いました。ありがとうございます。 最後に、杉山参考人の方にお伺いをさせていただきます。 杉山参考人は、再エネ偏重や脱炭素政策によるコスト増やエネルギー安全保障上のリスクに警鐘を鳴らす立場を取られておられます。我々も、国民負担の抑制というのは非常に重要な論点かというふうに思っております。 そこで、お伺いいたしますが、特定の、先生の資料におきましては、特定のエネルギーへの…
大量導入をできるだけ早期にやめると、そうすると割合はどんどん減っていく、発電量に対する割合はどんどん減っていくと、それが適切だと思います。 今、ウクライナの情勢、それからイランの情勢、ホルムズ海峡封鎖などを受けて、やはりエネルギー、特に電力は安定供給、こちらが最優先で、その次に経済ということだと思います。そうすると、今活用すべきは原子力であり、火力であり、それはガス火力も石油火力も石炭火力も含まれると思いますけれども、そういったものを供給の中心にすると、そうしないと安価な電力供給ができないと。安価な電力供給は、今AIの国際的な競争もありますけど、安価な…
ありがとうございます。
太陽光パネルに関しましては、今、ペロブスカイトであるとか、また蓄電池や、またそういったAIを活用した電力のコントロールといいますか、そういったものも開発されて、技術的にも開発をされてきているという状況で、太陽光パネルの技術開発等に関しましては今後有用になってくる可能性もあると思うので、その辺に関しましてはいかがでしょうか。
ペロブスカイトもそれから電力用の蓄電池も、基礎的な技術開発をすることは結構だと思うんですが、大量導入をするという政策には私は反対です。現状で非常にコストが高いものですから、それを大量導入するとやはり国民負担が非常に膨らむと思います。
大変にありがとうございました。
本当に、三人の参考人の先生方におかれましては、貴重な御意見をいただき、大変にありがとうございました。今後の審議にしっかりと生かしていきたいというふうに思っております。
本日は大変にありがとうございました。
日本維新の会の串田誠一でございます。
まず、杉山参考人と市川参考人にお聞きをしたいと思うんですが、費用負担について、いろいろこれから問題があるとは思うんですけれども、その費用負担を関係事業者にするのか製造者にするのかというようなところが問題となって、お二人の見解が異なっているということを大変私も興味深く聞かせていただきました。
そこで、杉山参考人は関係事業者ということにされていらっしゃるその理由、また市川参考人は製造者ということでございますので、その説明をしていただければと思います。
まず、そのリサイクルの費用について、私、資料の四ページの下の方に書いたんですけれども、政府の数字使って計算すると、最大で年間一千億円を超える可能性があるということですね。 その御質問の誰が負担するかというのは、これ私は実はいろんなパターンがあると思っていまして、詰め切っていないというか、廃棄の費用なのか再資源化の費用なのか、それとも私が追加した倒産や所有者不明化に備えた積立てなのか、それとも何か共通のリサイクル工場を造るための費用なのか、これによってそれぞれパターンが変わると思います。どのようなパターンが最適かというのは、これは議論があるところだと承知…
御質問の方、ありがとうございます。 関係事業者、発電事業者か製造者の方いずれかということで、我々の方も、本法案の遂行と並行して、そのEPRの追求で製造者の可能性を模索してほしいとは言ったんですが、これ、論点の三つ目に申し上げたとおり、費用次第なのかなと思います。 例えば、当然、その費用自体が余りにも大きく、その製造業者に対して過度な負担、それも極端な負担が掛かるようであれば、それはEPR自体も難しいかと思いますし、もし製造者に課して、製造者側が価格転嫁して、それを関係事業者、発電事業者の方は償却できればそれでもいいですし、そこでもまだ負担であれば、最…
ありがとうございます。 次に、村上参考人にお聞きをしたいんですが、非常に私も、新規というか、すごく参考にさせていただいたのは、家庭用家屋に関して特別にいろいろと言及されているということで、普通の太陽光パネルというのは敷地に太陽光パネルだけが敷かれているということであると思うんですが、家庭用というのは屋根に載せているというようなことで、家庭用の太陽光パネルを廃棄するときに屋根のパネルだけ廃棄するだろうかと。家屋全体も、もう要するに解体業者が解体をしてしまうんじゃないかというときに、リサイクルと最終処分というようなことを言って、その最終処分もきっちりと有害…
ありがとうございます。 家庭系の問題は、まさしくおっしゃっていただいたとおり、その発生のタイミングというのが単に発電装置、発電設備の入替えであるとか撤収とかいう話ではないというところですね。 例えば、その屋根の改修をおうちのメンテナンスとしてされるときに下ろしますみたいな話もお伺いしますし、おっしゃっていただいたように、家屋の解体に伴って発生ということもあるというふうに認識しています。家屋の解体のときにほかのものもまとめてぐちゃっとやってしまうというケースは、いささかほかの機器類についても発生しているように承知をしていますので、ということでいうと、ま…
国家資格に解体工事施工技士というのがあるようなんですけど、恐らくここの国家資格の中には太陽光パネルの処理のことまで入っていないんじゃないかなと思うので、この資格自身についても改正等をしていく必要があるのかなと、お聞きをしながら感じをいたしました。 杉山参考人にお聞きをしたいんですが、この太陽光パネルを製造するに当たって、中国の場合の新疆ウイグル自治区ということで、ほかの服装なども、ファッション系のこともいろいろ問題となっているわけですけれども、こういう太陽光パネルも、そういう意味で人権問題もありますし、製造過程で非常に石炭を使っているということでござい…
全くおっしゃるとおりだと思います。日本ではその人権の問題ということがほとんど議論されていませんけれども、アメリカは事実上禁止するということをやっていますし、パネルの輸入を禁止するということをやっていますし、EUも同じ方向で動いていると認識しています。 それから、石炭火力発電所を使っているから安いわけですね。あとは、労働力も非常に安い、場合によっては強制労働まで関与していると言われている。 そういったものを輸入し続けるということについては日本でも考えを変えるべきであって、アメリカであれば議員立法でパネルの輸入を禁止していますけれども、日本でも同様な動き…
国、国内で脱炭素ということをやっていても、諸外国でそういう炭素系のもので造っている場合というのは、結局は日本もそれに加担をしているという、カーボンフットプリントというのを国会で質疑をしたことがあると思うので、そういう部分も含めて総体的に考えていかなければならないなと参考にさせていただきました。
本日はどうもありがとうございました。
参政党の梅村みずほでございます。 三名の参考人の先生方、豊富な御知見からお話を聞かせていただきまして、誠にありがとうございました。 お三方のこの法案に対する、あるいはリサイクルに対する、このリサイクル費用の負担に関する、あるいは太陽光そのものに対するスタンスというのは様々かと思いますけれども、お三方共に共通しているのは、拡大生産者責任についてしっかり向き合うべきだというところがあったかと思います。 その点で、詳しくはグラデーションがあるかと思いますけれども、この今国民の負担というところもやはり、私ども、国民の代表としてこの場に座らせていただいており…
将来を予見し難いところもありますので、全て前払というのも難しいのかなと思います。
けれども、ある程度は予測できる支出というものもありますので、それから、捕捉漏れがやってもいけませんので、できるだけ前払にして、必要なものは後払いで補完するという形でよいかと思います。
ありがとうございます。
二重負担という話でありますけれども、負担どうしても掛かってしまうならばという前提で申し上げるならば、途中で申し上げたとおり、この関連する産業盛り上げていって、そっちがきちんと収益を上げて地元に裨益が返るようなところまできちんと考えて仕組みづくりを進めていくという辺りで、何とか還元できればよいのかなというふうに思ってございます。
ありがとうございます。 太陽光発電というのは、設備利用率が低い再エネであると認識しております。それと同じように、風力発電も設備利用率が低いと。 私は、この環境委員会で、地熱をもっと力入れたらどうかという議論をしてきたことがあるんですけれども、同じ再エネとしても、地熱であるとかバイオマスというのはベースロード電源になり得るということですし、大量廃棄というものが余り生じないように思っております。 この設備利用率の低い大量導入、大量廃棄という点では、今後、風力も同じようにリサイクルの法案が出てくる可能性があると思うんですけれども、それを見越して、どういう…
ありがとうございます。 風力のところでございますけれども、まず、特に大型の風力に関して申し上げれば、非常に大きくて、かつハンドリングの悪い素材でできているというのが重要な特徴です。ブレードと称している羽根のところはCFRPだったりしますし、あと、中に非常に大きな磁石が入っているという点も含めて非常にハンドリング難しいので、まず、技術をきちんと確立するというところがまだできていないので、まずそれをきっちり早めにやっていただかないといけない。あわせて、恐らくですが、きちんと管理するような制度設計を担保しないといけないことになるかと思ってございます。 以上…
御質問ありがとうございます。 法案対応で、風力の対応をどうしていくかに関しては、今の村上先生とほぼ同じですね。技術的な対応をまずどうしていくのか、特にローターの取扱いとかというのは難しいかと思いますので、そうしたリサイクル技術の確立というのがまず一つだと思っています。 他方で、タワーであったりとか、風車の場合、いわゆるアイアンというか鉄でできている部分とかというのも多分にありますので、そういったものはほかのローターと違ってリサイクルしやすいところもあるかと思いますので、その全部がリサイクルしづらいというわけではないですし、これは太陽光とまだ一緒くたに…
風力も、系統統合コストまで入れると、やはり非常にコストが高くなると。おっしゃったように間欠的な発電なので、太陽光発電と同様に風力発電も大量に導入すると大変にコストが高くなると。これは先ほどと同じ政府資料に数値が出ております。 なので、ここから先は太陽光と私はほとんど話は同じになると思うんですけれども、まず大量導入すべきではないと。そうすれば、大量廃棄の心配もしなくていいですと。 大量廃棄がやがて避けられないんですけれども、それを、リサイクルを、費用の関係で、うまくできる部分はやればいいと。鉄の大きい柱ですね、あれは多分リサイクルがやりやすい。だけど、…
ありがとうございます。 今年に入り、トランプ政権がパリ協定から再離脱いたしました。そして、先月行われたG7環境大臣会合では、何とかアメリカは代表が来たわけなんですけれども、脱炭素であるとか気候変動というようなところを、従来とは違ってメインテーマから外しています。 まさに、環境対策に対する世界的な見方、潮目が変わったかもしれないと思っているんですけれども、このトランプ大統領のパリ協定離脱に対してどのように思っていらっしゃるか、それに対して日本はどのように対応していくべきか、お三方にお伺いします。今度は逆に、杉山参考人、市川参考人、村上参考人の順でお願い…
まず、トランプ大統領だけではないということで、アメリカ共和党全体が極端な脱炭素というものには反対、安全保障や経済の方が重要というふうに考えているということが一つと、あと、先ほど申し上げましたけれども、中国もアメリカも、中国は石炭火力で、アメリカはガス火力で安い電気をつくって、それでAIの競争に勝つというのが、これがもう最優先のことになっていますと。ロシアもインドも、どこの国も今はエネルギー安全保障ですね、エネルギー安定供給、それから経済性、こちらの方が優先になってきていて。 で、パリ協定というと、今やもう完全に行き詰まっていて、毎年やっていることは同じ…
御質問ありがとうございます。 アメリカの話に移る前に、まずグローバルでの話なんですけれども、国連の会合が起きるたびに、毎回、UNEPさん、国連環境計画の方がギャップレポートとか、あとは、国連の事務局の方が、今、国の出している排出削減目標、これらを積み重ねるとどれぐらいになっているかという、統合報告書という途中経過の報告書というのを出しているんですね。それというのは、COP始まって以降、最初は、みんなの排出削減目標を積み合わせても、これ四度を過ぎちゃうよねというぐらいのまだまだ努力が足りないという状況だったんですけれども、次第にやはりCOPの回を重ねるご…
時間が来ましたが、手短に。
分かりました、手短に。
気候変動のところは、私の立場から見れば、資源循環に対する理由付けの一つとして使ってきたようなところがあるかと思っています。それに対して、仮にそこが弱まったとしても、今、環境影響に対する興味や関心というのは広がっていますので、例えば水消費であるとか土地改変であるとかといったところからの生物多様性みたいなところを考えますので、いろんなものを考えなければいけない時代が来ている中で、多少その重みの付け方が変わっているという状況かなというふうに理解をしております。
ありがとうございました。
れいわ新選組の奥田ふみよと申します。 本日は、大変貴重な御意見お聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。 れいわ新選組は、原発の再稼働には反対しています。原子力には頼らずに、ガスで賄いつつ、地域地域に根差した自然エネルギーへの転換、グリーンニューディールを目指しております。その点で、この太陽光発電、この巨大メガソーラーについては様々な懸念を持っており、そして、この太陽光パネルの処理やリサイクルに対しては様々な問題が山積していると考えております。 今回の法案で、条件付ですが、この太陽光パネルの大量廃棄者に対して一定程度リサイクルへ向けた対策…
ありがとうございます。 その研究であったりとか、あれですかね、設備投資に対する費用がどれぐらいか分からないままでこの支援するというのを法文上に書いているけど、どうなのかということですかね。ありがとうございます。 確かに、今の時点でどれぐらいの費用になるのか、研究のということだと思うんです、はあるかと思います。その点、確かに、ただ、法文上でどれぐらいの予算措置を講じるかとまでは書いていないかと思いますので、そこら辺のさじ加減というのは今後の、何というんですかね、施行された後にもブレーキというかハンドリングできるんではないかなというふうに考えています。 …
ありがとうございます。
続きまして、村上参考人にお伺いしたいと思います。
今の現状で、この廃棄や埋立ての処分をする方が安く済むといった点や、またガラスの高度なリサイクルができていないといった点など、太陽光パネルのリサイクルの課題がまだまだ解決できていない状況です。国がリサイクルコストを負担するということが一定程度やはり必要なのではないかと考えています。そこを、やはり現状、法整備ができていないまま成立していいのかどうか、そこのお考えをちょっとお聞かせください。
そこに関しては難しいところかなと思います。 先ほど来あるかと思いますが、まず、仮に国が負担するとしても、どの部分を負担するのかという問題もあると思いますし、基本的には受益者負担が原則だと思っていますので、やはり発電して利益を得ている方が一定程度負担することはやむを得ないと思っています。パネルを造っておられる方も、それで利益を得ている限りにおいては何がしかの責任を果たしていただくことは必要不可欠かなと。 で、それまずどのくらい足りないのかというところの詰めがやはりできていないというのが現実だと思っていますので、まずどの程度負担を掛けなければいけないのか…
ありがとうございます。 続きまして、杉山参考人にお伺いしたいと思います。 お話を伺っていまして、ごみをとにかく出さない、立つ鳥跡を濁さずというその熱い意見、非常に感銘を受けております。 それで、そのリサイクル、この太陽光発電を使用して出たその処分に対してリサイクルに向けた取組、この数値目標を義務付けるなどの取組が今後基本方針で定めるということになっているんですね。また、その事業者の要件は今後政令で定めるということにもなっています。さらに、このパネルメーカーや輸入事業者はリサイクルの義務がないんですね。 このような何か様々な不確定要素が多過ぎるとい…
冒頭申し上げましたように、誰が費用負担をするのかが明確でないというのが本法案の私は最大の問題で、これが関係事業者、幅広く言っていますけど、その関係事業者が負担するというこの原則をはっきり明記すべきだと思います。 その上で、リサイクルをどこまで推進するかというのは、私はこれも費用と、コストと、あとそのやることで得られるメリットですね、それとの兼ね合いだと思っていまして、余りにもそのリサイクルの費用が掛かるとか、あるいは大量過ぎて現実的ではないということであれば、それは産業廃棄物として処分する部分も出てくるのはやむを得ないと思います。本当はそうなる前に大量…
ありがとうございました。
今後の賛否、採決に向けて非常に参考になりました。皆様、ありがとうございました。
以上です。
沖縄の風、高良沙哉です。よろしくお願いいたします。 本日は、三人の参考人の方々に専門的な知見を伺うことによって大変理解が深まっています。参考にさせていただきます。ありがとうございます。 今回のこの法案に関して、やはり地球規模での環境の保全に対して先進国の日本がどう努力できるのか、どう役割を果たしていくのかということが大切なのだろうと考えて、今日質問もさせていただきたいと思っています。 まず、村上参考人にお聞きしたいんですが、リサイクルまで考えていったときに、なかなか今のお三方のお話の中でガラスのリサイクルどうするんだという話なども出てきていて、市場…
ありがとうございます。市場を巻き込んだというところ、非常に重要な論点かなと思います。 まず、リサイクルされる方、これから技術つくっておかれる方もいらっしゃると思いますので、まずはそこの技術開発投資等々安心してできる環境というのが必要だということでいえば、ある程度リサイクルすればそれが使ってもらえるというその用途開発側みたいな話も併せて進める必要があるものがたくさんあると思ってございます。その辺の支援も含めてやっていただくということが一つ。 あとは、先ほど来申し上げているとおりで、やはりその情報連携みたいな話がやはり大きなところになってくるかと思ってご…
引き続き、ちょっと村上参考人にもう一つお聞きしたいんですけれども、情報連携というときに、やはりこの海外の製造者が多い分野ということでとても難しいのかなというふうにお話聞きながら思っていたんですが、環境配慮設計を、日本はこういうふうな環境配慮設計がなされたものを購入するんだみたいな形で、この配慮されたもの、それが明示されているものを日本国内には取り入れるみたいな、そういうふうな仕組みを導入するような可能性というのはあるんでしょうか。
ありがとうございます。
現時点でこのようなスペックのパネルしか使えませんというルールがすぐ導入できるかというのはちょっと厳しいかと思ってはいますが、少なくとも、先ほど申し上げた含有物質の情報等々をきちんと開示してくれることというのを要求してしまえば、それができないレベルのものは入ってこないということにはなるかと思いますので、まずはその辺から進めていくところかなと思います。
ありがとうございます。参考にしたいと思います。 続きまして、市川参考人にお聞きしたいんですけれども、地域との摩擦の問題が先ほど来やはり出てきていまして、その摩擦を解消して共生していくにはどうしたらいいのかと考えたときに、今日のいただいている資料の九ページと書かれているスライドの中で、廃棄、放置等に対する市民の懸念や、パネルが一部破損したまま未廃棄になっているようなものがあったりして、地域の理解がなかなか得られにくい状況というのが示されているのかなと思ったのですが、こういった状況をどう把握をして、きちんと地域から理解を得られた上でリサイクルまで進めていく…
御質問ありがとうございます。 廃棄、特にここで書いてある放置に関しては、そもそもルールを守らないでやるということなので、その未然防止でこれどうするかというのは大きな問題ですし、我々も、今現時点でこれを解決できる妙案というのは正直ないところであります。 ただ、なんですけれども、実際、事業者自体は誰か、よほど雲隠れしない限りは分かるかと思うので、万が一そういった放置になりそうな案件が出てきたときに、先ほど述べさせてもらったように、中立的に仲裁をしたり、その事業者とのコミュニケーションを取る今すべというのがないかと思うので、そうした中立的な機関みたいなもの…
少しまた参考にしたいんですけれども、市川参考人に、今お話しくださった中立的な機関というものは、どういうイメージ、どういう人たちで構成されているイメージですか。
何というんですかね、アイデアベースで今ぱっと出ていた話なので、私もこれが、じゃ、どれぐらいの、どういう職員かというのはないですが。 さっきのそのドイツの事例ですね。あれは立地を、発電所の選定するときに中立的な機関が介在するという話ですけど、そこの中でファシリテートする方はいろんな御職業の方いるんですね。弁護士の方であったりとか、若しくはその自治体での都市計画をしているような方であったりとか、いわゆるその関連、立地選定というところに関連する有識者の方が集まっているというところなので、ここの中立的な、機関と言うと大げさですけれども、そういった組織体をつくる…
ありがとうございます。
最後に、杉山参考人にお聞きしたいんですが、今日、資料の中で、いただいている資料の五ページのところに、太陽光発電は二重投資だという資料があります。
ちょっと私が知識がないものですから教えていただきたいなと思っているんですけれども、もし、太陽光や風力とかほかの再生可能エネルギーを併用することで火力発電を抑えていって、どんどんとなくしていくという可能性ということは考えられないのかなというのは少し思ったのですが、どうでしょうか。
太陽光発電と風力発電、同時に回るときもあれば同時に止まってしまうことも多いので、ですから、太陽光発電や風力発電を増やすということで問題が解決するというのには程遠い状況になると思います。 電気というのは、何といっても停電させてはいけないので、太陽光が照っていなくて風も吹いていないというときでも供給しなきゃいけないとなると、結局その分、火力発電所は残さなければいけないと。 先ほどの電力系統統合コストというお話をしましたけれども、あの政府の試算は太陽光発電も風力発電も大量に導入して日本全体の三割から四割をそれで賄うという、そういう試算なんですけれども、やっ…
ありがとうございます。
コストや不安定さの問題についても、私もいろいろと資料をまた、何ですかね、学びながら、この問題取り組んでいきたいと思います。
本日は本当にありがとうございました。どうもありがとうございます。
チームみらい・無所属の会、尾辻朋実でございます。 参考人お三方におかれましては、大変短い時間の中で貴重な御提言を賜りまして、ありがとうございました。 今日はソーラーパネルのリサイクル法の話でありますけれども、議論ずっと聞いておりますと、改めて再エネについてどのように考えていくかということまで専門家の御知見を聞かせていただいたかと思います。 杉山参考人に最初にお聞きをしたいと思います。 大変熱い思いのこもった御意見でございまして、私も地元鹿児島なんですが、やっぱりメガソーラーが、どうしても傾斜地に、よく日光が当たるように傾斜地に設置される場合が多い…
施工が悪いと土砂崩れが起きるといった、そういった問題は、私は、今は割とよく認識されていて、政府の方でもそういったものは改善するような、そういう法律も通って、取り組んでいると思います。 ただ、その一方で、先ほども御質問ありましたけれども、自治体等の関与ですね、それをきちんとつくるためにも、やはりこれまでは推進一本やりで割と制度をつくってきたのですが、ほかの工場や発電所並みにやはり手続をきちんと踏むようにすると。これは法律、制度でできることなので、それを国として、国会としてきちんとつくっていけば自治体の関与するポイントもたくさん増えて改善されていくだろうと…
ありがとうございます。 実は、環境負荷のコストというのはかなり計算しにくいだろうなと思いながらお聞きをしたところでありました。またいずれ、どこかの機会で教えていただけたら有り難いなと思います。 以前、実は、市川参考人なんですが、この委員会でもマングースの話をしたことがあるんですけれども、ハブとマングースというのは御存じでしょうか。奄美大島にハブが自生しておりまして、地元の皆さんがハブを捕食してくれたらいいなとマングースを放したと。そうすると、マングースは、実はハブのような強敵ではなくてアマミノクロウサギという小さな生き物を食べてしまったと。で、アマミ…
御質問ありがとうございます。環境の側面で太陽光どうなのかと、シンプルにそういうことですね。 なんですけど、今日冒頭でもお話ししたとおり、とかく、今回この脱炭素対策、再エネの対策というものがコストが高いであったり環境負荷が高いというところがあるかと思うんですけど、申し上げたとおり、気候変動が進んだときに生じている影響、コストというのはほとんど語られていないんですが、まずそれ膨大です。 一例を挙げると、例えば、一九九七年から二〇一七年までスイス・リーという保険の元請会社がやった、これグローバルですけれども、気象災害だけで見ても、一ドル百円換算でもう三百兆…
済みません、時間が来ましたので、ちょっと村上参考人にお聞きができなかったんですが、もう本当に違う視点からのそれぞれの御意見を今日お聞きができたと思っていて。ですので、市川参考人に最後にこのことをお聞きしたのは、是非、市川参考人のお立場からのお話を聞きたかったということで、根本的に、元々ソーラーパネル、再エネを推進してきた理由はやっぱり気候変動、非常に大きく地球環境に影響しているということがあるんだということを改めてお聞かせいただけて、感謝しております。
ありがとうございました。以上です。
無所属の望月です。どうぞよろしくお願いいたします。 最後ということで、もう本当にいつもそうなんですけど、聞くことも余り、大変だなと思いますが。私は一昨年まで和歌山県有田市というところで市長をやっていまして、そこの有田市には今、現、東燃、ENEOS和歌山製造所というところがございます。二〇一五年に、当時東燃ゼネラルと関西電力が共同のプロジェクトで、年間三千百万キロワット、世帯数にして九千世帯分ぐらいのメガソーラーを設置するという相談を受けまして、そこは、石油精製の七万バレルを追加しようということで海を埋め立てて、三十年も四十年も漁業者の反対とかで塩漬けに…
ありがとうございます。これは、正直ベースで全く分からないというところです。 例えば、六倍、七倍というとすごく大きく聞こえると思うんですけど、実際に、先ほどちょっと下手な例示だったんですけど、百万円収益上げているような企業さんがそのリサイクル費用を、その六倍、七倍の高いリサイクル費用でも、僅か十万円が、百万円のうちの例えば十万円ぐらいしか追加負担掛からないのであれば、収益というか利益でそれだけ差し引いても九十万出せるでしょう。ただ、十万円の利益しか出ていないのにリサイクル費用を十万上乗せだとしたら、もうやっていけれないと、それは事業者の言い分も分かるよね…
二千円、まあパー・キロワット程度みたいなところで、この試算がどうなのかというのはありますけれども、一キロワットを生産するための面積というのも大体分かるのかななんて思うんですけれども、ちょっと予測というのは難しいんですかね。難しそうですかね。済みません、単純に聞いてみたかったんですけど。 では、村上参考人にお聞かせいただきたいんですけれども、私もこのサーキュラーエコノミーとか脱炭素というのは経済的政策であるというふうに思っていまして、これが循環して皆さんが、富として社会が回っていくということにつながらないとやる意味がないんじゃないかというふうに思っており…
ありがとうございます。 先ほど来あるように、重量としての大宗はガラスだというところでありますので、ガラスの部分が進むというのは一つポイントになってくるかなと思います。それは、使ってもらえるという意味で、お金になるという意味で変わっていくという意味と、リサイクル費用自体が下がっていく、コスト低減するという二重の意味かなと思ってございます。 そういう意味では、可能性なくないというか、日本、ガラス産業いるので、その辺も冒頭申し上げましたけど、やはり日本に関連産業はいるので、それの日本の強みはきちんと生かさないといけなくて、生産業が駄目にならないうちにと言う…
お三方にお伺いしたいんですけれども、この法案というのは、やっぱり先手先手で、第一歩目だというところで議論の大切さというのは痛感しておりますけれども、サーキュラーエコノミーですね、日本がこのことを進めるに当たって、グローバルでの市場の中での、先ほど来ありました海外で作られたもの、その製品の組成、いろんな問題がありますけれども、グローバルの中で日本がこのサーキュラーエコノミーというものを進めていく、取り組んでいく上での課題感みたいなものをお三方から教えていただきたいなと思います。杉山参考人さんからお願いできますでしょうか。
私は、そのサーキュラーエコノミーというもの自体、いやもう、今あるものを廃棄するというときに、それを本当にリサイクルするべきかどうかというのは費用との見合いだと思っていますので、必ずしもそれを推進するべきではないと思っていますので、特に日本の何か意義というものは感じません。 先手を打って制度を整備するというお言葉ありましたけれども、それはそれで結構なんですけれども、ただ、先手を打つからこそ、より費用負担は関係事業者だということを明確化しておかないと、政府というのは余り予算を一生懸命節約しませんから、たくさん国や自治体の負担というものが膨らんでしまうという…
ありがとうございます。私からは本当にシンプルに一言で。 海外の中での日本のやるべき課題、課題というか、課題としてはあると思うんですね。そもそも輸入にいっぱい頼っていると。パネルも、先ほど来からの話で、海外から導入しているので、なるべく他国で、それも生産しているところで、どういうような人権上の問題であったり環境課題が掛かっていないか、トレーサビリティーをしっかり追っていかなきゃいけないと、そこをしっかりやる必要があるよねと。じゃないと、国内でしっかり廃棄体制整えてやっていても、上流過程のところでは広いもの取り入れていたというと、それ本当のちゃんとしたサー…
ありがとうございます。 まず、サーキュラーエコノミーといったときに、リサイクルだけの話ではなくて、シェアリングとかリユースとか長期使用とかいうところが重要なので、その辺も考えねばいけないというのが一つ。 それともう一つ、その国際的な中でというところで申し上げれば、日本、どうしてもルールメーキングに弱いみたいな話はたくさんあると思ってございまして、私もISOみたいなお手伝いさせていただいているところで、やはりちょっと日本弱いんですね。そういうところで、できるだけ先導的な役割担って、戦っていけるといいますか、そういうところできちんとアドバンテージ稼げるよ…
ありがとうございました。
それぞれのお考え、お聞かせいただきました。ありがとうございました。
以上をもちまして参考人に対する質疑は終了いたしました。
参考人の皆様に一言御礼を申し上げます。
参考人の皆様には、長時間にわたり貴重な御意見をお述べいただきまして、誠にありがとうございました。委員会を代表いたしまして厚く御礼申し上げます。(拍手)
本日はこれにて散会いたします。
午後零時二十一分散会
顔写真の出典(Wikimedia Commons、7件)
- 猪口邦子: Dr. Kuniko Inoguchi (01913252) (cropped).jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、IAEA Imagebank、CC BY 2.0
- 吉井章: Akira Yoshii, Parliamentary Vice-Minister for Land, Infrastructure, Transport and Tourism.jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、Cabinet Public Relations Office of the Cabinet Secretariat、CC BY 4.0
- 三上えり: Eri Mikami 20230123shiseihoshin b 08.jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、内閣官房内閣広報室、CC BY 4.0
- 浜野喜史: Yoshifumi Hamano 20221020.jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、首相官邸、CC BY 4.0
- 串田誠一: Seiichi Kushida 2021-10-24 (cropped).jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、Noukei314、CC BY-SA 4.0
- 梅村みずほ: Mizuho Umemura 20250611.jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、アメリカ大使館、Public domain
- 尾辻朋実: Otsuji Tomomi 2025 0717 (cropped).png(外部サイト、新しいタブで開きます)、ja:User:Sanjo、CC BY-SA 4.0