施工が悪いと土砂崩れが起きるといった、そういった問題は、私は、今は割とよく認識されていて、政府の方でもそういったものは改善するような、そういう法律も通って、取り組んでいると思います。
ただ、その一方で、先ほども御質問ありましたけれども、自治体等の関与ですね、それをきちんとつくるためにも、やはりこれまでは推進一本やりで割と制度をつくってきたのですが、ほかの工場や発電所並みにやはり手続をきちんと踏むようにすると。これは法律、制度でできることなので、それを国として、国会としてきちんとつくっていけば自治体の関与するポイントもたくさん増えて改善されていくだろうと思います。
森林を守る、森林を守ることが生態系に良くて、それがメガソーラーで覆われる、それが海への影響もある、そういったこともあると思います。
生態系保全の一番基本的なところはやっぱり自然を残すと、そういう場所を残すということですので、確実に環境負荷のコストはあると。それを数値化していますかという御質問だったんですけれども、済みません、しておりません。ですが、方法は、方法論は、計算の仕方というものはこれは世の中に幾らもありますので、本当にそれを計算しようと思えばできるはずで、ちょっと私も帰って調べてみますけれども、どこかに数字があれば準備したいと思います。
再エネで良い再エネがあるかということなんですが、まず忘れてならないのは、今電力の一割は水力発電なわけですね。これは一番確立した再生可能エネルギーですと。残念ながら、これ以上増やそうとすると、もう大きい水力発電所造り終わって、あとは小さいのしか造れないんですけど、それだとやっぱりコストは相当に高くなってしまう。
地熱発電というのも、日本はうまく開発すれば水力発電並みになると言われているんですが、いざ開発しようとすると、国立公園の中にあって開発しにくいとか、あるいは地元で温泉事業者の方と相談しなきゃいけないと、なかなかこれがうまくいかないといったような事情があると。
あと、バイオ燃料というのもあるんですけれども、これは、発電所で燃やしている木材と、あと自動車で燃やしているエタノールなどがありますが、これいずれも残念ながら輸入して使っているわけですね。輸入する元の国というのはアメリカとかなんですけど、そこでは火力発電所とか使っていて、そこからチップを、木材を輸入して日本で燃やすことに一体どれだけ意味があるのかというのは私は疑問。
ということで、再生可能エネルギー、実は主力は水力発電なんですよと。だけど、将来どれ増やせるかというと、どれも残念ながら余り大きな柱に育つことは期待できない。なので、やっぱり火力発電と原子力発電という今のスタイルが、日本はそれを続けるのが唯一選択肢かなと思っています。
91杉杉山大志キヤノングローバル戦略研究所研究主幹
太陽光発電と風力発電、同時に回るときもあれば同時に止まってしまうことも多いので、ですから、太陽光発電や風力発電を増やすということで問題が解決するというのには程遠い状況になると思います。
電気というのは、何といっても停電させてはいけないので、太陽光が照っていなくて風も吹いていないというときでも供給しなきゃいけないとなると、結局その分、火力発電所は残さなければいけないと。
先ほどの電力系統統合コストというお話をしましたけれども、あの政府の試算は太陽光発電も風力発電も大量に導入して日本全体の三割から四割をそれで賄うという、そういう試算なんですけれども、やっ…
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92高高良沙哉政府参考人など
ありがとうございます。
コストや不安定さの問題についても、私もいろいろと資料をまた、何ですかね、学びながら、この問題取り組んでいきたいと思います。
本日は本当にありがとうございました。どうもありがとうございます。
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93
尾辻朋実(みらい)
チームみらい・無所属の会、尾辻朋実でございます。
参考人お三方におかれましては、大変短い時間の中で貴重な御提言を賜りまして、ありがとうございました。
今日はソーラーパネルのリサイクル法の話でありますけれども、議論ずっと聞いておりますと、改めて再エネについてどのように考えていくかということまで専門家の御知見を聞かせていただいたかと思います。
杉山参考人に最初にお聞きをしたいと思います。
大変熱い思いのこもった御意見でございまして、私も地元鹿児島なんですが、やっぱりメガソーラーが、どうしても傾斜地に、よく日光が当たるように傾斜地に設置される場合が多い…
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- (上の発言)
94杉杉山大志キヤノングローバル戦略研究所研究主幹
施工が悪いと土砂崩れが起きるといった、そういった問題は、私は、今は割とよく認識されていて、政府の方でもそういったものは改善するような、そういう法律も通って、取り組んでいると思います。
ただ、その一方で、先ほども御質問ありましたけれども、自治体等の関与ですね、それをきちんとつくるためにも、やはりこれまでは推進一本やりで割と制度をつくってきたのですが、ほかの工場や発電所並みにやはり手続をきちんと踏むようにすると。これは法律、制度でできることなので、それを国として、国会としてきちんとつくっていけば自治体の関与するポイントもたくさん増えて改善されていくだろうと思います。
森林を守る、森林を守ることが生態系に良くて、それがメガソーラーで覆われる、それが海への影響もある、そういったこともあると思います。
生態系保全の一番基本的なところはやっぱり自然を残すと、そういう場所を残すということですので、確実に環境負荷のコストはあると。それを数値化していますかという御質問だったんですけれども、済みません、しておりません。ですが、方法は、方法論は、計算の仕方というものはこれは世の中に幾らもありますので、本当にそれを計算しようと思えばできるはずで、ちょっと私も帰って調べてみますけれども、どこかに数字があれば準備したいと思います。
再エネで良い再エネがあるかということなんですが、まず忘れてならないのは、今電力の一割は水力発電なわけですね。これは一番確立した再生可能エネルギーですと。残念ながら、これ以上増やそうとすると、もう大きい水力発電所造り終わって、あとは小さいのしか造れないんですけど、それだとやっぱりコストは相当に高くなってしまう。
地熱発電というのも、日本はうまく開発すれば水力発電並みになると言われているんですが、いざ開発しようとすると、国立公園の中にあって開発しにくいとか、あるいは地元で温泉事業者の方と相談しなきゃいけないと、なかなかこれがうまくいかないといったような事情があると。
あと、バイオ燃料というのもあるんですけれども、これは、発電所で燃やしている木材と、あと自動車で燃やしているエタノールなどがありますが、これいずれも残念ながら輸入して使っているわけですね。輸入する元の国というのはアメリカとかなんですけど、そこでは火力発電所とか使っていて、そこからチップを、木材を輸入して日本で燃やすことに一体どれだけ意味があるのかというのは私は疑問。
ということで、再生可能エネルギー、実は主力は水力発電なんですよと。だけど、将来どれ増やせるかというと、どれも残念ながら余り大きな柱に育つことは期待できない。なので、やっぱり火力発電と原子力発電という今のスタイルが、日本はそれを続けるのが唯一選択肢かなと思っています。
95
尾辻朋実(みらい)
ありがとうございます。
実は、環境負荷のコストというのはかなり計算しにくいだろうなと思いながらお聞きをしたところでありました。またいずれ、どこかの機会で教えていただけたら有り難いなと思います。
以前、実は、市川参考人なんですが、この委員会でもマングースの話をしたことがあるんですけれども、ハブとマングースというのは御存じでしょうか。奄美大島にハブが自生しておりまして、地元の皆さんがハブを捕食してくれたらいいなとマングースを放したと。そうすると、マングースは、実はハブのような強敵ではなくてアマミノクロウサギという小さな生き物を食べてしまったと。で、アマミ…
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96市市川大悟公益財団法人世界自然保護基金ジャパン第一自然保護室気候・エネルギーグループ地域再エネプロジェクトリーダー
御質問ありがとうございます。環境の側面で太陽光どうなのかと、シンプルにそういうことですね。
なんですけど、今日冒頭でもお話ししたとおり、とかく、今回この脱炭素対策、再エネの対策というものがコストが高いであったり環境負荷が高いというところがあるかと思うんですけど、申し上げたとおり、気候変動が進んだときに生じている影響、コストというのはほとんど語られていないんですが、まずそれ膨大です。
一例を挙げると、例えば、一九九七年から二〇一七年までスイス・リーという保険の元請会社がやった、これグローバルですけれども、気象災害だけで見ても、一ドル百円換算でもう三百兆…
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尾辻朋実(みらい)
済みません、時間が来ましたので、ちょっと村上参考人にお聞きができなかったんですが、もう本当に違う視点からのそれぞれの御意見を今日お聞きができたと思っていて。ですので、市川参考人に最後にこのことをお聞きしたのは、是非、市川参考人のお立場からのお話を聞きたかったということで、根本的に、元々ソーラーパネル、再エネを推進してきた理由はやっぱり気候変動、非常に大きく地球環境に影響しているということがあるんだということを改めてお聞かせいただけて、感謝しております。
ありがとうございました。以上です。
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