市川大悟公益財団法人世界自然保護基金ジャパン第一自然保護室気候・エネルギーグループ地域再エネプロジェクトリーダー

2026年5月26日・第221回国会 参議院 環境委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 96 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 108 発言)

御質問ありがとうございます。環境の側面で太陽光どうなのかと、シンプルにそういうことですね。

なんですけど、今日冒頭でもお話ししたとおり、とかく、今回この脱炭素対策、再エネの対策というものがコストが高いであったり環境負荷が高いというところがあるかと思うんですけど、申し上げたとおり、気候変動が進んだときに生じている影響、コストというのはほとんど語られていないんですが、まずそれ膨大です。

一例を挙げると、例えば、一九九七年から二〇一七年までスイス・リーという保険の元請会社がやった、これグローバルですけれども、気象災害だけで見ても、一ドル百円換算でもう三百兆円弱ぐらいの保険の支払出ているんですね。これ、経済の一例です。で、これ、コストというのは誰負担しているかというと、それ元の国のそれぞれの保険会社であったりとか、まあ消費者ですよね、保険料を納めている、そういったところにあります。

で、コストの問題もそうなんですが、環境問題でいかがなものか、太陽光というのは。確かに、現場で斜面を崩すような開発はならぬとは思います。これはもう今後も進める必要はないんではないでしょうか。

ただ、その上で、太陽光は、一切環境負荷を与えない場所に十分なポテンシャルがございます。例えば、屋根の上であったり、もう工場の跡地とか、そういったところに現在の需要の十倍弱ですかね、今国内が一億五千万キロワットぐらいの発電需要なのに対してその十倍ぐらい、千五百ギガワットぐらいの設置面積があるので、そういったところで建てる分には太陽光はそもそも環境負荷は生じません。ですので、別に太陽光を今後進めることが環境破壊をしつつ脱炭素は進められるけどではなくて、脱炭素も進められるけど、環境破壊はしません。

あと、風力に関しても、これ、立地を間違えれば確かに問題ですが、立地を間違えないように措置するというのが重要なポイントでして、技術そのものが悪いというふうには我々は考えていないです。

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