市川大悟公益財団法人世界自然保護基金ジャパン第一自然保護室気候・エネルギーグループ地域再エネプロジェクトリーダー

2026年5月26日・第221回国会 参議院 環境委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 71 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 108 発言)

御質問ありがとうございます。

アメリカの話に移る前に、まずグローバルでの話なんですけれども、国連の会合が起きるたびに、毎回、UNEPさん、国連環境計画の方がギャップレポートとか、あとは、国連の事務局の方が、今、国の出している排出削減目標、これらを積み重ねるとどれぐらいになっているかという、統合報告書という途中経過の報告書というのを出しているんですね。それというのは、COP始まって以降、最初は、みんなの排出削減目標を積み合わせても、これ四度を過ぎちゃうよねというぐらいのまだまだ努力が足りないという状況だったんですけれども、次第にやはりCOPの回を重ねるごとにこのギャップ、つまり、目指すべき二度とか排出削減に対する各国の努力目標の積立てがしっかり行ったことで下がる温度の度合いというのがどんどんと下がってきて、まだまだ二度よりも、一・五度よりも下げるにはまだ十分ではないですが、それでも当初よりかはどんどんどんどん議論を重ねることで進化してきています。そういう意味で、国際潮流として議論を重ねていることで脱炭素というのはむしろ進んでいる、改善しているというのが一つです。

アメリカについてなんですけど、確かに脱退の動きはありました。他方で、例えばなんですけど、アメリカの政府以外ですね、自治体であったりとか企業、若しくは民間セクター、アカデミアが入っている、例えばアメリカ・イズ・オール・インという団体があるんですが、こういった政府以外の団体が、アメリカは気候変動対策するぞというこのイニシアティブ自体がアメリカのGDPの七割を超えるようなところがコミットしているわけですね。気候変動対策、アメリカの政府が抜けても自分たちはやるぞと。

なので、表面上の国家としてはそういう表明をされているかもしれないですが、実排出をしている足下の企業であったりとかのセクターは対策をしようとしていますし、進めています。なので、そこの点に関して我々は全然心配はしていないというのが我々の見解でございます。

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