太陽光発電を大量導入すると、発電コストですね、電力供給コストが三十六・九円、今日、六ページで御説明しましたけど、これは政府の資料、経産省の資料から私が持ってきた数字です。これに比べて、既存の原子力、火力を活用していくならばはるかに安く済むと。この発電コストの差が三十円に上りますと。これは、一般の電気料金、一般家庭の電気料金だと年間十四万円、日本全体の電気料金だと三十兆円の上昇になりますと。これは国民生活や経済を犠牲にするやり方ですので、私は大量導入にこれだけでも反対します。
それと、CO2を減らすメリットというのは、日本全体がCO2をゼロにしてもせいぜい〇・〇〇六度ですね。なお、これは先ほど申し上げたとおりなんですが、では、被害が起きているかというと、統計を見る限り災害の激甚化というものは起きていないし、食料の生産量などは伸びていく一方で、不吉な予測というのはシミュレーション計算によるもので、コンピューターによる将来の計算ですね。では、これが過去を再現できているかというと、例えば過去四十年の海水面の温度上昇を現実の倍のスピードで見積もっているとか、過去もろくに再現できていないようなシミュレーションですので、私はそれは信頼するに足りないと。
こうして考えてくると、太陽光発電大量導入のデメリットというものがメリットをはるかに上回るということは間違いなくて、国民生活、経済という観点からは、これはやめるべきだというふうに思います。
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三上えり(立憲)
地方自治体からの事業者の所在が分からなくなったとか放置案件への対応に苦慮しているという、そういった声をしっかり法案に生かしていきたいと思っております。
ありがとうございました。
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浜野喜史(国民)
国民民主党の浜野喜史でございます。
本日は、参考人の皆様、意見陳述、誠にありがとうございました。
市川参考人、杉山参考人にまずお伺いしたいんですけれども、私は、カーボンニュートラルにつきましては日本として目指していくべきと考えております。その上で、大事なことはその進め方ではないかというふうに考えております。国民生活、経済への影響を慎重に見極めつつ漸進的に進めていくべきであって、国民生活、経済を犠牲にしてしまうような進め方は避けるべきであろうというふうに考えております。
その上で、お二人の御見解をお伺いいたします。なお、反論的な見解も含めて率直にお述…
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37市市川大悟公益財団法人世界自然保護基金ジャパン第一自然保護室気候・エネルギーグループ地域再エネプロジェクトリーダー
ありがとうございます。
ポイントとしては、このカーボンニュートラルの政策、エネルギー政策を国民生活の犠牲にすべきでないというのが御趣旨だと思います。その点に対しては、確かに大きな負担になるのは問題かなと思うんですけど、とかく思うのが、この再生可能エネルギーしかりなんですけど、カーボンニュートラル、この脱炭素の施策に費用、お金が掛かるという、その対策に対するお金のところだけにまずちょっと注目が集まってしまっているのが残念かなというのが個人的なまず意見です。これは、議員だけではなくて、ほかの今国民もそういうように、この対策費用が掛かるという点に行ってしまっ…
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- (上の発言)
38杉杉山大志キヤノングローバル戦略研究所研究主幹
太陽光発電を大量導入すると、発電コストですね、電力供給コストが三十六・九円、今日、六ページで御説明しましたけど、これは政府の資料、経産省の資料から私が持ってきた数字です。これに比べて、既存の原子力、火力を活用していくならばはるかに安く済むと。この発電コストの差が三十円に上りますと。これは、一般の電気料金、一般家庭の電気料金だと年間十四万円、日本全体の電気料金だと三十兆円の上昇になりますと。これは国民生活や経済を犠牲にするやり方ですので、私は大量導入にこれだけでも反対します。
それと、CO2を減らすメリットというのは、日本全体がCO2をゼロにしてもせいぜい〇・〇〇六度ですね。なお、これは先ほど申し上げたとおりなんですが、では、被害が起きているかというと、統計を見る限り災害の激甚化というものは起きていないし、食料の生産量などは伸びていく一方で、不吉な予測というのはシミュレーション計算によるもので、コンピューターによる将来の計算ですね。では、これが過去を再現できているかというと、例えば過去四十年の海水面の温度上昇を現実の倍のスピードで見積もっているとか、過去もろくに再現できていないようなシミュレーションですので、私はそれは信頼するに足りないと。
こうして考えてくると、太陽光発電大量導入のデメリットというものがメリットをはるかに上回るということは間違いなくて、国民生活、経済という観点からは、これはやめるべきだというふうに思います。
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浜野喜史(国民)
ありがとうございます。
引き続き、市川参考人、杉山参考人にお伺いするんですけれども、カーボンニュートラルにつきまして、世界的にどのようにそれが実行、展開されていくというふうに将来のことを見ておられるのか、お伺いしたいと思います。
といいますのも、やはりカーボンニュートラルにつきましてはコスト増を伴うものだと思いますので、日本だけが先頭を切って実行をしてコスト高の経済社会構造をつくってしまったということになっても、これいかがなものかというふうに思いますので、世界的に今どのような展開を見せていくのかということを見極めておくことが日本にとっても大変大切だと…
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40市市川大悟公益財団法人世界自然保護基金ジャパン第一自然保護室気候・エネルギーグループ地域再エネプロジェクトリーダー
ありがとうございます。
世界的にということで、御存じのとおり、二〇一五年のパリ協定の脱炭素社会の国際条約の方、これ締結しておりまして、国が、各国がどれぐらいに削減していくかということをもう既にコミットをしています。
なので、法文、法上というか国際法上としてはもうこれ遂行していくものですし、あと、経済面で、じゃ、これ、国際社会がどういうふうに見てこれ対策取っていくかということですけど、例えばダボス会議みたいなところで、もう主要テーマってこれずっと気候変動なんですね。ビジネスシーンから見ても脱炭素に取り組んでいく意欲とかインセンティブというのは下がってい…
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41杉杉山大志キヤノングローバル戦略研究所研究主幹
私は、もう世界は脱炭素に向かっていない、むしろ逆だと思っています。
中国は毎年五千万キロワットの石炭火力発電所を建てていて、これは日本の全石炭火力発電所と同じだけです。日本が何十年も掛けて建ててきた石炭火力発電所と同じだけを毎年建てている。アメリカはガス火力発電所をどんどん建てて、AIの戦いに勝とうとしている。ロシアは石油とガスの生産、輸出が国の命綱ですけど、誰もやめさせることなどできるはずもない。インドはやはり化石燃料の調達に必死で、ロシアから買ったり、あるいは今中東からの供給が途絶したりして新たな調達に奔走していると。こういう日本より大きい四つの大…
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