衆議院 本会議 第11号
2026年4月9日・33 発言・国会会議録で会議の全文を見る(外部サイト、新しいタブで開きます)
この会議で多く話された要求
- 社会保険料の負担を減らしてほしい6人 / 8発言
- 医療費の窓口負担を増やさないでほしい6人 / 7発言
- 高額療養費の上限を引き上げないでほしい2人 / 2発言
- 子育てと仕事を両立しやすくしてほしい2人 / 2発言
発言の全文
令和八年四月九日(木曜日)
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令和八年四月九日
午後一時 本会議
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○本日の会議に付した案件
政治資金適正化委員会委員の指名
健康保険法等の一部を改正する法律案(内閣提出)の趣旨説明及び質疑
午後一時二分開議
これより会議を開きます。
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政治資金適正化委員会委員の指名
政治資金適正化委員会委員の指名を行います。
政治資金適正化委員会委員の指名については、その手続を省略して、議長において指名されることを望みます。
小寺裕雄君の動議に賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立多数。よって、動議のとおり決しました。
議長は、政治資金適正化委員会委員に
野々上 尚君 秋山修一郎君
片山 泰宏君 大泉 淳一君
及び 森田 祐司君
を指名いたします。
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健康保険法等の一部を改正する法律案(内閣提出)の趣旨説明
この際、内閣提出、健康保険法等の一部を改正する法律案について、趣旨の説明を求めます。厚生労働大臣上野賢一郎君。
〔国務大臣上野賢一郎君登壇〕
ただいま議題となりました健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 少子高齢化の進行により、社会保障制度の支え手不足が深刻化する中で、将来にわたり我が国の医療保険制度を持続可能なものとしていくためには、現役世代を中心に保険料負担の上昇を抑制しながら、全世代を通じ、医療保険制度に対する信頼や納得感を維持し、向上させる観点から、医療保険における給付と負担を見直すことが重要です。 こうした状況を踏まえ、応能負担の徹底等を通じて、必要な保険給付等を適切に行い、世代間や世代内での負担の公平性の確保を図るとともに、限られた医療保…
ただいまの趣旨の説明に対して質疑の通告があります。順次これを許します。高階恵美子君。
〔高階恵美子君登壇〕
自由民主党の高階恵美子です。 会派を代表し、ただいま議題となりました健康保険法等の一部を改正する法律案について質問します。(拍手) 日本は、国民の皆様の御理解の下、皆保険制度によってどこに住んでいても質の高い医療が受けられる社会保障を維持し、世界最長寿国を実現してきました。診断、治療技術の高度化や優れた医薬品、医療機器類の開発は、病から命を守り、あるいは、何らかの慢性疾患の治療を継続しながら社会生活することの支えにもなっています。生産年齢人口が減少する中、六十五歳以上人口ピークへと向かう人口構成の大転換点に立ち、国民の大切な命綱ともいうべきこの制度を…
高階恵美子議員の御質問にお答えいたします。 持続可能な社会保障制度の実現についてお尋ねがありました。 人口減少、少子高齢化が進む中、社会保障制度を次世代に引き継いでいくためには、不断の改革努力が必要です。 必要な保険給付などを適切に行い、世代間や世代内での負担の公平性を確保するとともに、限られた財源及び医療資源を効率的に活用することを目的として本法案を提出しました。 将来にわたって、国民の皆様が安心して医療を受けられる基盤を堅持してまいります。 女性の健康政策についてお尋ねがございました。 約十三年間、私とともに政策構築と推進に取り組んでくだ…
高階恵美子議員の御質問にお答えをいたします。 後期高齢者医療制度における金融所得勘案や、子供の均等割の負担軽減についてお尋ねがありました。 まず、後期高齢者医療制度における金融所得の勘案では、確定申告の有無によらず上場株式の配当等の金融所得を保険料や窓口負担割合などに反映させることで、より公平な負担の実現を図ります。 また、国民健康保険における子供の保険料負担軽減では、未就学児を対象としている均等割保険料の軽減措置について、その対象を高校生年代まで拡充することで、より多くの子育て世帯の負担軽減を図ります。 本法案に盛り込んだこれらの施策を通じて、…
早稲田ゆき君。
〔早稲田ゆき君登壇〕
中道改革連合の早稲田ゆきです。 私は、健康保険法改正案につきまして、中道改革連合を代表して質問いたします。(拍手) まず冒頭、中東情勢の正常化は世界にとって、我が国の国益、とりわけ安心、安全な医療提供体制の確保に最重要課題であります。 総理、報道によれば、イラン大統領との電話会談を行われたということですが、永続的な停戦の働きかけ、ホルムズ海峡の安全航行確保に向けて、どのような具体的な成果があったのか、伺います。 今、中東情勢の緊迫化を背景に、我が国のエネルギーと化学原料の安定供給に対する不安が高まっています。中道改革連合としては、それぞれの地元で…
早稲田ゆき議員の御質問にお答えいたします。 イランとの首脳電話会談に関してお尋ねがございました。 四月八日、私は、ペゼシュキアン大統領との間で電話会談を行いました。 私からは、事態の早期鎮静化が何よりも重要であることを始めとする我が国の立場について、改めて伝えました。 その上で、今般の米国、イラン双方の発表を前向きな動きとして歓迎していると伝えるとともに、最も重要なことは、今後、ホルムズ海峡の航行の安全確保を含む事態の鎮静化が実際に図られることであり、外交を通じて最終的な合意に早期に至ることを期待している旨、お伝えしました。 さらに、私から、ホ…
早稲田ゆき議員の御質問にお答えをいたします。 助産所の事務負担への支援についてお尋ねがありました。 今回の出産に係る給付体系の見直しにより、分娩を取り扱う助産所は、新たに厚生労働大臣の指定を受ける仕組みとなります。 他方で、助産所は比較的小規模の施設が多いことから、指定を受けるための事務負担が過大なものとならないよう、関係団体や現場の方々の御意見を丁寧にお伺いをしながら、施行に向け、必要な対応を検討してまいります。 地域医療介護総合確保基金についてお尋ねがありました。 地域医療介護総合確保基金で実施する施設整備等の支援は、地域医療構想の達成に向…
伊東信久君。
〔伊東信久君登壇〕
日本維新の会の伊東信久です。 私は、党を代表して、健康保険法等の一部を改正する法律案について質問いたします。(拍手) 医療保険制度は、国民皆保険という我が国の社会保障の根幹を成す仕組みです。いつでもどこでも必要な医療を受けられる、この私たちの当たり前は、日本の社会的安定と経済成長を支えてきました。他方で、少子高齢化の進行、医療技術の高度化、物価、人件費の上昇、そして現役世代人口の減少、これらが同時に進む中、今の制度を今のまま将来世代まで維持できるのかという問いから目を背けることはできません。 日本維新の会は、社会保険料を引き下げる改革を主張してまい…
伊東信久議員の質問にお答えいたします。 現役世代の医療保険料抑制についてお尋ねがありました。 必要な保険給付などを適切に行い、世代間や世代内での負担の公平性を確保するということとともに、限られた財源及び医療資源を効率的に活用することを目的として、本法案を提出しました。 具体的には、OTC類似薬の保険給付の見直しや後期高齢者の金融所得の反映など、日常的な医療に関わる給付や応能負担の徹底という観点からの見直しを行うこととしております。 国民が安心して医療を受けられる基盤の堅持とともに、現役世代の保険料負担抑制のため、日本維新の会と自由民主党の連立政権…
日野紗里亜さん。
〔日野紗里亜君登壇〕
国民民主党・無所属クラブの日野紗里亜です。 会派を代表して質問します。(拍手) 私は、三つ子を含む四児の母です。お産も帝王切開も妊婦健診もお薬も、とてもお世話になりました。今、私や子供たちが元気に過ごせているのは、日本の医療と健康保険のおかげです。このすばらしい医療と健康保険を大切な子供たちに残したい。総理に質疑をさせていただきます。 まず、高市総理の現在の社会保障制度に対する認識についてお聞きします。 高市総理は、二月二十日の施政方針演説において、社会保障制度における給付と負担の在り方や所得再分配機能について、国民的議論が必要です、国民会議にお…
日野紗里亜議員の御質問にお答えいたします。 給付と負担のバランスと国民会議についてお尋ねがありました。 我が国の社会保障は、諸外国と比較すると、相対的には中福祉・低負担となっているものと認識をしております。 社会保障国民会議におきましては、まずは給付つき税額控除や食料品の消費税率ゼロを同時並行的に議論を進め、その上で、給付つき税額控除の議論を進める過程で明らかになった社会保障制度の課題などについては、改めて調整の上、協議を継続することとされております。どのように議論を進めるかについては、参加政党とよく御相談していくものと考えております。 給付の在…
豊田真由子さん。
〔豊田真由子君登壇〕
参政党の豊田真由子です。 会派を代表して、健康保険法等改正案について質問をいたします。(拍手) 今回の中東情勢を受け、医療現場でも様々な医療用資材の不足が懸念され、一部では実際に供給の偏りや流通の目詰まりが生じています。 国民の命と健康を守り抜くとともに、コロナ禍で議論となったような、優先的に治療を受ける患者は誰かといったつらい選択をできるだけ医療現場や社会にさせずに済むよう、各製品の流通状況や供給見通しの把握と情報発信、原材料や代替品の確保、さらには、国内での生産体制の構築、国による設備投資や研究支援などの抜本的取組も視野に入れるべきと考えますが…
豊田真由子議員の御質問にお答えいたします。 国民生活に必須の物資の安定供給についてお尋ねがございました。 国民生活を守り抜くため、経済産業大臣と厚生労働大臣が緊密に連携をして、命や健康を支える医療機器や医療物資などの安定供給を必ず実行するよう指示をしています。 今朝も、両大臣が本部長を務める対策本部が開催され、幾つかの医療物資について流通段階の目詰まりを迅速に解消した事例が報告されており、医療機器などについて直ちに供給が滞る状態ではないと聞いています。 まずは、目の前にある医療機器などの安定供給に万全を期すことが重要と考えておりますが、中長期的な…
豊田真由子議員の御質問にお答えをいたします。 社会保険料の負担軽減についてお尋ねがありました。 今般、持続可能な医療保険制度の実現に向けて、世代間や世代内での負担の公平性を確保するとともに、限られた財源及び医療資源を効率的に活用することを目的として、本法案を提出いたしました。 今般の医療保険制度改革において、例えば、OTC類似薬を含む薬剤自己負担の見直しと高額療養費制度の見直しによる最終的な保険料への影響額は、一年当たり約二千六百億円の減少となります。被保険者一人当たりでは、加入している保険者によって異なりますが、例えば、健康保険組合を例に機械的に…
豊田真由子議員から、デジタル化・AI導入補助金の不正受給対策とITツール解約時の補助金返還の在り方についてお尋ねをいただきました。 不正受給対策に関しては、令和五年度の会計検査院報告を受け、経済産業省として、本事業を執行する中小企業基盤整備機構及び事務局に対して指導を行い、既に、不正受給が認められた補助事業者に対して、交付決定取消しや補助金の返還、IT導入支援事業者としての登録取消しといった厳正な処分を行いました。また、不正防止のため、IT導入支援事業者及びITツールの登録審査の厳格化等を行うとともに、ITツールの利用状況の把握のため、毎年度の効果報告…
古川あおい君。
〔古川あおい君登壇〕
チームみらいの古川あおいです。 会派を代表し、健康保険法等の一部を改正する法律案について質問いたします。(拍手) 高市総理は、予算や経済政策の議論において、予見可能性という単語を繰り返し強調されています。企業が投資判断を行うために政策の先行きが見通せることが重要であるという点については、私も同意いたします。 本日、私が問いたいのは、国民にとっての医療の予見可能性です。病気になったとき自分が幾ら支払うことになるのか、世界情勢が不安定になっても医療が維持されるのか、それを見通せることは、国民の生活設計と治療の継続性にとって不可欠です。本日は、この観点か…
古川あおい議員の御質問にお答えいたします。 高額療養費制度の見直しについてお尋ねがありました。 今回の見直しでは、専門委員会で、国民の皆様の予見可能性を高める観点から、家計への影響を分析するため、延べ二十を超える様々な事例や、家計調査を用いた家計の収支状況に関する資料などをお示しした上で議論を行い、一人当たりの医療費の伸びを踏まえた上限額の見直しや所得区分の細分化などを行うこととしており、今後、見直しを行うに当たりましても、同様の取組を進めてまいります。 また、本法案の附則では、社会経済情勢の変化などに対応し、更なる改革について検討するとされており…
古川あおい議員の御質問にお答えをいたします。 高額療養費の年間上限についてお尋ねがありました。 今回新たに創設する年間上限は、現物給付化するためのシステム整備を待つのではなく、まずは償還払いであっても早急に実現を図ることが専門委員会の議論の到達点となっており、本年八月から開始することが患者の皆様の意向にも沿うものと考えています。 その上で、患者の皆様の御負担を軽減するためにも、できる限り早い段階で現物給付化することは重要だと考えており、システム面や実務面での課題について、保険者を始めとした関係者と丁寧に議論を重ねてまいります。 OTC類似薬の保険…
これにて質疑は終了いたしました。
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本日は、これにて散会いたします。
午後二時五十五分散会
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出席国務大臣
内閣総理大臣 高市 早苗君
総務大臣 林 芳正君
厚生労働大臣 上野賢一郎君
経済産業大臣 赤澤 亮正君
出席内閣官房副長官及び副大臣
内閣官房副長官 尾崎 正直君
厚生労働副大臣 仁木 博文君
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去る七日は、会議を開くに至らなかった。
顔写真の出典(Wikimedia Commons、10件)
- 森英介: Eisuke Mori.jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、Cabinet Public Relations Office of the Cabinet Secretariat、CC BY 4.0
- 小寺裕雄: 20211006kotera hiroo.jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、首相官邸、CC BY 4.0
- 上野賢一郎: Kenichiro Ueno 2026.jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、Cabinet Public Relations Office of the Cabinet Secretariat、CC BY 4.0
- 高階恵美子: Takagai Emiko (2018).png(外部サイト、新しいタブで開きます)、内閣官房内閣広報室、CC BY 4.0
- 高市早苗: Official portrait of Sanae Takaichi, Prime Minister of Japan (HD).jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、Immediate source: MOFA/Japanese Embassy to South Africa, probable source: Cabinet Public Affairs Office、CC BY 4.0
- 早稲田ゆき: Yuki Waseda 2022-2-7(3)(cropped).jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、Noukei314、CC BY-SA 4.0
- 伊東信久: Nobuhisa Itō cropped 1 20251204 shakaihoshou 3.jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、内閣官房内閣広報室、CC BY 4.0
- 石井啓一: Keiichi Ishii 20230315teigen komei2.jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、内閣官房内閣広報室、CC BY 4.0
- 豊田真由子: Mayuko Toyota cropped 1 Mayuko Toyota 201510.jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、内閣官房内閣広報室、CC BY 4.0
- 赤澤亮正: Ryōsei Akazawa 2025 (cropped).jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、The White House、Public domain