参議院 文教科学委員会 第9号
2025年5月27日・76 発言・国会会議録で会議の全文を見る(外部サイト、新しいタブで開きます)
この会議で多く話された要求
- 教員の長時間労働を減らしてほしい4人 / 6発言
- 残業を減らしてほしい1人 / 3発言
- 賃金を上げてほしい2人 / 2発言
- 学校給食を無償にしてほしい1人 / 1発言
- 子育てと仕事を両立しやすくしてほしい1人 / 1発言
発言の全文
令和七年五月二十七日(火曜日) 午前十時開会 ───────────── 委員の異動 五月二十二日 辞任 補欠選任 古賀 千景君 斎藤 嘉隆君 五月二十三日 辞任 補欠選任 藤木 眞也君 赤池 誠章君 松野 明美君 金子 道仁君 五月二十六日 辞任 補欠選任 橋本 聖子君 江島 潔君 五月二十七日 辞任 補欠選任 赤池 誠章君 高橋はるみ君 ───────────── 出席者は左のとおり。 委員長 …
ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、古賀千景さん、松野明美さん、藤木眞也さん及び橋本聖子さんが委員を辞任され、その補欠として斎藤嘉隆さん、金子道仁さん、赤池誠章さん及び江島潔さんが選任されました。
─────────────
公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案の審査のため、四名の参考人から御意見を伺います。 御出席いただいております参考人は、福島市教育委員会教育長佐藤秀美さん、全国連合小学校長会顧問植村洋司さん、日本大学文理学部特任教授広田照幸さん及び一般社団法人ライフ&ワーク代表理事・OCC教育テック大学院大学教授妹尾昌俊さんでございます。 この際、参考人の皆様に一言御挨拶を申し上げます。 本日は、御多忙のところ御出席をいただき、誠にありがとうございます。 皆様から忌憚のない御意見を…
おはようございます。福島市教育委員会教育長の佐藤秀美でございます。 このような国会質疑の場で意見陳述を行う機会をいただき、誠にありがとうございます。 堂故委員長を始め皆様には、学校現場の厳しい状況を踏まえ、教師を取り巻く環境を整備するため、熱心な御審議をいただいておりますことに感謝を申し上げます。 私は現在、教育長の職に就いておりますが、それ以前は小学校の教諭や校長として、また県教育委員会では小中学校の教員の採用や人事を担当する立場で職務に当たってまいりました。本日は、そうした現場での経験も踏まえつつ、教育長としての立場から意見陳述をさせていただき…
ありがとうございました。
次に、植村参考人からお願いいたします。植村参考人。
失礼いたします。全国連合小学校長会顧問の植村でございます。二年間、会長職として中央教育審議会委員を務めさせていただきました。本日は、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございます。 私は、教職三十八年間、小学校の教員などとして勤めてまいりました。行政経験を経て、校長としては二校十年間の経験があります。本日は、これまで長年勤務してきた小学校の教員そして校長という立場から、今回の法案について、僣越ではありますが、意見を述べさせていただきます。 それでは、資料に従いましてお話を進めさせていただきます。 まず、初めにということで、二点お話しします。 一…
ありがとうございました。
次に、広田参考人からお願いいたします。広田参考人。
日本大学の広田です。 私の専門は教育社会学ですが、ここ数年は教員の長時間勤務の問題を実証的に研究してきています。 今回の給特法改正案については私は大きな不満を持ってきておりましたが、衆議院の方で修正案と附帯決議が出され、ある程度良くなったと思います。しかし、それでも不満はあるし、長時間勤務問題の解決に向けてもっと前に進めてほしいこともあります。 ここでは、手短に三つのお話をした上で、今回の法案に関して三つのお願いをしたいと思います。 まず、資料二ページの表になりますけれども、私のお話の一つ目、一つ目は、教員の仕事の絶対量が多いので、働き方改革を徹…
ありがとうございました。
次に、妹尾参考人からお願いいたします。妹尾参考人。
皆さん、おはようございます。よろしくお願いします。 私の方からは、このプレゼンテーションの資料を基にお話しさせていただきます。 表紙は、子どもたちにとっても、教職員にとっても、ウエルビーイングな学校づくりというふうにしました。 ある調査、国がやった調査ですけれども、によると、約四割の小学校の教諭が寝不足ぎみ、不眠症というふうになっているほど、今先生方は疲れていて元気のない状態です。 私も子供が五人おりまして、しっちゃかめっちゃか子育て中ではありますけれども、本当に先生たちが疲れ果てている状態では、うちの子にとっても良くないということで、本腰を入れ…
ありがとうございました。
以上で参考人の御意見の陳述は終わりました。
これより参考人に対する質疑を行います。
なお、質疑及び答弁は着席のままで結構でございます。
質疑のある方は順次御発言願います。
自由民主党の石井正弘でございます。 本日は、参考人の皆様方、大変貴重な御意見をお述べいただきました。今後の法案の審議の際の参考になるものと、このように受け止めさせていただいた次第でございます。 それでは、早速質問に入らさせていただきたいと思います。 まず最初に、佐藤参考人と植村参考人、教育の現場において管理職として大変な御苦労を積んで、また今現在、責任あるお立場として、働き方改革、これを推し進め、さらにまた今回の法案を作成するに際しましても大変貴重な御意見をお述べいただいたと、このように承知をしているところでございます。 そこで、お二人に、まずも…
ありがとうございます。 教員が不足していることでございますが、やはり教員の熱意や努力に頼り過ぎて、そしてどんどんどんどん肥大化していったことにまず一つ大きな原因があるんだろうなとは思っています。 ただ一方で、その減っているものを何とか増やしていく、人員を増やす、これも大切なんですが、人員を増やすためにはある程度の時間が掛かります。先ほど参考人もおっしゃっていたように、実は教員を志願する者をどれだけ増やしていくか、私、ここがやっぱり大切だと思っておりまして、私のこれ肌感覚ですが、採用業務に携わっていた折に教員を志願した理由を読んだり面接をしたりした際に…
御質問ありがとうございます。 まず、教員不足ということでございますけれども、やはり、今、佐藤参考人がおっしゃったとおり、教員が魅力的な姿を子供たちに見せるということが校長としては大事だなというふうに考えております。それが将来の教師増ということにつながると思っています。 御質問の中で離職というようなお話もあったので、その点について私述べます。幾つかいろいろあると思うんですけれども、二つ考えました。 一つは、真面目な人ほど一人で抱え込んでしまうという傾向があると思います。したがいまして、学校が支え合う体制をつくっていくということ、組織として守っていく、…
ありがとうございました。 私も本会議で石破総理に質問した際に、小学校時代、大変すばらしい先生に出会うことができたと、このことが一番記憶に残っているというお話をいただきまして、まさに今の御説明、納得できるような御意見だったというふうに感じているわけでございます。 それでは次に、広田参考人にお伺いさせていただきたいんですが、先ほど、様々な定数改善のプラン等々お話をいただきました。非常にこれは重要な問題でございまして、教員定数の改善、これも今後の、我々、教育養成議論しておりますけれども、一番大きな課題だろうというふうに思うわけなんです。 ただ、現実見てお…
御質問ありがとうございます。 私が試算したところでは、給特法をやめて残業代を払う仕組みに戻したら、年間二兆円とか三兆円、二兆円台だと思いますけど、それぐらい一気に掛かってしまうわけですね。じゃ、残業代払うのは嫌だから先生増やして、そっちの方が割安になるかもしれないって計算したら、一気に増やそうと思ったら一兆五千億ぐらいの試算になりました。だから、そんなお金を財源としてどうするんだと言われたら、教育学者としては頭を抱えるばかりなんですが。 ただ、今回、図の形でお示ししたように、今急速に少子化が進んでいますから、そうすると、これまで、教員の人数については…
ありがとうございます。
それでは、最後の質問、妹尾参考人でございますけれども、教員のその職務の特殊性ということが、先ほどお話が植村参考人からあったんですけれども、こういった点、超過勤務手当を算出するにも、現場ではなかなかその特殊性があって難しいという意見があるんですが、これに対してどのようにお考えをお持ちでしょうか。
確かに、例えば英語の先生が洋画の映画を見ているのはプライベートなのか教材研究なのかと言われると、どうかなというところがあったりとか、いろいろ難しさはあるとは思います。 ただ一方で、保護者対応で時間掛かっているとか、いろんなその行事の準備をやっぱりせざるを得ないとか、あるいは事務作業が残っているといったこと、これは明らかに時間外として認定できる部分もありますので、教材研究、授業準備、研究どうするかというところは残るとは思いますけれども、かといって全部できないというわけではもちろんないので、実際、私立だとか国立では、まだまだ課題はありますけれども、できてい…
終わります。ありがとうございました。
立憲民主・社民・無所属の斎藤嘉隆です。 今日は、四名の参考人の皆さん、本当に貴重なお話をどうもありがとうございました。 全員の方に一問ないしは二問ずつ簡単にお聞きをしたいと思いますが、ちょっとお答えづらい中身もあるかもしれませんので、お答えづらければもう結構ですので、お願いをいたします。 まず、佐藤教育長さんにお伺いをしたいと思います。 今回の改正の柱の一つは、教育委員会などに働き方改革実施の確保のための措置、計画や報告を義務付けるということがあるんです。 でも、今の教育長さんのお話をお聞きをしたら、もう福島市の教育委員会は計画も立てているし、…
ありがとうございます。 今、委員より御指摘いただきましたが、私はまだまだ福島市もやることはたくさんあるなと思っています。 また、様々な自治体がありまして、実は総合教育会議も年開いて一回とか、そういう自治体もあります。福島市は年に三回、これは定期的に実施しているわけですけれども、やっぱりそうしたものをしっかりと機能させていって、学校、教育委員会だけではなくて、市長部局、いわゆる市長部局と、それから地域の方々を巻き込んでこの議論をしっかりと広めていく、これがやっぱり大切なのではないかな。 そういう意味で、私は極めて有効であるし、これは終わりがなく、常に…
ありがとうございました。 今回の法案によって更に一歩活動、取組が前進するだろうということだったと思います。ありがとうございます。 それで、植村校長先生にお伺いをしたいと思います。 処遇改善について具体的にお話をいただきました。これちょっとナーバスかもしれませんが、今回、実は、義務特手当が人材確保法に基づいて今支給をされていますけれども、これが全体に減額をされて学級担任に上乗せがされると、こういうことになっています。それから、特別支援の教員の調整額が、これも薄く削られると、こういうことになっているんですね。実は、処遇改善といいながら、一方で処遇改悪に…
御質問ありがとうございます。 まず、学校で今大事なのは、言葉でいえばチーム学校ということで、学校全体で子供たちのために力を尽くすというところだと思います。特別支援教育に関わることも、特別支援学級等々の教員だけでなく、学校全体で学級担任も含めて取り組んでいるというのが実態でございます。 したがいまして、今回、まあ部分で見れば様々あるかもしれませんが、私が認識しているところでは、全ての教員が処遇が上がるというふうに私はトータルでは認識しておりますので、下がる教員がいたり上がる教員がいるという認識は私にはありませんので、とにかく学校全体で子供たちを見る、そ…
先生、もちろんそうです、トータルとしてはそうなんですが、ただ上がり方に教員によって差が出てくる。このことについてはいかがでしょうか。
ちょっとどうかというのはなかなか難しいところで、全てが同じように上がるのが一番いいかなというふうに思いますけれども、やはり学校組織として全員が何らかの形で処遇改善があるという、広い意味ではこれは有効なことではないかなと考えます。
以上でございます。
ありがとうございました。 それでは、広田先生にお伺いをします。 今回の修正では、附則に、定数標準法の見直しと検討ということも盛り込まれています。今、先生から乗ずる数の見直しについてお話があって、資料も、このグラフですね、お示しをいただきました。大変興味深くお伺いをしましたが、ちょっと関連してお伺いをします。 乗ずる数の見直し、十年で例えば一・四の乗ずる数を一・五倍にするならば二・一にしていくということなのかなと思いますけど、これは十年間で例えば〇・七増やすのであれば、〇・〇七ずつこうやって増やしていくのか、あるいは何か手厚いところに、手厚く対応が必…
御質問ありがとうございます。 プロセスは、均等に割り付けて、要するに、一・五%を、十で割って少しずつ上げていくという、そういうシミュレーションをした結果がこれになります。 加配の扱いについては、まずは義務標準法の方で、基礎定数で近似直線を作るんですね。学級数別の先生の数の近似直線を作って、そこに加配をこうやって割り付けていくという形で計算式を立てて、それの変動を見ました。ただし、加配は、教職員の、教員の定数の中のごく一割ぐらい前後だと思いますから、そこをどう増やすかとかという議論をしても、恐らく長時間勤務問題の絶対的な解決にはなかなかならない。 そ…
ありがとうございました。
じゃ、最後に妹尾先生にお伺いをします。
先生も指摘をされていますけれど、今の学校教育の現状をやっぱり精緻に把握しないと対策は生まれないと思うんですね。ところが、文科省さんは今回、勤務実態調査というものは基本的には行わないと、状況調査はしましょうと。教育委員会に聞き取りをするのかどうか分かりませんが、それで精緻な状況が分かるのか、対策が打てるのかという私なりのちょっと疑問があるんです。このことについての最後コメントいただけませんでしょうか。
私の資料の二十九ページにも書きましたけれども、少し飛ばし飛ばしだったので、ちょっと短くお話しいたします。 一つは、各教育委員会等で、タイムカード等で客観的なデータが大分整備されてきたというところは確かではございますが、一日四十五分という休憩時間が取れてもいないのに四十五分はもうマイナス、控除されていたりとか、あるいは土日とか放課後の一部、打刻しない先生とかもいるんですね、やっぱり早く帰れ帰れ言われますから、あるいは面談しろとかいろいろ言われますから。そのように、文部科学省さんなりは勤務実態の見える化とおっしゃるんですけれども、むしろ見えない化が今どんど…
どうもありがとうございました。
公明党の下野六太でございます。 四人の参考人の皆様、大変お忙しい中にありがとうございました。勉強になりました。私は中学校で三十年間体育の教師を行ってきておりまして、非常に勉強になりました。 時間が、皆様にたっぷりお伺いしたいところなんですが、十分間しかない時間で大変申し訳ないと思っております。 ちょっと佐藤参考人中心に質問させていただきたいと思います。 妹尾参考人がおっしゃった学校の先生方がウエルビーイングである、ハッピーであるということが非常に重要であるということは全くおっしゃるとおりだと思います。その状態をつくらねばならないというふうに思って…
全て佐藤参考人でよろしいですか。
はい、そうです。
ありがとうございます。 何点かいただきましたので、手短に回答させていただきます。 まず、他市からやってきた声でございますが、まだこれスタートしたばかりですので、他市から、確かに異動して入ってくる先生方はいらっしゃいますが、その先生方の声はまだちょっと私としても把握しておりません。 それから、二点目の現場との懇談でありますが、大変重要な視点をいただいたなと思っています。私は、そのモデル校に足を運んで、その中核となる先生に今回話を聞きましたが、やはりそうした取組は必要なんだなと思います。学期末には私から各学校の全ての教員にメッセージを、この学期ありがと…
ありがとうございます。 すばらしいこの取組を是非成功させていただきたいなというふうに思っています。 後ろに文科省の職員がいれば、しっかり後押しを、テストの採点業務とか、そういったところもサポートをしっかりやっていく、後押しする、こういうことがやっぱり国として支援をやっていくということは重要ではないかというふうに思っております。 ここまでの働きがい、やりがいを先生たちが持てるということは、妹尾参考人がおっしゃったウエルビーイングの状態が日常化していく、そして、それが広田参考人もおっしゃっていた、いろいろな教材研究等の自主的な研究等にもつながっていくの…
ありがとうございます。
今委員おただしの非認知能力、私どもも非常に重要だと思っておりまして、実は今年度から、認定こども園一園と小学校一校をモデルとして、非認知能力の育成に関するモデル事業を立ち上げました。福島に隣接する、ボーク重子さんというエキスパートの方が川俣町出身でいらっしゃるんですが、その方のお力を借りながら、家庭における非認知能力の育成ということでスタートさせました。
以上であります。
是非、そのモデルを好事例として横展開できるように成功させていただきたいなというふうに思っております。
済みません、残りの三人の参考人の皆さんには質問することできませんでしたが、もうしっかり皆さんの御意見、御要望等は反映させていきたいというふうに思っております。
今日は大変ありがとうございました。終わります。
日本維新の会、金子道仁です。 本日は、貴重な御講演、ありがとうございました。限られた時間ですので、できるだけ皆さんに御質問させていただきたいと思います。 まず、第一点目に、働き方改革に関してですが、業務実態の見える化とPDCAサイクルの重要性という点で植村顧問が発言されました。 この点について、植村顧問と、あと妹尾参考人にお伺いしたいんですけれども、やはりこのPDCAサイクルを回すためには、見える化、つまり項目ごとの数値化をしていく必要が、重要なんじゃないかと思うんですが、私も先般の国会等質疑の中でも、やはりこの見える化をする、数値化をするのは勤務…
御質問ありがとうございます。重要なところかなと思いますが、なかなか難しい部分でもあるなというふうに感じております。 まず、大前提として、今学校の業務が増大しているというところから、先ほどもお話しさせていただきましたけれども、学校、教師が担う業務に係る三分類、これを精緻に明確化していくということがまず大事かなというふうに思っております。学校としては、学校の中でやること、外でやっていただくことをもっと明確にしてほしいなという声をたくさん受けております。したがいまして、この三分類をまず精緻に明確化するというところが大事かと思います。 具体についてはちょっと…
私は、過労死防止の本を書くときに、ほとんどの都道府県と政令市の働き方改革に関するプランを全部、があっと一覧して見ました。そこでの指標とか目標の多くが在校等時間をやはり減らすということで、四十五時間以内とか八十時間以内ということで、ほとんどが時間だけということになっていました。もちろん時間は健康確保のためには大事なんですけれども、それだけだと時短プレッシャーが高まるばかりだったり、ごまかしが起こったりということになると思います。 なので、時間だけではなくて、ほかの指標なんかもモニタリングしっかりしていく必要があると思いますけれども、細かくは申し上げません…
ありがとうございます。 このテーマももっと掘り下げたいんですけど、皆さんに一問ずつお伺いしたいので、ちょっとここで終わりにしたいと思います。 続いて、佐藤教育長にお伺いさせてください。 資料の、これは先ほど下野委員も言われた、十一ページですか、部活動サポートの件、非常に興味深く聞かせていただきました。市職員の兼業という範囲を広げたとあるんですが、これ、学校教職員の兼業の拡大ということは入っているのでしょうか。ちなみに、例えば、幼稚園や小学校の先生が兼業として中学校、これ中学校に勤務する市職員ということなので、これは教職員ではないのかな、どうなのかな…
ありがとうございます。 まず一点目でございますが、教員の兼職、兼業につきましては、休日部活動、これに関しましては、各競技団体の方で子供からある程度の、例えば五百円なりの負担をいただいて、そこから手当が支給されるような形を取っている競技団体もあります。それから、先ほどの市職員が兼職、兼業でいくということに関しましては、幼稚園の園長、これ会計年度任用職員でありますが、この園長が中学校でソフトテニスを指導しているというのが一点ございます。 二点目の財政でございます。 スクールロイヤー、本市も昨年の十月から導入したのですが、これも総合教育会議の中で市長がこ…
ありがとうございます。
是非その辺りの詳細もお伺いしたいところなんですが、最後の質問を広田先生にお伺いさせていただきたいと思います。
貴重な資料を見せていただきました。先ほど斎藤委員からも御質問ありました資料の三なんですが、こちら、二〇二三より前からのデータを見るとどのようになっているか。つまり、子供たちの数は二〇二三から減っているわけじゃなくて、恐らく二〇〇〇年、もうちょっと前からずっと減り続ける中で、教員の配置数というのはそこに対してどのような推移をしているのか、その辺りのお話をまずお伺いできますでしょうか。
ここに出ている二〇二三年からのしばらくは本当に急減ですけれども、その前はそれよりはやや寝た、緩やかな減少の中で、文部科学省は加配の定数を一生懸命確保して、できるだけキープするという形で動いてきています。
ただ、その中では、自然減の部分は予算的に削られてきていますから、このまま行くととても危ない状態だというようなことですね、これまでは何とかなっているという。
ありがとうございます。
続きの質問をしたいところですが、時間なのでまとめさせていただきます。
非常に今日は貴重な御講演いただきまして、ありがとうございました。それぞれにお知恵をいただきながら、今回の、今後の質疑に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。
冒頭、妹尾参考人にお伺いしたいというふうに思います。 学校現場は、そうか、女性が選ばない職場になっているのかというのをデータで見せていただきました。 確かに、私たちには生理があり、妊娠があり、つわりがあり、出産があり、ホルモンの乱高下があり、さらには自分の子供の入学式や卒業式、授業参観にも行けないというような先生を目の当たりにしていると、まあ選ばないんだろうなというふうに思いますし、また、校長先生などの女性の管理職の比率の低さ、まあ小学校は大分改善されてきましたけれども、中学校や高校はいない。そりゃ辞めてしまう、選ばない。そこの人材のプールに女性がい…
どちらに。
妹尾参考人です。
ありがとうございます。 女性の受験者の減少につきましては様々な背景があると思いますけれども、二十年前、三十年前は、やはり企業等と比べましても、教員の世界は賃金格差もございませんし産育休も充実していますしということで、ある程度良いところもあったんだろうなと思います。これが、この二十年、三十年の間で、むしろ企業等は非常に働き方改革、まだまだ十分じゃないところもありますが進んできた部分、あるいは賃金格差の問題等も、まだまだ十分じゃないところありますけれども改善してきた部分もあります。あるいは、週休三日でもいいよとか、在宅勤務でもいいよとか、あるいは育児中の方…
広田参考人にお伺いしたいと思います。
総教員数を維持することで、少子化の中で総体的に学校現場の働き方改革を進めていく、大賛成です。
一方で、この論を、財務省を説得していくために効果的な、諸外国の事例等に倣ってその有益性を述べることができるようなデータ等があれば教えてください。
あると真っ先に皆さんにお見せしていたと思いますけれども。 これまで、教員定数をめぐる議論というのは、新規の要求したって財源どうするんだという形ではねつけられてきていますから、なかなか思い切った増員ができないという。だけれども、急激な少子化はむしろ新規の財源を必要とせず、学校の状況は良くなるという、そういうふうに考えれば、今政治的に動く非常に大事なタイミングなんじゃないかというふうに思います。それはなかなか、省庁レベルの話というよりは政治的な決断で、教員定数の問題を政治的に方向付けるという、その今タイミングだと思いますので、是非よろしくお願いしたいと思い…
植村参考人にお伺いします。 先ほど、人確法の完成時、昭和五十五年には一般行政職との優遇分約七%だったけれども最近は一%にも満たないと。やっぱり七%というのは確保をしていくべきだというような御所見お述べいただきました。 ただ、今、民間とも本当に良い人を奪い合っているような状態で、教免取ったのに教職を選ばないなんて何だか冷たいわねなんという話ではなくて、水がそちらに流れない仕組みにしてしまっている、これ構造的な課題だと思うんです。 そういう部分では、お給料、お金、一般のそういったお給料、いわゆるお給料よりも、先生ってどのくらい高いのであれば満足度を持っ…
無限大だとは思うんですけれども。 先ほどの七%ということでいえば、答申では一三%という数字を出していて、七%を担保する、確保するためには一三%という数字を算出、ちょっと算出の根拠について私定かでありませんけれども、そういう数字をいただいているところがあります。多分、この一〇%を段階的にという、プラス様々な手当等で七%に相当する処遇の改善が見られるというのが今回の流れなんだというふうに理解しております。 したがいまして、これで十分かどうかと聞かれるとなかなか難しいんですが、ただ、四%を段階的に一〇%というのは、教員にとっては一つ大きなやりがいにつながる…
先生は人格をつくる崇高な職業だったらもっとお給料ちょうだいよと私は思うんですけれども、それ以前に、過去十年でも、その法定給についての推移を見てみると、インフレ調整後、諸外国は上げているのに日本は減なんですよね。そういう部分でもここに手当てが足りないんじゃないかなという課題感から質問させていただきました。 最後に、佐藤参考人に伺います。 今回、組織マネジメントというのも法案の大きなポイントになります。昨今、教育長や校長を外部人材を登用するということの御評価について伺いたいと思います。 古くは元リクルートの営業マンが広島県の教育長になったり、今は元TB…
ありがとうございます。 私は、教育長の職に、いわゆる教員だけではなくてたくさんの方が入ってくることは大いにあるべきだなと思っています。もちろん、学校のこと、それは校長などを経験した者がよく分かるよね、これは当然ですが、やはりマネジメントであったりいろんな戦略を立てることに関しては私などよりも優れた方はたくさんいらっしゃると、そう思います。 ですから、そこにどういった例えば教育部長なり職員が就くかということでそこは補っていけば、より良い改革が進められるのではないかなと、このように思っていますし、私もそういった教育長さんを何人か存じ上げています。 以上…
やっぱりそこもチームワーク、チームで支えるということで民間の知見も学校現場に取り入れていけるという貴重な御示唆いただきました。
今日は、四人の参考人の皆さん、ありがとうございました。終わります。
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この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、赤池誠章さんが委員を辞任され、その補欠として高橋はるみさんが選任されました。
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日本共産党の吉良よし子でございます。 本日は、四人の参考人の皆様、貴重な御意見を本当にありがとうございます。 それでは早速ですが、初めに広田参考人に伺っていきたいと思います。 そもそも、この一九七一年に制定された給特法というのは、教職調整額を支払う代わりに、公立学校の教員を労働基準法、残業代支払制度の適用除外としたものだと。結局、そうやって適用を外したことで、妹尾参考人からも御指摘ありましたけど、教育行政、コスト意識ゼロで教員の仕事を増やし続けたと。 さらに、文科省は、時間外の残業を時間外在校等時間などといって労働時間とカウントしないというあり得…
給特法を廃止して残業代を払う仕組みにしたら、割増し給で一・二五倍ですから、物すごいお金を各自治体が出さないといけないから、それよりは先生を増やした方がいいという、仕事を減らした方が残業代使わなくていいとかというインセンティブになるのは確かです。 そういう意味ではその考えには一理あると思うんですが、ただ、今の状況の中で、時間外勤務で働いているやつを残業代を払うという、決めた瞬間から非常に巨額の出費が発生するので、そうすると、その財源は取りあえずどうするんだと言われてしまうから、みんな怖くてそっちの方向へ踏み出せないんじゃないかなと思います。 そういう意…
少なくとも残業代が教員定数増やすインセンティブになり得るというお話だったかと思います。まあすぐやるかどうかという問題はあると。 私自身も、やはり教員定数を増やすことは絶対的に必要だと思っているわけです。先ほどのお話聞いていましても、現状、多くの教員が長時間の時間外勤務を余儀なくされているのは、やはりそもそもの授業時間が長過ぎる、多過ぎる。一日五こま、六こまを担当して、その結果、勤務時間内のほとんどがこの授業に関する時間で費やされている現状があるからだと考えているわけです。 ここで、四人の参考人の皆様全てにお答えいただきたいんですけれども、やはりこの教…
持ちこま数を、やっぱり教員を増やすことによって持ち時数が減っていく、これは必要だなと思っています。ただ、そこに上限の目標を設定するとなると、学校、いろんな学校があって、例えばこれは産休であったり病休があったり、いろんなことがございますので、それは検討を要するかなと、このように考えております。
以上です。
まず、先ほども申し上げたとおり、特に小学校においては持ち授業時数が多いというのは大きな課題だというふうに捉えております。小学校高学年の教科担任制、それが今度、中学年、四年生が段階的にということですが、そういったことも含めて、定数改善というのは必要だというふうに思っております。上限につきましては、少し慎重に検討が必要だというふうに考えております。
以上でございます。
私、やっぱりしゃべったとおりで、持ちこま数を減らさないといけない、それで教員定数は増やさないといけない、上限を付けるかどうかはプラスとマイナスをちゃんと判断した上で考えたいと思っています。
私は、持ちこま数の削減なり上限の設定には賛成です。やはり、先生たちのゆとりというのは子供の学習環境の上でも非常に重要な条件の一つでありますので、これは加配ではなくて基礎定数としてしっかり安定的に保障していくことが必要だと思います。
以上です。
ありがとうございます。 いずれも、やはり持ちこま数を削減をしていくこと、それに伴い定数も増やしていくということは欠かせないという御意見だったかと思います。これ本当に重要な御意見だったと思っておりますので、議論にも反映させていきたいと思います。 そして、次に広田参考人、そして妹尾参考人にも是非伺いたいと思うんですけれども、やはりその定数を改善するというのはもう絶対的に必要だというのは間違いないと思うんですけれども、衆議院の議論においてあべ文科大臣は、教員の定数改善の総数というのは、現状六千六百人を予定しているということを御答弁をされているわけです。しか…
今日、私が提出した図を見ていただくと、乗ずる数を十年間で一・五倍にするってした場合と、そのままにした場合では、十年後には大体十一万人違うわけですね。要するに、六千六百人では改善されるまでに長い時間が掛かるから、ある程度、万単位で、自然減を食い止めるという形を前提にした上で、万単位で積み上げていくということが必要だと思います。そんな感じですかね。 だから、加配定数は、過去の加配定数を見ると、年によっては数百人、年によっては数千人という規模でやっていますから、要するに万まで行かないわけですね。そうすると、学校の長時間勤務を構造的に改革できるまでにはあと何十…
具体的にちょっと何人という話ではないですけれども、私の資料の二十三ページにも書きましたとおり、義務教育標準法が制定された当初の答弁を見ていますと、一日当たり四こま程度の想定で文部省はいたわけですね。こういった部分ですとかをしっかり踏まえる必要があろうと思います。 しかも、その当時と比べて随分教育課題は複雑化していますし、しっかり協働的な学び、探究的な学びもやっていかないといけないことも考えますと、しっかり、先生方の役割が大事だということであれば、一日当たりのこま数というのをもっと減らしていかないといけないと思います。 それから、発表の人数につきまして…
御意見ありがとうございました。
先ほど、万単位でやはり教員が必要だというお話に佐藤参考人が深くうなずいていらっしゃったのが印象的でございましたし、一年四こまで定数をそもそもカウントしていたはずだという妹尾参考人の御意見も非常に重要だと感じました。
どうもありがとうございました。終わります。
広島県、無所属の宮口治子と申します。 今日は、お忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただいて、本当にありがとうございました。 まずは、佐藤参考人に二つお尋ねいたしたいと思います。いただいた資料八ページ、教育委員会からの指導ではなくというちょっと文言だけをピックして質問したいんですが。 私も子供を三人育ててきた保護者といたしまして学校と関わってきたわけですけれども、保護者視点で納得できないような教育方針が急に決まったりということが、これは教育委員会で決められたらしいというようなことも多々ございました。そういった納得できないような旨を伝えるとき、やはり保護…
ありがとうございます。 保護者の方の声というのは、それはやっぱり変わるチャンスでもあるんだろうなと思います。子供のことを考えての御発言ですので、それは、しっかり話し合うことで歩み寄れる場というのは必ずあるのではないかなと思っています。 ただ、先ほどスクールロイヤーの話をさせていただきましたけれども、やはり理不尽な要求等に関しましては、これはやっぱり法的な立場から、それはどうですかということを言っていくということも必要なのかなと思っています。回答になっているかどうかは分かりませんが。 二点目の留守電でございます。 実は、この留守電を導入するのも、い…
ありがとうございます、貴重なお話を聞かせていただきました。
続いて、植村参考人にお話をお伺いします。
全国連合小学校長会の会長を務められたということですが、校長先生によって働き方改革の取組具合に差があるということをよく聞きますが、全国の校長が各学校で働き方改革を強力に進めていくためにはどのような仕組みが必要だとお考えでしょうか。教えてください。
まず、大前提として全国津々浦々実態が違うということがあって、一律にマニュアル化をして働き方改革を校長会として進めていくというのは、私が会長職として、一生懸命やりましたけれども、なかなか難しいなというのはあります。ただ、好事例をできるだけ発信をして、それを各地区、各学校、実態に応じて働き方改革を進めていくということが重要だと思います。 その中でも共通していたのは、やはりいかに保護者、地域の理解を得るかというところで、学校が楽をしているんじゃないか、先生が楽をするためにじゃないかというふうな無理解がないように丁寧に説明をしていくということは全国共通していた…
ありがとうございました。
それでは最後に、妹尾参考人に一言聞きたいことがあります。
保護者からのクレーム対応等々は、教員の担うべき業務だと思いますか。
まあ一概にどうかと言うのはなかなか難しいですけれども、先生方は本当に子供たちのことをしっかり考えていらっしゃるので、その保護者がやっぱり学校にしか相談できないというときにほっておくと、やはり子供にも影響あるし、その保護者にとっても不幸だということがありますので、全部切り離せとは申し上げませんけれども、平常時と非常時を分ける必要があるかなと思います。 通常の落ち着いた状態で対話するとかお話しするというのは、これ日常的に教員なり校長等ができることだろうと思います。ただ、もう非常時で、もうらちが明かない、もう話が全然通じないという場合はこれ非常時ですので、こ…
質問を終わります。ありがとうございました。
以上をもちまして参考人に対する質疑は終了いたしました。
参考人の皆様に一言お礼を申し上げます。
参考人の皆様には、貴重な御意見をお述べいただきまして、誠にありがとうございました。委員会を代表して心から厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
本日はこれにて散会いたします。
午後零時十分散会
顔写真の出典(Wikimedia Commons、7件)
- 堂故茂: Shigeru Doko 20130204.jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、内閣官房内閣広報室、CC BY 4.0
- 石井正弘: 20211006ishii masahiro.jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、首相官邸、CC BY 4.0
- 斎藤嘉隆: 名古屋市中区錦3 20241116 1549 (cropped).jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、円周率3パーセント、CC BY-SA 4.0
- 下野六太: 20211111shimono rokuta.jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、首相官邸、CC BY 4.0
- 伊藤孝恵: Takae Ito 20230703.jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、總統府、CC BY 2.0
- 吉良よし子: Kira-Yoshiko-shinjuku-Jan2013.jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、Nesnad、CC BY-SA 4.0
- 宮口治子: Haruko Miyaguchi 20250611.jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、アメリカ大使館、Public domain