衆議院 本会議 第9号
2025年3月18日・61 発言・国会会議録で会議の全文を見る(外部サイト、新しいタブで開きます)
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発言の全文
令和七年三月十八日(火曜日) ――――――――――――― 議事日程 第八号 令和七年三月十八日 午後一時開議 第一 関税定率法等の一部を改正する法律案(内閣提出) 第二 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案(内閣提出) 第三 地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案(東日本大震災復興・防災・災害対策に関する特別委員長提出) 第四 半島振興法の一部を改正する法律案(国土交通委員長提出) ――――――――――――― ○本日の会議に付した案件 日程第一 関税定率法等の一…
これより会議を開きます。
――――◇―――――
日程第一 関税定率法等の一部を改正する法律案(内閣提出)
日程第一、関税定率法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
委員長の報告を求めます。財務金融委員長井林辰憲君。
―――――――――――――
関税定率法等の一部を改正する法律案及び同報告書
〔本号末尾に掲載〕
―――――――――――――
〔井林辰憲君登壇〕
ただいま議題となりました法律案につきまして、財務金融委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、最近における内外の経済情勢等に対応するため、令和七年三月末に到来する暫定税率等の適用期限を延長するとともに、個別品目の関税率について見直しを行うほか、特別特恵税率の適用対象について後発開発途上国に準ずる国の対象国への追加等を行うものであります。 本案は、去る三月六日当委員会に付託され、翌七日加藤財務大臣から趣旨の説明を聴取し、十一日から質疑に入り、十四日質疑を終局いたしました。次いで、討論を行い、採決いたしましたところ、本案は全会一致を…
採決いたします。
本案の委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
――――◇―――――
日程第二 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案(内閣提出)
日程第二、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
委員長の報告を求めます。法務委員長西村智奈美君。
―――――――――――――
裁判所職員定員法の一部を改正する法律案及び同報告書
〔本号末尾に掲載〕
―――――――――――――
〔西村智奈美君登壇〕
ただいま議題となりました法律案につきまして、法務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
本案は、裁判所の事務を合理化し、及び効率化することに伴い、裁判官以外の裁判所の職員の員数を四十七人減少しようとするものであります。
本案は、去る三月十一日本委員会に付託され、翌十二日鈴木法務大臣から趣旨の説明を聴取し、十四日、質疑を行い、討論、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、本案に対し附帯決議が付されたことを申し添えます。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
―――――――――――――
採決いたします。
本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
――――◇―――――
日程第三は、委員長提出の議案でありますから、委員会の審査を省略するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。
―――――――――――――
日程第三 地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案(東日本大震災復興・防災・災害対策に関する特別委員長提出)
日程第三、地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
委員長の趣旨弁明を許します。東日本大震災復興・防災・災害対策に関する特別委員長金子恭之君。
―――――――――――――
地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案
〔本号末尾に掲載〕
―――――――――――――
〔金子恭之君登壇〕
ただいま議題となりました法律案につきまして、提案の趣旨及びその内容を御説明申し上げます。 本案は、地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業の実施状況に鑑み、同地域における地震防災対策の一層の充実強化を図るため、地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の有効期限を五年延長し、令和十二年三月三十一日までとするものであります。 本案は、去る十四日の東日本大震災復興・防災・災害対策に関する特別委員会において、内閣の意見を聴取した後、全会一致をもって委員会提出法律案とすることに決したものであります。 何と…
採決いたします。
本案を可決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。
――――◇―――――
日程第四は、委員長提出の議案でありますから、委員会の審査を省略するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。
―――――――――――――
日程第四 半島振興法の一部を改正する法律案(国土交通委員長提出)
日程第四、半島振興法の一部を改正する法律案を議題といたします。
委員長の趣旨弁明を許します。国土交通委員長井上貴博君。
―――――――――――――
半島振興法の一部を改正する法律案
〔本号末尾に掲載〕
―――――――――――――
〔井上貴博君登壇〕
ただいま議題となりました法律案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 本案は、最近における半島地域の社会経済情勢に鑑み、引き続き半島地域の振興を図るため、所要の改正を行うものであります。 その主な内容は、 第一に、目的規定において半島防災及び地方創生等を追加すること、 第二に、地方創生、地域の特性を生かした魅力の増進及び半島防災に係る半島振興の基本理念を定めること、 第三に、国が半島振興基本方針を定めることとするとともに、都道府県の半島振興計画についても作成の努力義務化及び記載事項の充実を図ること、 第四に、半島振興対策実施地域に係る…
採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立多数。よって、本案は可決いたしました。
――――◇―――――
議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
議院運営委員長提出、議院に出頭する証人等の旅費及び日当に関する法律の一部を改正する法律案及び衆議院憲法審査会規程の一部を改正する規程案の両案は、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。
鈴木隼人君の動議に御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。
―――――――――――――
議院に出頭する証人等の旅費及び日当に関する法律の一部を改正する法律案(議院運営委員長提出)
衆議院憲法審査会規程の一部を改正する規程案(議院運営委員長提出)
議院に出頭する証人等の旅費及び日当に関する法律の一部を改正する法律案、衆議院憲法審査会規程の一部を改正する規程案、右両案を一括して議題といたします。
委員長の趣旨弁明を許します。議院運営委員長浜田靖一君。
―――――――――――――
議院に出頭する証人等の旅費及び日当に関する法律の一部を改正する法律案
衆議院憲法審査会規程の一部を改正する規程案
〔本号末尾に掲載〕
―――――――――――――
〔浜田靖一君登壇〕
ただいま議題となりました両案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、議院に出頭する証人等の旅費及び日当に関する法律の一部を改正する法律案は、国家公務員等の旅費に関する法律の改正に伴い、議院に出頭する証人等の旅費及び日当について所要の規定の整理を行おうとするものであります。 次に、衆議院憲法審査会規程の一部を改正する規程案は、憲法審査会における参考人の出頭について、オンラインによる出頭を含むものとする旨明記するものであります。 本法律案及び規程案は、本日、議院運営委員会において起草し、提出したものであります。 何とぞ御賛同くださいます…
これより採決に入ります。
まず、議院に出頭する証人等の旅費及び日当に関する法律の一部を改正する法律案につき採決いたします。
本案を可決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。
次に、衆議院憲法審査会規程の一部を改正する規程案につき採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
起立多数。よって、本案は可決いたしました。
――――◇―――――
重要電子計算機に対する不正な行為による被害の防止に関する法律案(内閣提出)及び重要電子計算機に対する不正な行為による被害の防止に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案(内閣提出)の趣旨説明
この際、内閣提出、重要電子計算機に対する不正な行為による被害の防止に関する法律案及び重要電子計算機に対する不正な行為による被害の防止に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案について、趣旨の説明を求めます。国務大臣平将明君。
〔国務大臣平将明君登壇〕
重要電子計算機に対する不正な行為による被害の防止に関する法律案及び重要電子計算機に対する不正な行為による被害の防止に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の趣旨について御説明を申し上げます。 まずは、重要電子計算機に対する不正な行為による被害の防止に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、インターネットその他の高度情報通信ネットワークの整備、情報通信技術の活用の進展、国際情勢の複雑化等に伴い、そのサイバーセキュリティーが害された場合に国家及び国民の安全を害し、又は国民生活若しくは経済活動に多大な影響を及ぼ…
ただいまの趣旨の説明に対して質疑の通告があります。順次これを許します。國場幸之助君。
〔國場幸之助君登壇〕
自由民主党・無所属の会の國場幸之助です。 ただいま議題となりました重要電子計算機に対する不正な行為による被害の防止に関する法律案及び重要電子計算機に対する不正な行為による被害の防止に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案について、会派を代表して質問いたします。(拍手) この年末年始、DDoS攻撃と呼ばれるサイバー攻撃により、金融や通信、航空等のサービスの提供に支障が出たことは皆さんの記憶に新しいところだと思います。今や、サイバー攻撃は見えない災害です。震災や洪水などの自然災害により、電気や通信、水道といった生活に必要不可欠なサービスのな…
國場幸之助議員の御質問にお答えいたします。 我が国のサイバー安全保障に関する現状認識と、サイバー対処能力の強化への意気込みについてお尋ねがありました。 国家を背景とした高度なサイバー攻撃への懸念の拡大や、社会全体におけるデジタルトランスフォーメーションの進展を踏まえると、我が国のサイバー対処能力の向上は、まさに喫緊の課題であります。 我が国のサイバー対処能力を抜本的に強化するため、政府として、官民連携の強化、通信情報の利用、攻撃者のサーバー等へのアクセス・無害化といった、サイバー安全保障分野における新たな取組を実現するための法整備を行うとともに、必…
國場幸之助議員より、まず、今回の法案の意義についてお尋ねがありました。 御指摘のとおり、我が国のサイバー対応能力の向上は、ますます急を要する課題でございます。 本法案は、官民連携の強化、通信情報の利用、攻撃者のサーバー等へのアクセス・無害化の三つを取組の柱とする、能動的サイバー防御を導入するものであります。 サイバー安全保障分野における情報収集、分析能力を強化するとともに、今回の制度整備を実現することによって、官民が連携をし、より早期かつ効果的にサイバー攻撃を把握をして、対応することが可能になると考えております。また、重大なサイバー攻撃の未然防止等…
山岸一生君。
〔山岸一生君登壇〕
立憲民主党の山岸一生です。 会派を代表して、ただいま議題となりましたサイバー安全保障関連法案について、全て石破総理に質問いたします。(拍手) その前に、石破総理の商品券配付問題について、総理御地元の鳥取県民の方も含め多くの国民が、正直がっかりした、信じられない、時代にそぐわぬと答えるなど、これまでの石破総理のクリーンなイメージが失われていることについて、総理御自身の受け止めと、今後どのように説明責任を果たすお考えか、明確にお答えください。 四年前に初当選して間もなく、私の事務所に一通のメールが届きました。地元練馬の実在する支援団体の名前で、資料のリ…
山岸一生議員の御質問にお答えをいたします。 私が行いました商品券の配付についてのお尋ねを頂戴いたしております。 お尋ねの件は、法的には問題がないものと認識をしておりますが、様々な御批判、御指摘を受けていることにつきましては、真摯に受け止め、猛省しなければならないと思っておるところでございます。 国民の皆様の御理解を得るため、引き続き、誠心誠意、更なる努力をする必要があると考えており、国会の場を含めまして、真摯に御説明をいたしてまいります。 通信情報の取得、利用についてお尋ねがありました。 本法律案においては、例えば、ほかの方法によっては実態の把…
市村浩一郎君。
〔市村浩一郎君登壇〕
日本維新の会、市村浩一郎です。 会派を代表して、ただいま議題となりましたサイバー安全保障関連二法案について質問いたします。(拍手) この二法案は、能動的サイバー防御を可能にするための主体や手続等を定めたものであり、我が国の基幹を成す各種主要サーバーやインフラ等へのサイバー空間を通じた大規模攻撃を未然に防ぐために措置を講じるものです。 今もなお、世界各地でサイバー攻撃による深刻な被害が発生しています。 幾つか例を挙げれば、台湾では、国家安全局が本年一月にまとめた報告書で、二〇二四年の台湾政府機関に対するサイバー攻撃が一日平均二百四十万回に達し、前年…
市村浩一郎議員の御質問にお答えいたします。 これまでのサイバー攻撃事案を踏まえた対策についてのお尋ねをいただきました。 近年、機微情報の窃取、重要インフラの機能停止等を目的とする高度なサイバー攻撃に対する懸念が急速に高まっております。国家を背景とした形での重大なサイバー攻撃も日常的に行われるなど、安全保障上の大きな懸念にもなっております。これまで政府におきましては、インターネット利用者によるウイルス対策を始めとするサイバーセキュリティー対策の促進のほか、サイバー攻撃の手口の公表や、サイバー攻撃の主体を特定して公表するパブリックアトリビューションなどに…
菊池大二郎君。
〔菊池大二郎君登壇〕
国民民主党・無所属クラブの菊池大二郎です。(拍手) まず冒頭、私の地元山形県を始め、今冬は広い範囲で大雪に見舞われ、人身被害や家屋、農業用施設等の被害も多数発生いたしました。また、東北に身を置く者として、先日発災いたしました岩手県大船渡での大規模山林火災は、東日本大震災から十四年目を迎える折に発生した極めて悲惨なものであり、胸が締めつけられる思いです。お亡くなりになられた方々、御遺族様に衷心よりお悔やみ申し上げますとともに、被害に遭われた方々へ心からお見舞いを申し上げます。 政府におかれましては、こうした東北の窮状にしっかりと目を向け、寄り添い、一日…
菊池大二郎議員の御質問にお答えを申し上げます。 能動的サイバー防御についてのお尋ねをいただいております。 近年、機微情報の窃取、重要インフラの機能停止等を目的とする高度なサイバー攻撃に対する懸念が急速に高まっております。国家を背景とした形での重大なサイバー攻撃も日常的に行われるなど、安全保障上の大きな懸念となっております。これまで政府におきましては、インターネット利用者によるウイルス対策を始めとするサイバーセキュリティー対策の促進のほか、サイバー攻撃の手口の公表や、サイバー攻撃の主体を特定して公表するパブリックアトリビューションなどに積極的に取り組ん…
近年のサイバー攻撃による被害の実態と、これまでの取組による成果と課題についてお尋ねがありました。 近年におけるサイバー攻撃について、例えばランサムウェアの被害について見ますと、令和六年の警察への報告件数は二百二十二件と引き続き高水準で推移しているほか、大企業のみならず中小企業も攻撃を受け、業種別でも製造業を含む様々な分野における被害が確認されております。 また、北朝鮮を背景とするサイバー攻撃グループによる攻撃により、我が国の暗号資産交換業者から約四百八十二億円相当の暗号資産が取られたことも確認しております。 警察におきましては、これまでも、サイバー…
菊池議員より、近年のサイバー攻撃による被害件数などについてお尋ねがありました。 御指摘のとおり、我が国へのサイバー攻撃はますます増加をしており、内閣サイバーセキュリティセンターに報告があった重要インフラ事業者等へのサイバー攻撃による被害件数は、昨年度で百二十三件、本年度は既にこれを上回っている状況でございます。 なお、被害件数の分野ごとの実態は、攻撃者に対して我が国のサイバー防御体制の弱い分野をさらすことになるため非公表としており、経済的損失は集計しておりません。 こうした実態に対して、政府としては、情報通信、電力、金融などの十五分野の重要インフラ…
山形県出身の菊池大二郎議員にお答えをいたします。 アクセス・無害化措置の実施主体となる自衛隊のサイバー専門部隊の強化についてお尋ねがございました。 アクセス・無害化措置を実施する自衛隊の部隊としては、自衛隊サイバー防衛隊を念頭に置いております。 防衛省・自衛隊は、自衛隊サイバー防衛隊を始めとするサイバー専門部隊の充実や、隊員の能力強化を進めているところであります。今後も、サイバー分野の専門教育の充実や、諸外国とのサイバー防衛協力の強化などを進め、部隊での勤務、教育、サイバー演習などを通じまして、サイバー専門部隊の隊員が、定期的に様々な部署を異動をす…
河西宏一君。
〔河西宏一君登壇〕
公明党の河西宏一です。 ただいま議題となりましたいわゆるサイバー対処能力強化法案及び同整備法案について、会派を代表し、質問をいたします。(拍手) 民間の調査によれば、世界的なサイバー攻撃による経済的損失は、この二〇二五年には世界の名目GDPの約一割に相当する十兆五千億ドルに及ぶと推計されています。 我が国の事例を見ても、ここ十年余りで、公的機関や医療機関、航空会社や港湾、基幹産業のサプライチェーンやコンテンツ産業など、日本を標的としたサイバー攻撃は増加と巧妙化を続け、国民生活や経済活動に重大かつ深刻な影響を及ぼしています。とりわけ、外交、防衛、先端…
河西宏一議員の御質問にお答えいたします。 サイバー対処能力強化の必要性等についてのお尋ねを頂戴いたしました。 昨年末に発生した日本航空へのサイバー攻撃によって欠航が生じた事案を始め、サイバー攻撃により、我が国の重要インフラに深刻な被害がもたらされている事例が見られます。 今回御審議いただくサイバー対処能力強化法案及びその整備法案を可決していただきました場合には、重要インフラ等の機能の停止、低下をもたらす重大なサイバー攻撃を未然に排除し、又は、このようなサイバー攻撃が発生した場合に、被害の拡大を防止すること等により、国民の皆様方の安心な暮らしと我が国…
上村英明君。
〔上村英明君登壇〕
れいわ新選組の上村英明と申します。 私は、重要電子計算機に対する不正な行為による被害の防止に関する法律案並びに同整備法案について、れいわ新選組を代表して質問いたします。(拍手) 両法案は、能動的サイバー防御法案と呼ばれますが、能動的サイバー防御を警察だけでなく自衛隊も行う、安保三文書とも関連した、いわば敵基地攻撃能力のサイバー版ともいうべき内容になっており、大幅な見直しが四つの点から不可欠と考えています。 第一に、能動的サイバー防御に該当するアクセス・無害化が主権侵害とみなされる危険性が極めて高いことです。 能動的サイバー防御についての国際法上の…
上村君、時間ですから、おまとめください。
はい。終わります。
よく合理的にこうした法案を検討いただきたいと思います。よろしくお願いします。(拍手)
〔内閣総理大臣石破茂君登壇〕
上村英明議員の御質問にお答えいたします。 アクセス・無害化措置の国際法上の評価についてのお尋ねを頂戴をいたしております。 個別のアクセス・無害化措置に関する国際法上の評価につきましては、それぞれの具体的な状況に応じて判断されるため、一概にお答えすることは困難でございますが、外国に所在する攻撃サーバー等にアクセスし、これを無害化する際に、国際法上許容される範囲内でこれを行うのは当然のことであります。 その上で、外国に所在する攻撃サーバー等へのアクセス・無害化措置が、仮にサーバー所在国の領域主権の侵害に当たり得るとしても、一定の要件に合致する場合に国際…
塩川鉄也君。
〔塩川鉄也君登壇〕
私は、日本共産党を代表して、いわゆる能動的サイバー防御法案について質問します。(拍手) 本法案は、安保三文書に基づき、政府が国民の通信情報を常時収集、監視し、サイバー攻撃やその疑いがあると判断すれば、警察、自衛隊がサーバー等に侵入し、監視し、その機器を使用できなくする措置を取ろうとするものです。国民の通信の秘密やプライバシー権を侵害をし、先制攻撃に当たり得るサイバー攻撃に我が国が踏み込むもので、憲法と国際法を踏みにじる重大な法案であります。 第一に、通信の秘密とプライバシー権についてです。 法案は、サイバー攻撃の実態把握のためといって、送受信者の同…
塩川鉄也議員の御質問にお答えいたします。 サイバー対処能力強化法案に基づく通信情報の取得、分析と通信の秘密との関係についてでございます。 サイバー対処能力強化法案に基づく通信情報の利用は、通信当事者の同意によらない場合であっても、国、基幹インフラ事業者等の重要な機能がサイバー攻撃により損なわれることを防ぐという高い公益性があること、他の方法によっては実態の把握、分析が著しく困難である場合に限って通信情報の利用を行うこと、一定の機械的な情報のみを自動的な方法により選別して分析すること、独立性の高いサイバー通信情報監理委員会が審査や検査を行うことなどから…
これにて質疑は終了いたしました。
――――◇―――――
本日は、これにて散会いたします。
午後四時七分散会
――――◇―――――
出席国務大臣
内閣総理大臣 石破 茂君
法務大臣 鈴木 馨祐君
財務大臣 加藤 勝信君
国土交通大臣 中野 洋昌君
防衛大臣 中谷 元君
国務大臣 坂井 学君
国務大臣 平 将明君
出席内閣官房副長官及び副大臣
内閣官房副長官 橘 慶一郎君
内閣府副大臣 穂坂 泰君
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