衆議院 本会議 第5号
2024年12月9日・32 発言・国会会議録で会議の全文を見る(外部サイト、新しいタブで開きます)
この会議で多く話された要求
- 所得税の負担を減らしてほしい3人 / 3発言
- 消費税を下げてほしい2人 / 3発言
- 賃金を上げてほしい2人 / 2発言
- 中小企業への支援を増やしてほしい2人 / 2発言
- ガソリン税の暫定税率を廃止してほしい2人 / 2発言
- 電気代・ガス代を下げてほしい1人 / 1発言
- 物価高に対する現金給付をしてほしい1人 / 1発言
- 社会保険料の負担を減らしてほしい1人 / 1発言
- 児童手当を増やしてほしい1人 / 1発言
- 最低賃金を上げてほしい1人 / 1発言
- 防衛費を増やしてほしい1人 / 1発言
- 農家の収入を安定させてほしい1人 / 1発言
- 医療費の窓口負担を増やさないでほしい1人 / 1発言
発言の全文
令和六年十二月九日(月曜日)
―――――――――――――
議事日程 第五号
令和六年十二月九日
午後一時開議
一 国務大臣の演説
―――――――――――――
○本日の会議に付した案件
加藤財務大臣の財政についての演説及びこれに対する質疑
午後一時二分開議
これより会議を開きます。
――――◇―――――
国務大臣の演説
財務大臣から財政について発言を求められております。これを許します。財務大臣加藤勝信君。
〔国務大臣加藤勝信君登壇〕
先に閣議決定いたしました国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策を受けて、今般、令和六年度補正予算を提出することといたしました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要について御説明申し上げます。 日本経済は、三十三年ぶりの高水準の賃上げ、名目百兆円超の設備投資、名目六百兆円超のGDPを実現するなど、前向きな動きが見られます。この好循環を後戻りさせることなく、デフレ脱却を確かなものとし、新たな経済ステージへの移行を実現していく必要があります。 こうした認識の下、十一月二十二日に、国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策を閣議…
これより国務大臣の演説に対する質疑に入ります。酒井なつみ君。
〔酒井なつみ君登壇〕
立憲民主党・無所属の酒井なつみです。 ただいま議題となりました財政演説に対して、会派を代表して質問いたします。(拍手) 私は、がんの闘病をきっかけに政治の道へ進み、江東区議会議員を経て、今年四月に衆議院議員となりました。前職は助産師、看護師で、十二年間、医療現場で勤めてまいりました。七歳の娘を育てる一児の母であり、衆議院議員のうち三十代は五%しかいないことからも、若者、現役世代、女性や母親を代表して論戦に臨みます。先週の予算委員会同様、石破総理御自身のお言葉で答弁をしていただけたらと思います。 まず、政治改革について伺います。 十二月五日の予算委…
酒井なつみ議員の御質問にお答えをいたします。 補正予算の規模についてのお尋ねをいただきました。 私が、経済対策、補正予算について、昨年を上回る規模と申し上げましたのは、三年間の岸田内閣の取組により、デフレ脱却に向けた歩みが着実に進み、高付加価値創出型経済への移行のチャンスを迎える中で、これを確実なものとするためには、岸田内閣が講じてきた昨年を上回る規模が必要ではないかということを申し上げたものでございます。 あわせまして、必要な施策を積み上げると申し上げてまいりましたように、今回の経済対策の規模は、デフレに後戻りせず、賃上げと投資が牽引する成長型経…
酒井議員より、政治資金収支報告書のパーティー券収入の減額修正についてお尋ねがありました。 私が代表を務める政治団体の政治資金収支報告書において、政治資金パーティーの収入金額について二回の訂正報告を行いました。 一回目の訂正報告は、令和四年分について、昨年十二月に二千万円の減額を行ったものであり、本来、二と記すべきところを四としていた誤記載を訂正いたしました。 二回目の訂正報告は、令和五年分について、届出直後の本年六月に、収入の重複計上や返金済みの金額を収入に計上していたといった誤りに気づき、千八百五十万円の減額訂正を行いました。 いずれも事務的な…
永岡桂子君。
〔永岡桂子君登壇〕
自由民主党の永岡桂子です。 自由民主党・無所属の会を代表し、令和六年度補正予算案について質問いたします。(拍手) 今、何より重要なのは、経済の好循環を実現し、それを国民の皆さんに実感していただくことです。そのためには、物価を上回る賃上げを何としても実現するとともに、賃上げの裾野を全国に広げていくことが不可欠です。 まず、政治が、保育や看護、介護、教職員など、現場で働く方々の賃金引上げに思い切って取り組み、賃金上昇の流れを加速させていくべきです。賃上げの普及や定着に向け、あらゆる施策を総動員して臨むべきと考えますが、総理のお考えを伺います。 一方で…
永岡桂子議員の御質問にお答えを申し上げます。 保育や看護、介護、教育分野における賃上げについてのお尋ねを頂戴いたしました。 保育分野につきましては、今般の経済対策に大幅な処遇改善を盛り込んでおり、今後、この措置が確実に事業主から保育士に行き渡るよう、実績報告を求めるなどの取組を進めてまいります。 医療、介護、福祉分野につきましては、今年度の報酬改定の賃上げの措置が最大限活用されるよう取り組みますとともに、今般の経済対策において、生産性の向上や職場環境の改善など、更なる賃上げを目的とする支援策を盛り込んだところであります。 教師につきましては、働き…
三木圭恵君。
〔三木圭恵君登壇〕
日本維新の会の三木圭恵です。 会派を代表して、補正予算案について全て総理に質問します。(拍手) 政府は、今般、一般会計の規模で十三・九兆円にも上る巨額の予算を経済対策に投じようとしています。 その中で私たちが肝に銘じなければならないのは、税を徴収するということは、国民一人一人が汗をかき、必死の思いで仕事に励み稼ぎ出したお金を、一旦政府が税金としてお預かりしているということです。当然、その税の使途が公益に資するものであるかどうかを厳しく審査しなければなりません。決して野方図にばらまいたり、一部の企業や団体のために還元されたりすることがあってはなりませ…
三木圭恵議員の御質問にお答え申し上げます。 まず、経済対策についてでございます。 我が国経済は、コストカット型経済から脱却し、デフレに後戻りせず、賃上げと投資が牽引する成長型経済に移行できるかどうかの分岐点にあるということは申し上げておるとおりでございますが、今回の経済対策、補正予算は、この移行を確実なものとすることを目指して、必要な施策を積み上げた結果、昨年を上回る規模となったものでございます。 私が昨年を上回る規模と申し上げましたのは、三年間の岸田内閣の取組により、デフレ脱却に向けた歩みは着実に進み、高付加価値創出型経済への移行のチャンスを迎え…
田中健君。
〔田中健君登壇〕
国民民主党の田中健です。 補正予算についての加藤大臣の財政演説に対して、国民民主党を代表して質問をいたします。(拍手) まず初めに、能登半島地震から一年がたとうとしています。被災された皆様の一日も早い復旧復興を後押ししていくことを申し上げます。また、我が党が提案した、災害時の避難所となる学校体育館のエアコン設置を全国の防災対策に広げてもらうことを要望いたします。 私たち国民民主党は百三万の壁対策を政府に求め、総理は所信表明演説で引上げを明言されました。 六日の三党協議の中では、年収百三万円の壁の見直しに関連し、十九歳から二十三歳の子供を扶養する親…
田中健議員の御質問にお答えを申し上げます。 いわゆる年収百三万円の壁につきましてであります。 いわゆる百三万円の壁につきましては、経済対策におきまして、令和七年度税制改正の中で議論し引き上げる、これらに伴う諸課題に関しては、今後、検討を進め、その解決策について結論を得るとの記述を盛り込んだところでございます。 御指摘の施行時期などの実務的な観点も含めまして、考えねばならない様々な論点があるものと認識をしておりまして、そうしたことも含めまして、今後、各党の税制調査会長間で更に議論を深めていただきたいと考えております。 ガソリン税等についてでございま…
田中議員より、歳出歳入両面の見直しの必要性についてお尋ねがありました。 会計検査院の決算検査報告では、令和四年度補正予算について、繰越しや不用が大きかったとの指摘がありました。これは、新型コロナの感染拡大や物価高騰の見通しが困難な事情などがある中で、国民の命と暮らしを守り抜く観点から、予期せぬ事態に対して万全を期すために十分な予算を措置した上に、地方公共団体や事業者からの申請を受けて支出する事業が多かったことが要因と考えられます。 その上で、歳出歳入の両面から適切な予算編成に努める必要性は御指摘のとおりであり、今回の補正予算の編成に当たっては、歳出面…
田中健議員にお答えいたします。 ウェブ3、暗号資産についてのお尋ねがありました。 検討ばかりで、ウェブ3先進国にするとの国家戦略はどこに行ってしまったのでしょうかという御指摘でございますが、自由民主党ウェブ3PTの提言を踏まえ、ウェブ3スタートアップの自社発行自社保有トークン、いわゆるガバナンストークンの時価評価課税を変更する税制改正、そのようなスタートアップ企業に投資をする企業側の、いわゆる他社発行トークンに対する時価評価課税に関する税制改正、合同会社型DAO設立を可能にする内閣府令改正、新規トークンの上場審査期間の大幅な短縮などを実現してきたとこ…
中川宏昌君。
〔中川宏昌君登壇〕
公明党の中川宏昌です。 公明党を代表いたしまして、財政演説に対して質問をさせていただきます。(拍手) 元日に発生をいたしました能登半島地震から間もなく一年がたとうとしております。 改めて、お亡くなりになられた方々に哀悼の意を表するとともに、御遺族と被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。 九月の豪雨災害による二重の災害で、現地では今なお過酷な状況が続いております。極寒の冬もすぐそばまで来ており、何としても復旧復興を着実に推し進めていかなければなりません。 これまで、公明党といたしましても、発災直後から、被災各市町に担当の国会議員が地方議員…
中川宏昌議員の御質問にお答えをいたします。 能登半島の復旧復興についてのお尋ねでございます。 発災直後から、ほかの地方自治体から延べ十二万人の職員が被災自治体に派遣をされました。被災者支援や復旧に当たってこられたものでございます。その間、運転免許証や飲食店営業許可の有効期限の延長、被害認定調査の簡素化、なりわい再建支援補助金の申請書類の一部省略化など、被災者の方々の負担軽減を図ってきたところでございます。 公費解体、インフラ復旧、生活再建、なりわい再建など、現場が抱えておられる諸課題を速やかに把握し、直面する制度の隘路を解決するため、七月に能登創造…
大石あきこ君。
〔大石あきこ君登壇〕
れいわ新選組、大石あきこです。(拍手) 石破内閣の総合経済対策、補正予算案の修正を求める。 被災地を置き去りにして、衆議院を解散した石破総理。解散・総選挙後、物価高対策として打ち出した総合経済対策は、予算規模、スピード共に内容を伴わない売国棄民予算。 十二月五日の予算委員会で、れいわ新選組の櫛渕万里委員が石破総理に対して言いました。石橋湛山を引用するなら、湛山がやった一千億円減税、現在の十兆円に相当する減税をするべきだと求めたところ、石破総理はこう言いました。そのときと比べて財政はむちゃくちゃ悪いので、危機に強靱な財政を心がけていかなければならない…
大石あきこ君、申合せの時間が過ぎましたので、おまとめください。
終わります。(拍手)
〔内閣総理大臣石破茂君登壇〕
大石議員の御質問にお答えを申し上げます。 消費税率引下げについてでございます。 消費税につきましては、急速な高齢化などに伴い社会保障給付費が大きく増加する中におきまして、全世代型社会保障制度を支える重要な財源と位置づけられていることから、政府として、その引下げを行うことは適当ではないと考えております。 給付金についてでございます。 今般の経済対策におきましては、物価高の影響を特に受ける低所得世帯の方々に対する給付金の支援を行うことといたしております。 また、地方公共団体が、地域の実情に応じて、エネルギーや食料品価格の高騰に苦しむ方々への支援、学…
辰巳孝太郎君。
〔辰巳孝太郎君登壇〕
私は、日本共産党を代表して、二〇二四年度補正予算案について石破総理に質問します。(拍手) まず、能登地域の被災者支援について聞きます。 一月の地震から十一か月が経過、国などの支援が行き届かない中、能登に住み続けたいとの思いで悩み苦しんでいる被災者を、九月には記録的豪雨が襲いました。劣悪な環境で避難所生活を再び繰り返さざるを得ない状況です。被災者は今、先の見えない不安に直面しており、生活となりわいを再建できる希望の見える支援が必要です。 医療費や保険料の免除期限が十二月末に迫っています。政府は速やかに延長を決定し、周知徹底すべきです。そして、命、暮ら…
辰巳孝太郎議員の御質問にお答えを申し上げます。 能登地域の被災者支援についてのお尋ねでございます。 令和六年能登半島地震の被災者などに対する医療の取扱いは、一部負担金は本年十二月まで、保険料は来年三月分まで、免除分を財政支援の対象としております。その後の支援につきましては、現在、被災状況や市町村などの御意向を踏まえて検討を行っており、速やかにお示しをいたしてまいります。 これまでの数次にわたります予備費での対応に続き、今回の補正予算案には、状況に応じて切れ目ない対応を迅速に行うため、被災地の要望を踏まえた支援策を盛り込んだところでございます。 こ…
これにて国務大臣の演説に対する質疑は終了いたしました。
――――◇―――――
本日は、これにて散会いたします。 午後三時五十七分散会 ――――◇――――― 出席国務大臣 内閣総理大臣 石破 茂君 総務大臣 村上誠一郎君 法務大臣 鈴木 馨祐君 外務大臣 岩屋 毅君 財務大臣 加藤 勝信君 文部科学大臣 あべ 俊子君 厚生労働大臣 福岡 資麿君 農林水産大臣 江藤 拓君 経済産業大臣 武藤 容治君 国土交通大臣 中野 洋昌君 環境大臣 浅尾慶一郎君 防衛大臣 中谷 元君 国務大臣 赤澤 亮正君 国務大臣 伊藤 忠彦君 国務大臣 …
顔写真の出典(Wikimedia Commons、10件)
- 額賀福志郎: Fukushirō Nukaga on January 30, 2024.jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、Cabinet Public Affairs Office、CC BY 4.0
- 加藤勝信: Katsunobu Katō 20201017 (cropped).jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、厚生労働省、CC BY 4.0
- 酒井なつみ: Natsumi Sakai 20240427.jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、石垣のりこ事務所、CC BY 3.0
- 石破茂: Ishiba Shigeru 20241001 (cropped).jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、Cabinet Public Relations Office of the Cabinet Secretariat、CC BY 4.0
- 永岡桂子: Keiko Nagaoka 20151102 (cropped).jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、内閣官房内閣広報室、CC BY 4.0
- 玄葉光一郎: Koichiro Genba Minister 2012.jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、外務省、CC BY 4.0
- 田中健: Ken Tanaka 20221020.jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、首相官邸、CC BY 4.0
- 平将明: Masaaki Taira 20220404 (cropped).jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、デジタル庁、CC BY 4.0
- 大石あきこ: Akiko Oishi, Member of the House of Representatives, addresses a rally in Fukuoka City.jpg(外部サイト、新しいタブで開きます)、赤羽霧、CC BY-SA 4.0
- 辰巳孝太郎: Kotaro Tatsumi 2014.png(外部サイト、新しいタブで開きます)、J-CASTテラポリ、CC BY 3.0