鬼木誠 (立憲民主党)

2026年6月17日・第221回国会 参議院 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 28 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 149 発言)

ありがとうございました。少しずつではあるが、確実に進捗しているんだというふうに受け止めたいというふうに思います。

その上で、僕は、やっぱり問題なのは、いつも言うんですけれども、中長期ロードマップの二〇五一年廃炉完了ということだと思うんですね。どうしてもこの二〇五一年廃炉完了という言葉が信頼性が高い言葉なのかどうかというところに疑問符が付くというのが、この間の、まあ全体的な作業の遅れがそういう受け止めにつながっているというふうには言えると思うんです。

これ昨年の予算委員会でも少し紹介をしましたけれども、今ありました損害賠償・廃炉等支援機構の更田廃炉総括監が会見の中で、廃炉完了について二〇五一年というのは元々困難だというふうにおっしゃったというようなことが報道されました。

この二〇五一年廃炉完了ということについては、更田さんだけではなくて、そもそも科学的根拠には乏しいんではないかというような指摘もなされていたところでございます。ただ、じゃ、五一年見直すとして、後ろ倒しをしなければならないとして、その後ろ倒しをする年次を根拠を持って示すことが今できるかというと、そういう状況でもないと思うんですね。ここが難しいところで、一日も早く廃炉は完了してもらいたいし、そうすべきだけれども、根拠がない楽観的なお話を聞くということ、これも違うだろうというふうに思っているんです。

さらには、従事、作業に従事をする皆さんの安全がやっぱり大前提、絶対に確保された上で作業というのを進めていかなければならない。そういう意味では、廃炉完了の年次というのは、中長期ロードマップの信頼性という課題も含めて大変難しい課題、問題だというふうに思っています。

この廃炉に関わって、これも三月の十一日の委員長の会見、記者会見の中で、リスク低減マップというのを規制当局としては示していますよと。十年後の在り方まではそれで提案をしているんだと。ただ、今後、その先の姿も考えていく時期に来ていると思っている。その中には、廃炉をどう進めていくのか、その最終形をどうするのかといった議論も含めて十年後の議論を開始する時期に来ているんではないかという委員長の問題意識が示されています。

この廃炉の最終形という言葉も含めて、この今おっしゃった、委員長おっしゃった、あのときおっしゃったことの問題意識といいますか、課題認識といいますか、そこを少し聞かせていただければと思います。

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