ありがとうございました。少しずつではあるが、確実に進捗しているんだというふうに受け止めたいというふうに思います。
その上で、僕は、やっぱり問題なのは、いつも言うんですけれども、中長期ロードマップの二〇五一年廃炉完了ということだと思うんですね。どうしてもこの二〇五一年廃炉完了という言葉が信頼性が高い言葉なのかどうかというところに疑問符が付くというのが、この間の、まあ全体的な作業の遅れがそういう受け止めにつながっているというふうには言えると思うんです。
これ昨年の予算委員会でも少し紹介をしましたけれども、今ありました損害賠償・廃炉等支援機構の更田廃炉総括監が会見の中で、廃炉完了について二〇五一年というのは元々困難だというふうにおっしゃったというようなことが報道されました。
この二〇五一年廃炉完了ということについては、更田さんだけではなくて、そもそも科学的根拠には乏しいんではないかというような指摘もなされていたところでございます。ただ、じゃ、五一年見直すとして、後ろ倒しをしなければならないとして、その後ろ倒しをする年次を根拠を持って示すことが今できるかというと、そういう状況でもないと思うんですね。ここが難しいところで、一日も早く廃炉は完了してもらいたいし、そうすべきだけれども、根拠がない楽観的なお話を聞くということ、これも違うだろうというふうに思っているんです。
さらには、従事、作業に従事をする皆さんの安全がやっぱり大前提、絶対に確保された上で作業というのを進めていかなければならない。そういう意味では、廃炉完了の年次というのは、中長期ロードマップの信頼性という課題も含めて大変難しい課題、問題だというふうに思っています。
この廃炉に関わって、これも三月の十一日の委員長の会見、記者会見の中で、リスク低減マップというのを規制当局としては示していますよと。十年後の在り方まではそれで提案をしているんだと。ただ、今後、その先の姿も考えていく時期に来ていると思っている。その中には、廃炉をどう進めていくのか、その最終形をどうするのかといった議論も含めて十年後の議論を開始する時期に来ているんではないかという委員長の問題意識が示されています。
この廃炉の最終形という言葉も含めて、この今おっしゃった、委員長おっしゃった、あのときおっしゃったことの問題意識といいますか、課題認識といいますか、そこを少し聞かせていただければと思います。
25山山中伸介原子力規制委員会委員長
お答えをいたしたいと思います。
私の三月十一日の訓示、引用していただきまして、どうもありがとうございます。職員に向けて、それぞれの職員が自律すること、それから、それぞれの職場で職員が情報や意見を共有すること、これは自律的な透明というふうに訓示の中ではお話をしたところでございます。
その日の会見の中で御指摘いただいたような発言を、私いたしました。東京電力福島第一原子力発電所の事故の教訓と反省を踏まえまして、原子力施設の安全の追求に妥協を許さないという思いで規制を行ってきたところでございます。原子力施設の安全確保に一義的な責任を持つ事業者というのは、当然…
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鬼木誠(立憲)
ありがとうございました。
委員長があえて劣化という強い言葉を使って現状の認識をお示しになった。先ほどの引用をもう一度繰り返すなら、突き付けられた冷厳な事実というのを最も重く受け止めて、常にそのことと向き合っていなければならないはずの原子力事業者が、事故から十五年たって、規制委員長から劣化をしているんじゃないかという指摘を受けるほど緩んでいるとしたら、やはりこれは大きな問題だというふうに私からも指摘をしたいというふうに思いますし、是非、劣化という言葉を使ってでも事業者の緩みを正そうとされた山中委員長の言葉について、事業者の皆さんには重く受け止めていただき…
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27宮宮崎貴哉経済産業省大臣官房原子力事故災害対処審議官
お答えを申し上げます。
東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業につきまして御質問でございますけれども、今年に入りましても一定の進捗が見られております。
御紹介を申し上げますと、一号機につきましては、今年の一月に上部に大型のカバーの設置が完了いたしまして、今後、上部に存置されております瓦れきの撤去、これを進めていくべく準備を進められているところでございます。また、二号機につきましては、今御指摘がございました圧力容器内のカメラの調査に加えまして、使用済燃料の燃料取り出しも今年の六月から開始されているところでございます。また、三号機につきましては、こちらも…
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- (上の発言)
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鬼木誠(立憲)
ありがとうございました。少しずつではあるが、確実に進捗しているんだというふうに受け止めたいというふうに思います。
その上で、僕は、やっぱり問題なのは、いつも言うんですけれども、中長期ロードマップの二〇五一年廃炉完了ということだと思うんですね。どうしてもこの二〇五一年廃炉完了という言葉が信頼性が高い言葉なのかどうかというところに疑問符が付くというのが、この間の、まあ全体的な作業の遅れがそういう受け止めにつながっているというふうには言えると思うんです。
これ昨年の予算委員会でも少し紹介をしましたけれども、今ありました損害賠償・廃炉等支援機構の更田廃炉総括監が会見の中で、廃炉完了について二〇五一年というのは元々困難だというふうにおっしゃったというようなことが報道されました。
この二〇五一年廃炉完了ということについては、更田さんだけではなくて、そもそも科学的根拠には乏しいんではないかというような指摘もなされていたところでございます。ただ、じゃ、五一年見直すとして、後ろ倒しをしなければならないとして、その後ろ倒しをする年次を根拠を持って示すことが今できるかというと、そういう状況でもないと思うんですね。ここが難しいところで、一日も早く廃炉は完了してもらいたいし、そうすべきだけれども、根拠がない楽観的なお話を聞くということ、これも違うだろうというふうに思っているんです。
さらには、従事、作業に従事をする皆さんの安全がやっぱり大前提、絶対に確保された上で作業というのを進めていかなければならない。そういう意味では、廃炉完了の年次というのは、中長期ロードマップの信頼性という課題も含めて大変難しい課題、問題だというふうに思っています。
この廃炉に関わって、これも三月の十一日の委員長の会見、記者会見の中で、リスク低減マップというのを規制当局としては示していますよと。十年後の在り方まではそれで提案をしているんだと。ただ、今後、その先の姿も考えていく時期に来ていると思っている。その中には、廃炉をどう進めていくのか、その最終形をどうするのかといった議論も含めて十年後の議論を開始する時期に来ているんではないかという委員長の問題意識が示されています。
この廃炉の最終形という言葉も含めて、この今おっしゃった、委員長おっしゃった、あのときおっしゃったことの問題意識といいますか、課題認識といいますか、そこを少し聞かせていただければと思います。
29山山中伸介原子力規制委員会委員長
お答えいたします。
最終的な廃炉の姿あるいは取組については、政府において決定をいたしましたロードマップに基づいて進められているものと認識しております。
原子力規制委員会としては、廃炉の監視、指導を行っているところでございますけれども、規制委員会として見通せる目標として十年後の目標を設定をいたしまして、そこからバックキャストをしてリスク低減マップを提示をさせていただいているところでございます。この低減マップに従って、東京電力といろんな議論を進めているところでございます。
一方、会見での私の発言、一技術者としての私見でございますけれども、最終的な廃炉の…
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鬼木誠(立憲)
ありがとうございました。
会見全文読むと、今委員長お答えになった、一技術者としてはやはり更地にして福島の皆さんにお戻しするというのが理想的な形だということを、二度、あるいは三度ぐらい繰り返されてありますよね。まさにそういうことだろうというふうに思うんですけれども、ただ、それに続けて、いろいろな御意見もあるようなので、対話をしながら決めていくことが必要というふうに、今御答弁にもありました、対話の中から最終の形というものを見出していくというような考え方も示されているところでございます。
私自身も、委員長と同じように、更地にして福島の皆さんにお戻しをすると…
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31山山中伸介原子力規制委員会委員長
お答えいたします。
汚染水を浄化する、浄化処理をする過程で、御指摘をいただいたスラリー並びに使用済吸着材などの水処理二次廃棄物が生じます。これらの廃棄物はHICと呼ばれるポリエチレン製の保管容器等に収納されておりまして、屋外の一時保管施設等で現在保管されているところでございます。
これらの廃棄物は、汚染水処理を継続する限り一定程度発生するものでございます。本年四月時点での保管状況につきましては、保管容量四千七百六十八基に対しまして、HICの貯蔵量が四千五百八十基でございまして、約九六%に達していると承知しております。
現在、東京電力においては、将来…
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