ありがとうございました。
会見全文読むと、今委員長お答えになった、一技術者としてはやはり更地にして福島の皆さんにお戻しするというのが理想的な形だということを、二度、あるいは三度ぐらい繰り返されてありますよね。まさにそういうことだろうというふうに思うんですけれども、ただ、それに続けて、いろいろな御意見もあるようなので、対話をしながら決めていくことが必要というふうに、今御答弁にもありました、対話の中から最終の形というものを見出していくというような考え方も示されているところでございます。
私自身も、委員長と同じように、更地にして福島の皆さんにお戻しをするというのが廃炉完了ということだろうというふうには受け止めています。ただ、最終的にどのような形にしていくのかということについて、もし更地にする以外の最終の形というものが意見の中から生じてくるというようなことがあり得るとすれば、それはしっかりと対話の中から見出しをしていかなきゃいけないと思いますし、何よりも、地元の皆さんがどう受け止めるかということを大切にしていただきたいというふうに思っているんですね。
この対話ということについては、委員長も、それから、先ほど御紹介した更田総括監も対話ということの重要性については語られている。それから、お辞めになった伴委員の記者会見でも、やっぱり対話ということを触れられているんですね。規制の最前線にいらっしゃった皆様方が、地元の方も含めていろいろな方とやっぱり話合いの中で方向性や姿を見出していくんだということを語られているのが非常に印象的で、やっぱり信頼の希薄化を埋めていく作業はそれしかないんじゃないかなというふうに思うんです。
現地に行くと、現地で働いてる職員の皆さんに対しては、現地の福島の皆さんも、よく頑張ってくれているというふうにおっしゃるんです。ただ、組織として、例えば東電を組織として見たとき、政府を、あるいは規制委員会を組織として見たときに、どうも信じ切れないというのがあるというのが率直なところなんですね。この組織に対する信頼性の希薄化ということに対して、やっぱりしっかり応えていただくということを対話を通じて行っていただくということを、重ねてではございますけども、私からもお願いをしておきたいというふうに思います。
ちょっと時間がなくなってきたので、もう一つ廃炉に関連して、スラリーの関係についてお尋ねをしたいというふうに思います。
廃炉作業によって生じる汚染水、これALPS処理を行った上で海洋放水をされているんですけども、このALPS処理の過程で生じる放射性廃棄物が、スラリー、それから使用済吸着材について、この二つが残る。これは今、専用の容器、HICというんですかね、に保管をして、コンクリートボックスの中に入れて保管を続けていらっしゃるものというふうに聞いています。
固化、いわゆるスペースをなるべく少なくする全体の減量化、それから漏えいのリスクを軽減をするために脱水処理を行っていこうというような計画もあるようですけれども、保管スペース、これたまり続けていけばスペースがやっぱり窮屈になっていくだろうというふうに思いますので、このスラリーなり使用済吸着剤について、この保管状況や現状、そして今後の課題について教えていただければと思います。
27宮宮崎貴哉経済産業省大臣官房原子力事故災害対処審議官
お答えを申し上げます。
東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業につきまして御質問でございますけれども、今年に入りましても一定の進捗が見られております。
御紹介を申し上げますと、一号機につきましては、今年の一月に上部に大型のカバーの設置が完了いたしまして、今後、上部に存置されております瓦れきの撤去、これを進めていくべく準備を進められているところでございます。また、二号機につきましては、今御指摘がございました圧力容器内のカメラの調査に加えまして、使用済燃料の燃料取り出しも今年の六月から開始されているところでございます。また、三号機につきましては、こちらも…
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鬼木誠(立憲)
ありがとうございました。少しずつではあるが、確実に進捗しているんだというふうに受け止めたいというふうに思います。
その上で、僕は、やっぱり問題なのは、いつも言うんですけれども、中長期ロードマップの二〇五一年廃炉完了ということだと思うんですね。どうしてもこの二〇五一年廃炉完了という言葉が信頼性が高い言葉なのかどうかというところに疑問符が付くというのが、この間の、まあ全体的な作業の遅れがそういう受け止めにつながっているというふうには言えると思うんです。
これ昨年の予算委員会でも少し紹介をしましたけれども、今ありました損害賠償・廃炉等支援機構の更田廃炉総括…
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29山山中伸介原子力規制委員会委員長
お答えいたします。
最終的な廃炉の姿あるいは取組については、政府において決定をいたしましたロードマップに基づいて進められているものと認識しております。
原子力規制委員会としては、廃炉の監視、指導を行っているところでございますけれども、規制委員会として見通せる目標として十年後の目標を設定をいたしまして、そこからバックキャストをしてリスク低減マップを提示をさせていただいているところでございます。この低減マップに従って、東京電力といろんな議論を進めているところでございます。
一方、会見での私の発言、一技術者としての私見でございますけれども、最終的な廃炉の…
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- (上の発言)
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鬼木誠(立憲)
ありがとうございました。
会見全文読むと、今委員長お答えになった、一技術者としてはやはり更地にして福島の皆さんにお戻しするというのが理想的な形だということを、二度、あるいは三度ぐらい繰り返されてありますよね。まさにそういうことだろうというふうに思うんですけれども、ただ、それに続けて、いろいろな御意見もあるようなので、対話をしながら決めていくことが必要というふうに、今御答弁にもありました、対話の中から最終の形というものを見出していくというような考え方も示されているところでございます。
私自身も、委員長と同じように、更地にして福島の皆さんにお戻しをするというのが廃炉完了ということだろうというふうには受け止めています。ただ、最終的にどのような形にしていくのかということについて、もし更地にする以外の最終の形というものが意見の中から生じてくるというようなことがあり得るとすれば、それはしっかりと対話の中から見出しをしていかなきゃいけないと思いますし、何よりも、地元の皆さんがどう受け止めるかということを大切にしていただきたいというふうに思っているんですね。
この対話ということについては、委員長も、それから、先ほど御紹介した更田総括監も対話ということの重要性については語られている。それから、お辞めになった伴委員の記者会見でも、やっぱり対話ということを触れられているんですね。規制の最前線にいらっしゃった皆様方が、地元の方も含めていろいろな方とやっぱり話合いの中で方向性や姿を見出していくんだということを語られているのが非常に印象的で、やっぱり信頼の希薄化を埋めていく作業はそれしかないんじゃないかなというふうに思うんです。
現地に行くと、現地で働いてる職員の皆さんに対しては、現地の福島の皆さんも、よく頑張ってくれているというふうにおっしゃるんです。ただ、組織として、例えば東電を組織として見たとき、政府を、あるいは規制委員会を組織として見たときに、どうも信じ切れないというのがあるというのが率直なところなんですね。この組織に対する信頼性の希薄化ということに対して、やっぱりしっかり応えていただくということを対話を通じて行っていただくということを、重ねてではございますけども、私からもお願いをしておきたいというふうに思います。
ちょっと時間がなくなってきたので、もう一つ廃炉に関連して、スラリーの関係についてお尋ねをしたいというふうに思います。
廃炉作業によって生じる汚染水、これALPS処理を行った上で海洋放水をされているんですけども、このALPS処理の過程で生じる放射性廃棄物が、スラリー、それから使用済吸着材について、この二つが残る。これは今、専用の容器、HICというんですかね、に保管をして、コンクリートボックスの中に入れて保管を続けていらっしゃるものというふうに聞いています。
固化、いわゆるスペースをなるべく少なくする全体の減量化、それから漏えいのリスクを軽減をするために脱水処理を行っていこうというような計画もあるようですけれども、保管スペース、これたまり続けていけばスペースがやっぱり窮屈になっていくだろうというふうに思いますので、このスラリーなり使用済吸着剤について、この保管状況や現状、そして今後の課題について教えていただければと思います。
31山山中伸介原子力規制委員会委員長
お答えいたします。
汚染水を浄化する、浄化処理をする過程で、御指摘をいただいたスラリー並びに使用済吸着材などの水処理二次廃棄物が生じます。これらの廃棄物はHICと呼ばれるポリエチレン製の保管容器等に収納されておりまして、屋外の一時保管施設等で現在保管されているところでございます。
これらの廃棄物は、汚染水処理を継続する限り一定程度発生するものでございます。本年四月時点での保管状況につきましては、保管容量四千七百六十八基に対しまして、HICの貯蔵量が四千五百八十基でございまして、約九六%に達していると承知しております。
現在、東京電力においては、将来…
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鬼木誠(立憲)
もう時間がなくなりましたので、最後、要請にとどめたいと思いますけれども、スラリーについても、それから吸着材についても、それからデブリについてもそうですよね、瓦れきもそうです、最終処分が決まらないと、もうあそこにそこを置き続けるしかないと。これはスペースの問題からいって限界が必ずやってくると、そのように思っています。その問題意識は恐らく共通だろうというふうに思いますので、最終処分の在り方も含めまして、しっかりと規制委員会としても点検していただきながら東電の指導をいただきますことをお願い申し上げまして、質問を終わらさせていただきたいと思います。
ありがとう…
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33郡郡山りょう(立憲)
立憲民主・無所属の郡山りょうでございます。本日はよろしくお願い申し上げたいと思います。
今回、また違ったアプローチでの質問になるかなと思っております。要は、原子力と都市鉱山に関わる質問になります。廃炉金属の資源活用政策に関して、原子力規制庁、資源エネルギー庁、経産省、そして環境省の皆様にお伺いしたいと思っております。
まず最初が、クリアランス制度の現状と課題についてお伺いしたいと思います。
クリアランス制度なんですが、私も議員になって初めて知った制度なんですが、原子力発電所の運転、廃炉の過程で発生する廃材のうち、放射能濃度が極めて低く、人の健康への…
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