山中伸介原子力規制委員会委員長

2026年6月17日・第221回国会 参議院 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 31 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 149 発言)

お答えいたします。

汚染水を浄化する、浄化処理をする過程で、御指摘をいただいたスラリー並びに使用済吸着材などの水処理二次廃棄物が生じます。これらの廃棄物はHICと呼ばれるポリエチレン製の保管容器等に収納されておりまして、屋外の一時保管施設等で現在保管されているところでございます。

これらの廃棄物は、汚染水処理を継続する限り一定程度発生するものでございます。本年四月時点での保管状況につきましては、保管容量四千七百六十八基に対しまして、HICの貯蔵量が四千五百八十基でございまして、約九六%に達していると承知しております。

現在、東京電力においては、将来的に保管容量が逼迫するおそれもございますので、保管エリアの増設とともに、保管容量を最大五千三百四十四基まで拡大する予定と承知しております。これにより、現行の想定発生量に対しまして、二〇三二年頃までは使用済みのHICを保管できる見込みであると承知しているところでございます。

また、保管エリアの確保に加えまして、スラリーについては、脱水処理等の減容、安定化を図った上で、固体廃棄物貯蔵庫等の収納能力を踏まえた長期的な安定保管を可能とする取組を進める計画であると承知しているところでございます。

いずれにいたしましても、原子力規制委員会としては、これらの水処理二次廃棄物が長期的に安定保管されることが東京電力福島第一原子力発電所全体のリスク低減の観点から重要であると考えております。引き続き、東京電力の取組について、実施計画の審査あるいは検査を通じて確認、監視をしてまいる所存でございます。

前後のやりとり

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