林芳正 (自由民主党)総務大臣

2026年3月24日・第221回国会 参議院 総務委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 182 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 267 発言)

地方税の偏在是正につきましては、今、脇委員から御紹介がありましたように、神奈川県知事を始め多くの知事の皆様から、行政サービスの地域間格差が顕在化する中で偏在是正の取組を進めていただきたいという切実な御意見、お伺いしたところでございます。そのときも、今、脇委員から御紹介されました、川を越えたらというお話も、随分、黒岩知事からもお聞きをしたところでございます。

この地方財政審議会の有識者検討会報告書で、地方で育った若い人材が東京都に流入することで、東京都の競争力を支えている面がある、人口減少が進む中で、長期的に見れば、将来、地方から転出する人材が枯渇して、東京都に人材を提供できなくなる可能性もあると、こうした指摘もされているところでございます。こうした点も含めて、昨年末の与党税制調査会において議論が行われまして、令和八年度与党税制改正大綱が取りまとめられたものと承知をしております。

私としては、やはり、東京都も含めて我が国全体が少し長い時間軸、高校まで私も地元におりましたけれども、それが東京に出てきて働くというようなこと、長い時間軸を取って将来にわたって持続可能な形で発展をしていく、そのためにはやはり地方の活力の維持向上が不可欠であると、そういうふうに考えております。

したがって、そうした視点に立って都市と地方がお互いに支え合うと、これが基本的な考え方でございまして、そうした考え方に立って、偏在性が小さい地方税体系の構築に向けて、具体的な取組について検討を進めてまいりたいと考えております。

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