御質問ありがとうございます。
大変難しい問題ではございますけれども、確かに再審請求事件というのはいろいろございまして、請求書を読んだだけでもこれは一体何を書いているのか分からないという事件があるというのは、私も実際に何件も経験しております。そういう場合に、言ってみれば、濫用的な、濫訴の再審請求事件というのは、現状においても比較的速やかに棄却になっているという、これは統計的にそういうふうになっております。したがいまして、濫用的請求については、それなりに裁判所も現状においても対応しているところでございますし、もし法律の改正になってもそのような運用というのは変わらないものだというふうに思っております。
その中で、再審請求の中でやはりこれは問題があるかもしれないという事案についてどういうふうに審理を進めていくのかというのが大事だというふうに思っていまして、そこが、審理を進めていくために何が必要かという先ほど言った私の問題提起に結びつくわけですけれども、それは、裁判所は力を持って前へ進めていく、そういうことと、それから責任を持ってある程度の期間内に判断をするという責任感と、それから証拠開示なんだろうというふうに思っているところでございます。
また、真実の発見という点では、私は被害者の方にとってもいいことじゃないかなというふうに思っています。というのは、被害者の方の声を私も聞いたことがあるんですけれども、さっさと証拠開示をやって早く結論を出してほしい、もし違うんだったら真犯人を捕まえてほしい、これが本当のところなんだというふうな話も聞いたことがございます。それは私は本当にもっともなことだなと思っておりまして、本来そうあるべきであるというふうに思っていますので、対立する場面もあるんですけれども、同じように真実というものを軸に考えますと対立しないところもあるということはあるかと思います。
もっとも、被害者の方のプライバシーや名誉を保護するというのは、これは大変貴重で重いものでありますので、これについては十分な配慮が必要だということは私も肝に銘じたいというふうに思っています。
12村村山浩昭弁護士
自民党の中での議論というのは、私は、実は、自民党のヒアリングに参加をさせていただきました。そのときの雰囲気は、私は法制審も経験したんですけれども、全く違うんですね。法制審は、何を言っても響かないといいますか、本当に冷たい空気が流れていたわけですけれども、自民党の皆さん方の議論は大変熱いものを感じました。そして、やはり、冤罪被害をなくさなくちゃいけないという熱い思いを感じまして、個人的には非常に思いが通じたという気持ちを強くしております。
そういう中で、検察官の不服申立てについて大幅な修正をされた、これは刑事司法の立法については大変な事件だったんじゃない…
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13山山本大地(自民)
ありがとうございました。
私自身、法律の専門家でも法曹でもございません。ただ、この自民党内での議論に私も積極的に参加をさせていただきました。その中で、罪を犯していない人が処罰されることは決してあってはならない、それはもちろん、また、仮に誤って有罪判決が確定していることが判明した場合には速やかに救済をされなければならず、このような機能を十分に発揮できる再審制度を構築する必要があるということを、私自身も強く、その議論に参加させていただいて、身をもって感じたところでございます。
もっとも、先日の上谷参考人の意見陳述、さらに、本日の吉沢参考人からの御意見を伺…
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14吉吉沢徹岡山弁護士会所属弁護士
お答えします。
無辜の救済をしなければならない、一方で、真犯人が処罰を免れることがあってはならない、これを、この両方の関係をどういうふうに考えるか、そういう御趣旨だと理解させていただきました。
これは、両方同時に実現していかなければならないというふうに考えているところです。では、どういうふうに実現するのか。大変難しい問題だとは思います。
まず申し上げられることは、統計から見ると、再審請求というのは濫用的になされている場合が非常に多いのではないのかというふうに思っております。なので、再審請求がなされたからといって、すぐにその者を救済しなければならない…
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- (上の発言)
15村村山浩昭弁護士
御質問ありがとうございます。
大変難しい問題ではございますけれども、確かに再審請求事件というのはいろいろございまして、請求書を読んだだけでもこれは一体何を書いているのか分からないという事件があるというのは、私も実際に何件も経験しております。そういう場合に、言ってみれば、濫用的な、濫訴の再審請求事件というのは、現状においても比較的速やかに棄却になっているという、これは統計的にそういうふうになっております。したがいまして、濫用的請求については、それなりに裁判所も現状においても対応しているところでございますし、もし法律の改正になってもそのような運用というのは変わらないものだというふうに思っております。
その中で、再審請求の中でやはりこれは問題があるかもしれないという事案についてどういうふうに審理を進めていくのかというのが大事だというふうに思っていまして、そこが、審理を進めていくために何が必要かという先ほど言った私の問題提起に結びつくわけですけれども、それは、裁判所は力を持って前へ進めていく、そういうことと、それから責任を持ってある程度の期間内に判断をするという責任感と、それから証拠開示なんだろうというふうに思っているところでございます。
また、真実の発見という点では、私は被害者の方にとってもいいことじゃないかなというふうに思っています。というのは、被害者の方の声を私も聞いたことがあるんですけれども、さっさと証拠開示をやって早く結論を出してほしい、もし違うんだったら真犯人を捕まえてほしい、これが本当のところなんだというふうな話も聞いたことがございます。それは私は本当にもっともなことだなと思っておりまして、本来そうあるべきであるというふうに思っていますので、対立する場面もあるんですけれども、同じように真実というものを軸に考えますと対立しないところもあるということはあるかと思います。
もっとも、被害者の方のプライバシーや名誉を保護するというのは、これは大変貴重で重いものでありますので、これについては十分な配慮が必要だということは私も肝に銘じたいというふうに思っています。
16山山本大地(自民)
ありがとうございました。
済みません、もう少し聞きたいこともあったんですけれども、時間が参りましたので、これで終わらせていただきます。
ありがとうございました。
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17井井上英孝(維新)
次に、西村智奈美君。
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西村智奈美(中道)
衆議院議員の西村智奈美と申します。
今日は、三人の参考人の皆様、大変参考になる貴重な陳述をいただきまして、誠にありがとうございました。
私は、今回の再審法の改正に際して、超党派の議員連盟で作りました議員立法案の、今現在、筆頭提出者となっております。ここに至るまで国会もいろいろありました。先ほど来からお話がありましたように、四大冤罪事件があってもなお改正されなかった再審法によって、その後も多くの冤罪事件が生まれてしまった。これはやはり、唯一の立法機関である国会の不作為だったというふうに、私は、今立法府に身を置く一人として、強く反省をいたしております。
…
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