國重徹 (中道改革連合)

2026年5月27日・第221回国会 衆議院 法務委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 235 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 289 発言)

中道改革連合の國重徹です。

再審の生命線、これは証拠開示です。ですので、今日はこれを中心にお伺いしていきたいと思います。

また、質問通告させていただいておりますけれども、今日も様々やり取りがされて、今日は大臣が参議院の方に行かないといけないということで私の順番が一番最後になりましたので、このやり取りも踏まえてちょっと一部組み立ててやりたいと思いますので、臨機応変に対応いただければと思います。

過去の再審無罪事件では、通常審で捜査機関が裁判所に提出しなかった証拠、これが決め手となって再審開始決定、再審無罪判決に至った事例が数多くあります。また、その証拠が開示されるまで何十年もの歳月がかかった事件もあります。

例えば袴田事件、ないと言われていた、みそ漬けになっていた衣類が発見されたときのカラー写真とネガフィルム、これが後になって開示されたことが再審開始決定、無罪判決に寄与しました。

また、日野町事件では、引き当て捜査の報告書に添付されていた写真が実際に撮影した順番から入れ替えられていた、あたかも本人が捜査員を案内しているかのように並び替えられていたことが、開示されたネガフィルムから分かりました。これは、証拠改ざん、捏造と言えます。

さらに、福井事件、主要な証拠というのは六人の供述だったわけでありますが、関係者の供述と決定的に矛盾をするテレビ番組の放映日時に関する捜査報告書の存在を検察は通常第一審の段階で把握していたんですけれども、これを開示することなく、しれっと裁判を続けて、有罪の立証活動を続けました。そして、第一審で無罪となると検察は控訴。控訴審で有罪とされ、最高裁でそのまま確定し、服役されることになりました。服役後の第一次再審請求では、再審開始決定が出たのに検察が不服申立てをして、棄却が確定しました。第二次再審請求審で、ようやくその捜査報告書が開示をされました。これは、意図的な証拠隠しともいうべき事案であって、相当悪質であります。

これらの袴田事件、日野町事件、福井事件の三事件について、いずれも、捜査機関が持っていた証拠が開示されたことによって再審開始、無罪に至ったとの私は認識ですけれども、大臣、この点についての認識は共有しているということでよろしいでしょうか。

前後のやりとり

231の発言を見る

239の発言を見る