森ようすけ (国民民主党)

2026年7月15日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第26号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 54 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 86 発言)

こうしたように、各省庁においても子供のSNS利用については様々な影響を認識されているところなんです。

質問をちょっと一つ飛ばすんですが、これは昔の漫画やゲームと何が違うのかというふうに捉えられている方も多いという印象があるんですが、やはり中毒性がすごいんですよね。何というか、昔の漫画だったりゲームだったりすると、家庭内のルールで、一日一時間にしなさいとか、ずっと漫画を読んでいたら取り上げたりとか、そういうのは当たり前にやっていましたけれども、SNSにおいては、例えば無限スクロールと言ったりするんですが、こういうふうにスワイプしていくとコンテンツがずっと続いていったり、あと、アルゴリズムでレコメンデーション機能というのがあって、その人に応じて、一番刺さるというか、一番中毒性の高いような内容のコンテンツが画面に表示されるような、そんなアルゴリズムを築かれているので、SNS側、プラットフォーマー側がそういったサービスをつくっている以上、大人でさえなかなか中毒から逃げ切れないところがあるので、子供においてはもっとひどいことになっているところがあるので、リテラシーの向上、リテラシーの向上と言ったりするんですが、リテラシーの向上だけではもう解決できないような領域になっているというふうに認識しているところなんです。

日経新聞の今年の一月の記事に、ブロッキンというアプリのことが取り上げられていたんですね。「時間溶かすSNSを強制ブロック 中高生が頼るアプリ「ブロッキン」」というようなタイトルの記事だったんですが、これは何かというと、今、国内でダウンロード数が百万を超えているアプリなんですが、未成年、子供がこのアプリを入れているんですね。

どういった機能があるかというと、このブロッキンというアプリの中で、一日一時間とか、何時から何時はスマホを使いませんというふうなことを利用者が設定をすると、その時間はスマホがブロックされるんですよね。固まって何も触れなくなってしまう、そういったアプリがあるんです。今、iPhoneとかアンドロイドのOSにおいてもこういう利用制限の機能はあるんですが、普通に自分で解除することができるんですね。ところが、このブロッキンというアプリだと、時間を決めるとその時間は何をしても触ることができないというふうな強制的なアプリが日本で開発されているんです。

本当にいいアプリだなというふうに思うんですが、これは有料版と無料版があって、無料版だと五秒間画面をタップし続けると解除できちゃうんですね。なので、意思が弱いと簡単に解除できます。有料は月五百五十円で、年契約だと六千六百円なんですが、有料版だと初めて解除ができなくなるんですね、設定をすると。なので、強制的に入れたい人は有料版をダウンロードしないとアプリをフルで使うことができないというわけなんですが。

私、これを読んでいてびっくりしたのが、誰が入れているかというと、中高生が七割を占めるそうなんです。特に受験対策でこのアプリを入れる方が多いらしくて、夏休みの八月と受験直前の一月にこのアプリをインストールして、有料で入れるらしいんです。なので、子供たち自身も、スマホの依存症になっているから、こういうアプリを無理してお金を払ってまで入れて我慢しているというのが現状なんですね。

こうした民間の創意工夫によるアプリの開発というのはすばらしいんですが、そもそも、有料のお金を払うことができない子供は、我慢したくても我慢できないわけなんですよね。だから、何か、民間の自助努力ではすばらしいんですが、非常にSNS中毒が子供たちに深刻な側面が強くなっているなというような印象があるんです。加えて、自制心がある子供ならこれを入れたらいいんですけれども、自制心が持てない子供の場合は、インストールしなくて、ずっとスマホ中毒になっちゃうんですよね。

こうした現状を非常に私としては深刻だなというふうに考えているんですが、今日は古川政務官にお越しいただいていますので、このブロッキンというアプリの現状も踏まえて、こうしたところをどのように捉えられているのか、その点をお伺いいたします。

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