今井絵理子 (自由民主党)

2025年12月12日・第219回国会 参議院 予算委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 368 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 446 発言)

温かいお言葉ありがとうございます。

是非、先ほどの高等部に通う生徒さんたちの、やはり手話ができない先生がいるというこの現状、課題をしっかり受け止めて、しっかりと手話で指導ができるような教育環境を整えていただきたいなと思っております。

次に、厚生労働大臣にお伺いします。

地域で活動する手話通訳士、手話通訳者の待遇は今も不安定なままです。救急や入退院の説明、福祉や年金の相談、子供の進路や就職の面談、この人生の大事な場面と、そして命に関わる場面で言葉と気持ちをつないでいるかけがえのない専門職であるにもかかわらず、この手話通訳士、手話通訳者という存在は、ボランティア的な存在としか位置付けられていない地域が少なくありません。

厚生労働省の令和二年度調査や全国手話通訳問題研究会の実態調査でも、非正規雇用の高さや低い報酬水準、人材の高齢化などが全国的な課題として指摘されております。せっかく資格を取っても、正規雇用が少なくボランティア的活動にならざるを得ない、そんな声も聞こえています。

こうした状況では、若い世代が将来設計を描きながら手話通訳者を目指そうとなかなか思いにくく、地域で支える人材が減り、聞こえない、聞こえにくい方々の言葉のセーフティーネットが失われるのではないかと私は大きな危機感を抱いています。

そこで、厚生労働大臣に二点お伺いいたします。

まず一点は、養成や配置にやはり地域格差があり、なおボランティア的な位置付けが残っている現状をどのように認識しておられるのか。二点目は、この手話施策推進法の施行やデフリンピックの開催等を契機に、手話通訳士・者や聴覚障害者に対する理解の浸透により、これまで以上に聴覚障害者の社会参加が促進され、手話通訳者のニーズも高まっています。このような状況を踏まえて、手話通訳士・者の専門性を評価した適切な処遇の確保に向けた取組を進めるべきだと考えますが、御見解をお聞かせください。

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