西川厚志 (立憲民主党)

2025年2月13日・第217回国会 衆議院 総務委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 80 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 139 発言)

それぞれ、名古屋、愛知、また広島、そして仙台、宮城も、近隣県からは多くの皆さんが転入されているんですが、やはりそれ以上に東京圏へ出て行っているんだということがまずは分かりました。

それでは、ここで我が愛知県の取組を少し御紹介させていただきたいと思います。

そもそも、愛知県は、長らく工業製品出荷額の全国トップを誇る産業県でありまして、多くの優良企業が集積をしております。給与水準も全国最高レベルです。東京と比べて平均通勤時間も三十分以上短いというのも働きやすさのポイントですし、特に女性にとりましては、待機児童数は東京の約五分の一と、働きながら子育てできる環境も整い、そしてまた働く女性が旅行や行楽に出かける割合は全国一位、そして一日当たりの趣味や娯楽に費やす平均時間は全国五位、こうした充実した暮らしを送ることができているという、そんな統計も実は少なくありません。むしろ、住みやすさ、働きやすさなら、愛知を選んでもらえても何の不思議も実はないんです。

唯一の弱点といえば、愛知の産業構造が製造業に偏り、若い女性が希望する第三次産業関連の雇用機会が少ないかなという点はありまして、実際に、二十歳から二十四歳の若年女性は東京圏へと転出してきた傾向が続いております。

ですが、当然こうした傾向を打開すべく様々な取組を展開いたしておりまして、例えば、女性活躍に向けた機運の醸成や時間外勤務の縮減、男性の育児参加推進などによるワーク・ライフ・バランスの推進など、あいち女性の活躍促進サミットと銘打った事業も十年近く開催していたり、また、やはり十年前からは女性活躍に取り組む企業や就職を考える女性を応援するために女性活躍応援サイトを開設し、中でも、企業トップの意識表明や採用の拡大、職域拡大、育成、管理職登用等に取り組む企業を県が認証した数は千五百近くに上り、その検索ページも、業種や所在地、従業員規模、男女の管理職比率や平均勤続年数などなどの切り口からも検索可能となっておりまして、女子大学生らにとっても関心が高まってきているというのは間違いがありません。さらには、名古屋と東京に支援センターを開設し、UIJターン希望者に対して県内企業の求人情報の提供や個別相談等の就労支援を行い、中小企業を始めとする県内企業の人材確保を図る取組も行っております。

それでも、残念ながらこうした努力が報われていない現状があります。そして、この落胆はほとんどの自治体が共有しているのではないかと思われます。

私自身もかつて身を置いた愛知県議会では、いつも知事が、人、物、金を呼び込むんだ、そのためにこういうことをやるんだと議場をいつも鼓舞しておりましたけれども、結局のところ、人、物、金が吸い寄せられていくのは東京にほかなりません。理屈抜きに、これが首都である東京の求心力なんだと私は思っております。

そこで、お尋ねいたします。改めて東京一極集中を是正するためにはどんな取組が最も効果があると考えるのか。その際いつもしきりに総理を始め皆さん方は地方創生二・〇を持ち出しますが、これまでの十年の地方創生の取組成果も踏まえてお答えをいただきたいと思います。

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