木村直人内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官

2026年7月10日・第221回国会 参議院 デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 130 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 234 発言)

お答え申し上げます。

御指摘いただきましたとおり、日本各地の研究機関あるいはその拠点といったところの連携を通じて地域のイノベーションというものを創出していくということも重要な視点であろうというふうに認識しております。

このGSC構想のフラッグシップ拠点は、ディープテック分野において、国内各地の大学、研究機関あるいは拠点における取組と海外のネットワークをも結び付ける、そういった結節点、ハブとして機能することを想定しております。今御紹介いただきました幾つかの拠点、国内各地で特色ある魅力的な取組が行われておりますし、その中から今後有望なシーズみたいなのも生まれてくるんだというふうに思います。

既にそういった拠点都市の関係者とも今後の連携については意見交換を行っているところでございまして、今後とも、この地域のスタートアップエコシステム、あるいはその地域におけるスタートアップ振興施策、こういったところともよくよく連携をしながらGSCの構想を進めていきたいというふうに考えてございます。

具体的に申し上げると、スタートアップ拠点都市などに対しましては、このフラッグシップ拠点、GSCの拠点の成果やネットワーク、これを定期的に共有する場を設けるとか、あるいは、拠点を運営するに当たっては、地域における大学の研究者の方々は、その大学等の所属も残しつつ拠点で事業化に向けた活動を行っていただくこと、クロスアポイントメントみたいな形を取るのかと想定しておりますけれども、そういった活動を行うということ、で、一定の成長段階に達した後は施設を退去する基準を作る、あるいはその技術の実証とか施策のライン立ち上げのフェーズは、しっかりと拠点都市とも連携しながら当該地域での活動を促していく。

そんな形で地域との連携を密にしていきたいということを考えておりまして、今スタートして、まさにスタートし始めた先行的活動の中でも、これから国際研究プログラムにおいてはベンチャーディレクターという方を選んでいく予定になっております。この方が革新的研究テーマを設定することになるわけでございますけれども、このベンチャーディレクターが各地域の研究成果、産業課題、社会実装ニーズ、こういったものを把握しながら検討していくことになろうかというふうに思ってございます。

いずれにいたしましても、このGSCの構想の成果、これが全国各地域のスタートアップエコシステムに対しても広く波及をしながら、それぞれのイノベーション促進、スタートアップ創出につながるような好循環を生み出せるような形を取りたいと思っておりまして、その段階では、地域の方々の意見、要望を踏まえながらこのGSC拠点の運営に取り組んでまいりたいと思っております。

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