大門実紀史 (日本共産党)

2026年7月8日・第221回国会 参議院 デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 107 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 147 発言)

大門です。

四月にこの委員会でAIの軍事利用について取り上げました。この六月、七月に、NHKの「クローズアップ現代」、またお配りいたしています朝日を含めた全国紙、あと「エコノミスト」ですかね、急速にこのAIの軍事利用について取り上げられてきております。恐らく全体の認識として、AI兵器というのは火薬、核兵器に次ぐ第三の軍事革命というふうに位置付けられているんではないかと、それで注目が集まってきているんではないかと思います。

改めてこの問題を取り上げたいと思いますが、まず、防衛省のAI活用の方針について聞きます。

防衛省は今、AI活用推進基本方針というのを出されておりまして、その中で、我が国は人間の関与が及ばない完全自律型の致死性兵器の開発を行う意図がないということを表明されております。つまり、ドローンなど、AI搭載したドローンが、この委員会でも取り上げましたけど、自分でターゲットを見付けて、自分の判断で何のためらいもなく爆撃したり攻撃したり殺傷するということですね。イスラエルのガザ攻撃やイランの、アメリカのイラン攻撃でも使われたこのシステム、AIシステムですね。

日本はこういう、いわゆる自律型致死兵器システムと言うらしいですね、キラーロボットという言い方もするらしいですが、これは開発しない、使わないということを表明されていて、AIと自律性の責任ある軍事利用に関する政治宣言という各国が賛同した、AIの使い方については気を付けようというような政治宣言にも日本は参加されています。防衛省、参加されております。

要するに、今何が問題になっているかというと、戦争で、人間ならGPS使っても、標的を決めて、標的を探して、確定して攻撃するのに数時間は掛かるというのを、AIを導入しますと、僅か数分でターゲットを決めて、何のためらいもなく攻撃する、短時間で大量の殺りくが行われてしまうという点が世界的にも問題になっているということなんですね。

防衛省は、今申し上げたようなAI活用推進基本計画で今言ったことを述べておられて、こういうキラーロボット、自律型致死兵器システムについては開発しないと、使わないということを表明されておりますけれど、それは堅持されているんでしょうか。

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