松本尚 (自由民主党)デジタル大臣・内閣府特命担当大臣(サイバー安全保障)

2026年5月27日・第221回国会 参議院 本会議 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 21 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 42 発言)

梅村議員の御質問にお答えいたします。

まず、AIとサイバー安全保障についてお尋ねがありました。

クロード・ミトス等のフロンティアAIモデルの性能が急速に高度化する中、今月十二日に、高市総理から、私、サイバー安全保障担当大臣を中心に、政府全体での対応を早急に具体化し、実施するよう指示があり、今月十八日には、私も参加する形で、AI性能の高度化を踏まえたサイバーセキュリティ対策に関する関係省庁会議を開催したところであります。

この関係省庁会議において、重要インフラ事業者等への対応と、脆弱性の発見、修正等の対応の双方の観点から、関係省庁、関係機関の包括的な対策パッケージであるプロジェクト・ヤタ・シールドを取りまとめ、各国に先駆け公表しているところであります。

本パッケージにおいては、例えば、委員御指摘のオープンソースによるものを含めたソフトウェアについて、高性能AIを活用した脆弱性の発見、修正等への対応等に取り組むとしており、急速に向上していくAI性能等の技術環境の変化に、関係省庁とも連携しながら、遅滞なく対処してまいります。

次に、ガバメントAI「源内」の利用状況等についてのお尋ねがありました。

まず、「源内」を通じたAIによる業務効率化に関するお尋ねですが、今月から開始した全府省庁約十八万人の政府職員を対象とするガバメントAI「源内」の大規模実証事業において、職員の利用状況の把握やアンケート調査を実施し、結果を公表、公開することにより、効果の把握、検証を着実に進めてまいります。

次に、本会議の、失礼、本日の本会議における答弁作成プロセスにおける「源内」の利用割合については、定量的にお示しすることは困難ですが、私のこの答弁に関しましては、職員が「源内」で原案を作成し、職員が事実確認を行った後、私が最終確認、決裁を行った上で答弁するという手順でAIを活用しております。

また、AIの活用が紋切り型の答弁を招くのではないかとの御懸念についてですが、むしろ、AIを積極的に活用することにより、全体の答弁作成時間を短縮しつつ、職員は答弁の内容の検討、精査により多くの時間を割くことができ、結果として、形式的ではない、より丁寧で建設的な答弁の作成が可能になるものと考えております。(拍手)

〔国務大臣松本洋平君登壇、拍手〕

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