松本洋平 (自由民主党)文部科学大臣

2026年5月27日・第221回国会 参議院 本会議 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 22 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 42 発言)

梅村議員にお答えいたします。

大学の外国人受入れにおける機微技術流出防止策についてお尋ねがありました。

大学で研究機関における機微技術の流出防止は重要であり、大学等において外為法に基づいた安全保障貿易管理を徹底することが不可欠であります。

このため、文部科学省は、経済産業省と連携し、大学等に対しまして、安全保障貿易管理の徹底を要請する通知の発出や周知徹底を行っており、体制整備等は着実に進んでおります。このような体制の下、研究インテグリティー確保の取組や、昨年十二月に内閣府が作成をいたしました研究セキュリティの確保に関する取組のための手順書に基づく技術流出の防止も進められております。

また、留学生については、多様な国や地域から優秀な外国人留学生を受け入れることにより、我が国や我が国の大学の国際競争力の強化を図ることが大事です。そのため、量ありきではなく、在籍管理や安全保障貿易管理の一層の徹底等を通じて、質の向上を図る視点を重視しております。

国立大学における留学生の受入れについても、量的拡大自体を目的とするのではなく、多様な国や地域から優秀な外国人留学生を受け入れるという質の向上の観点から、外国人の受入れ・秩序ある共生のための総合的対応策等も踏まえながら取組を進めてまいります。

文部科学省としては、引き続き、関係省庁と緊密に連携しながら、大学における安全保障貿易管理の徹底など、機微技術流出防止に係る取組を促進してまいります。

情報リテラシー教育についてお尋ねがありました。

様々なデジタル技術が急速に普及する中、情報モラルの向上や情報セキュリティーの確保を含め、情報活用能力を育成することが重要であると考えております。

このため、学習指導要領では、情報モラルを含む情報活用能力を学習基盤と位置付けており、全ての学校において、情報発信による他人や社会への影響について考えさせる学習活動などに取り組むこととしております。

文部科学省では、こうした学習を支援するため、情報モラルポータルサイトでの学習コンテンツの提供や、教職員等を対象といたしましたオンライン研修の開催に取り組んでいるところであります。

また、大学や高等専門学校においては、モデルカリキュラムに基づきまして、情報を扱う上での留意事項等のリテラシーを身に付ける数理、データサイエンス、AI教育を推進しております。

引き続き、関係省庁とも連携を図りながら、情報リテラシーの向上を含め、情報活用能力を育成できるよう取組を進めてまいります。(拍手)

前後のやりとり

18の発言を見る

26の発言を見る

顔写真の出典(Wikimedia Commons、6件)