都道府県の中で、高校、外国につながる、とりわけ日本語支援が必要な子供たちの高校進学率は大阪府が突出して高いです。
全国的に言いましたら、九九%の高校進学率ですが、日本語支援が必要な子供たちの高校進学率は大体九〇%、約一〇ポイントぐらい低いんですね。しかし、これにはまやかしがありまして、大阪府立の高校が、相当に日本語支援が必要な子供たちの受入れの手続といいますか支援を、早期、早い段階から進めてきたというのがあります。その結果、高校はやっぱり進学をして、アッパーミドルの層で頑張っていこうという日本生まれの外国ルーツの子、あるいは幼少期に日本に渡ってきた子が実際に様々な現場で活躍を始めています。
今、大学進学も半数以上がAO入試と言われていたりとか、総合選抜で進学ができるようになっています。多くの府立高校の外国人の生徒たちが多言語の力をアピールして、総合選抜で、それこそ名のある大学にたくさん進学をしていっているんですね。入った後、卒業するまでとまた困難はありますが、しかし、その多くの子供たちが多言語の力を有効に活用しながらその後の進路へと向かっていっているわけです。企業はそういうところにも目を付けて、多言語の力を会社で生かしてほしいという中で、地域のリーダーということよりも経済社会を引っ張っていくリーダーとして、次の、何といいますか、エントリーとして今後ますます注目されるんではないかというふうに思います。
13ここやり隆史(自民)
ありがとうございます。
ちょっと少し話を進めさせていただいて、ヨーロッパの制度であったりアメリカであったり、いろんな国の制度によってそれぞれ違うとは思います。EU諸国を見て、私も住んだことがありますけれども、何か制度的に充実しているなという実感は余り持ちませんでした、あの当時。今は大分改善されているのかもしれませんけれども。特に、日本は真面目なんですけど、諸外国は、ある程度制度をつくっても、それが実際に実施されているかどうかというところがかなり弱いんだというふうに感じています。
やっぱり実際に制度をこれから整備をしていって、いくのは間違いないんですけ…
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14田田村太郎一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事
ありがとうございます。
冒頭申し上げましたとおり、私は毎年大体三つから五つぐらいの自治体の多文化共生プラン等の策定に関わっていますが、そういったときは必ず外国人のコミュニティーの当事者の方が参加をしています。そういった方々から意見を聞く、あるいは情報提供するときにも一緒にやっていくということは大変重要なことと思います。外国人の方々の中に日本語大変堪能で意見主張される方もたくさんいらっしゃいますし、自治体が設けている相談窓口も、実際のところは外国人の方で日本語をお話しになる方に結構頼っている部分があります。
一方で、日本人側で言語ができる人が少ない。通…
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15近近藤敦名城大学法学部教授
いろんな自治体の多文化共生推進プランのときに、そこに参加してもらえる人もいれば、そうでない方でも、リーダーになるような方を発掘するというのは一つの課題ですし、その人たちを通じてSNSなどでいろんなことを発信してもらったり、またいろんな意見を吸収するという、そういう仕組みをつくるというのは大事なことだと思うんですが、なかなか難しいんですね、それが。それも一つだと思います。
言語の問題は割と機械が発達していくと少し楽になる部分があるのかなという気はしているんですが、マインドの部分、こちらがまた大事でして、外国人の方のコミュニティーの場合もそうですが、日本社…
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- (上の発言)
16金金光敏大阪常磐会大学兼任講師/社会教育士
都道府県の中で、高校、外国につながる、とりわけ日本語支援が必要な子供たちの高校進学率は大阪府が突出して高いです。
全国的に言いましたら、九九%の高校進学率ですが、日本語支援が必要な子供たちの高校進学率は大体九〇%、約一〇ポイントぐらい低いんですね。しかし、これにはまやかしがありまして、大阪府立の高校が、相当に日本語支援が必要な子供たちの受入れの手続といいますか支援を、早期、早い段階から進めてきたというのがあります。その結果、高校はやっぱり進学をして、アッパーミドルの層で頑張っていこうという日本生まれの外国ルーツの子、あるいは幼少期に日本に渡ってきた子が実際に様々な現場で活躍を始めています。
今、大学進学も半数以上がAO入試と言われていたりとか、総合選抜で進学ができるようになっています。多くの府立高校の外国人の生徒たちが多言語の力をアピールして、総合選抜で、それこそ名のある大学にたくさん進学をしていっているんですね。入った後、卒業するまでとまた困難はありますが、しかし、その多くの子供たちが多言語の力を有効に活用しながらその後の進路へと向かっていっているわけです。企業はそういうところにも目を付けて、多言語の力を会社で生かしてほしいという中で、地域のリーダーということよりも経済社会を引っ張っていくリーダーとして、次の、何といいますか、エントリーとして今後ますます注目されるんではないかというふうに思います。
17ここやり隆史(自民)
時間が来たので終わります。ありがとうございました。
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打越さく良(立憲)
立憲民主・無所属の打越さく良です。
本日は、田村参考人、近藤参考人、金参考人、大変貴重なお話をありがとうございました。委員一同、しっかり受け止めて、今後の法案審議に生かしていきたいと思っております。
まず、近藤参考人に伺います。
法務省は、法案審議において一貫して、手数料は、在留の権利が保障されていない外国人に我が国に在留資格を付与することへの対価としての性格を有するので、実費にとらわれることなく、応益的要素や政策的要素を勘案して定めることができると答弁してきたんですね。
このフレーズは、何となく私としては、一九七八年の最高裁判決と、いわゆるマク…
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19近近藤敦名城大学法学部教授
手数料は、在留の権利が保障されていない外国人に在留する資格を付与することへの対価とか、在留手続は全て恩恵にすぎないというのが今までの審議でよく耳にしましたが、それは結局、いかように定めても構わないという、そういう人権条約を知らない時代の時代錯誤的な議論だと思っております。
非人道的な取扱いを受けない権利、家族生活の権利、子供の最善の利益といった日本も批准している人権条約が定めている権利を考慮した政令の基準作りを望みます。
ドイツでは、難民、家族呼び寄せ、国内で生まれた子などは、一定の類型の滞在許可については、法的請求権が認められています。単なる裁量と…
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