2026年6月9日・第221回国会 参議院 総務委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 137 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 168 発言)

私は、二〇二〇年にこの制度が導入される直前から、このありようはおかしいということをずっと申し上げてまいりました。それで、総務省の担当部署に対しても、呼び込んで、そして話をして、いや、それは雇用機会をつくるんだと言うんですね。三年以内に解雇するのは、常に就職する機会をつくる。でも、そこにいるのは、司書であるとかあるいは学芸員であるとか、様々な、福祉の、市民サービスや様々な現場の専門家なんですよ。その専門家を、定数に、そこにないから定数外で採用している者について、普通は嘱託とかそういうので採用していたんですけれども、それを全部、十把一からげに会計年度任用職員ということにして、そして首が切れる仕組みになった。首を切らなきゃならない仕組みにしたのが二〇二〇年からのこの制度なんです。

この五年間、この問題を指摘をしながら、これについてはやっぱり任用期限をこんなふうに定めるのはおかしいと。これから人口も減っていくし、若い人たちも減っていくのに、あえて自治体現場に、本当にサービスをするところで人がいなくなる制度を国が強要していると、このような指摘をしてまいりました。

それが変わりまして、どんどんこの三年期限とかあるいは毎回とかということは変わっているんですけれども、でも周知が徹底はされていない。つまり、依然としてこの任期があって、それで切らなきゃいけないんだという自治体が何割かいるんですね。そこで首も切られます。私の地元でも、十年も図書館を勤めた人たちが首切られたり、あるいはそういうことが現実に起こっているんです。それは私は、日本のサービスを、行政サービスを物すごく低下させていると思うんですよね。

そういう意味で、先ほど申し上げたのは、そういう実態をしっかり知るべきだということで、こういう離職者通知、法定されている離職者通知をきちんと出すことによって、なかなか、この省庁で話をすると、現場で起こっていること、届いていないんですよ、ほとんど。この間の予算委員会もそうですけれども、聞こえないという言い方で、そのまま、悪いまま動いてきている。でも、それはずっと、いろんな意味でいろんなところに影響を与えています。

今日申し上げたことも含めて、是非この会計年度任用職員のありようについてもしっかり見届けていただいて、そして制度を変えていく、そのことを求めて、終わりたいと思います。

ありがとうございました。

前後のやりとり

133の発言を見る

141の発言を見る