石田晋也金融庁監督局長

2026年7月16日・第221回国会 参議院 財政金融委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 28 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 165 発言)

お答え申し上げます。

個々の、私が申し上げたのは、個々の私法上の取引をめぐるトラブル、例えば不法行為があったかなかったかとか、そういったことにつきましては、あくまでも、当事者間の協議、交渉か、あるいは司法のプロセスを通じて解決されるものという理解でございまして、スルガ銀行のこのアパマン融資につきましても、まさに個別の債務者に対するこの不法行為に基づく解決金の有無、こういった問題につきましては、一件一件、この調停の中で協議が行われてきているというふうに承知しているところでございます。

また、解決金支払の対象外とされた物件につきましては、不法行為が成立しないということを前提に返済プランを誠実に協議し、示談による解決を目指すことを内容とする調停条項が双方で合意されたものというふうに承知しております。

銀行法に基づく金融庁が行います検査、あるいは、金融機関に対して監督上必要な資料の提出等を求めることがありますが、これは個々の、今申し上げたようなその私法上の取引をめぐるトラブル、不法行為があったかどうかといった認定に活用するとか、こういった問題の解決を目的とするものではなく、銀行の業務の健全かつ適切な運営を確保するために行うものというものでございまして、本件のような個別の融資に係る当事者間の、個別のこの私法上の取引に係る問題解決自体の目的として行うものではないというふうに認識しております。

その上で、私どもとしては、最大限できる限りの対応といたしまして、スルガ銀行に対しまして債務者に十分寄り添った対応を促すということで、同行がこの調停条項に沿った示談の成立に向けて適切な対応を行っているのかということについて確認し、同行の対応を監督しているという、こういう状況でございます。

前後のやりとり

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