黒田秀郎厚生労働省老健局長

2026年7月16日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 33 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 151 発言)

お答えいたします。

先ほど大臣から考え方についてはお示ししたところですが、補足をさせていただきます。

今回の、委員お尋ねの処遇改善加算は、処遇改善に、加算額の全額が賃金改善に充てられるということを条件にしてお渡しをしておりますので、お渡ししたものが賃金改善に充てられていないということになると、これは要件を満たさないことになりますので、この場合は返還していただくということになります。これは必ず満たさなければならない条件としてまず設けているということです。

その上で、望ましいというのは、必ずではありませんけれども、方向性として望ましい姿として、委員も御紹介くださったように、最低賃金を満たした上で賃金の引上げを行っていただくことが望ましいということをお示ししているところでございます。言わば二段構成になっているということでございます。

足下の状況で申し上げますと、先ほど申し上げたその望ましい姿というものは意識をしながらということになりますが、足下ではやはり物価が上がっている、最賃も上がっている、一方で公定価格の仕組みでございますので、その公定価格の仕組みが毎年上がっていくという姿に残念ながら今はなっておりません。そういうお話の中で、今申し上げたような、必ず満たしていただくものとそれから望ましい姿を二つお示しすることによって何とかその両立を図れないかというのが今私どもが皆様にお願いをしている姿ということになります。

他方で、やはりその改定の中で、経営の安定ですとか物価の上昇ですとかに応えていくということが重要だという話は委員御指摘のとおりでございまして、そういうものにつきましては令和九年度の改定の作業の中で実態も把握をしながら位置付けを考えていきたいと、そのようなことでございます。

前後のやりとり

29の発言を見る

37の発言を見る