ありがとうございます。
衆議院の経産委員会の附帯決議の方でも出ておりましたけれども、必要に応じて機動的かつ柔軟に見直すことということがあります。先ほどの御答弁も踏まえまして、是非ともお願いできたらと思います。
続きましてなんですが、レアアースの影響についての、調達先の多角化、国際連携の強化についてお伺いしたいと思います。
本改正案は重点産業技術の指定をされておりますが、中でも、半導体分野に欠かすことのできない酸化イットリウムの件についてお伺いしたいと思います。
第一ライフ資産運用経済研究所のレポート、ちょうど先週ちょっと金曜日に出たんですけれども、これ財務省の貿易統計の方とかも分析しながらやっているんですが、日本のレアアースの輸入動向を見ますと、中国の対日輸出強化策が打ち出された今年に入ってから、全体としては急激な変化は確認されず、年ごとの変動の範囲内にとどまっています、また中国からの輸入比率も特段の変化はないということがあります。
ただ、これ、おとといの六月八日の日経新聞の一面にも出ましたが、この記事の方におきましては、中国産レアアース輸入八割減、日本企業、豪州やインドの方での代替急ぐということで記事が出ておりました。
これはもちろん、分析の方法のやり方とか、どの分野のレアアースを指定するかということについてのことでもあるんですけれども、ただ、この両方の記事に共通していることは何かといいますと、レポート内の内訳を見ますと、この酸化イットリウムというのについて、中国からの輸入が急激に落ち込んでおり、日本の輸入量も急減している一方で、輸入単価が急上昇しているということです。現下の状況はまさに喫緊の対応を求める事態に直面していると認識しております。
先ほどのレポートによりますと、中国は二〇二六年一月以後、軍民両用品の対日輸出規制を段階的に強化しておりまして、今年に入ってから、先ほど申し上げましたように、酸化イットリウムの対中輸入が急激に落ち込み、輸入量は二〇〇八年以降でも最も少ないペースに達しているとのことです。加えまして、昨年まで対中輸入シェアが九五%前後あったものが、今年は七〇%程度まで低下、三月以降は中国以外から輸入する価格よりも高い異常な逆転現象が生じていると指摘されております。
政府は、酸化イットリウムを始めとするレアアースの供給途絶リスクが我が国の産業に与える影響をどのように分析、評価しているんでしょうか。このことについても御所見をお伺いしたいと思いますが、続きまして、さらに、先ほど申し上げましたとおり、中国によるレアアース輸出規制は、個別の元素に対する直接的な禁止ではなくて、軍民両用品の審査の厳格化という名目を取りながら、実質的には輸出を絞るという巧妙な手法が取られております。
レポートにも書いてありますとおり、ジスプロシウムなどの軍民両用で活用されるレアアースは他にも多く存在しており、今後はこうした影響を受ける元素が拡大するリスクは否定できないと警告しております。調達先の多角化が喫緊の課題であるとも明示されております。
本改正案は、産業技術力の強化を掲げておりますが、裾野の広い多くの産業において技術力を強化するには、レアアースの安定供給が必要だと思います。安定供給という観点から、友好国、同志国との連携強化や資源外交の推進が不可欠と考えます。
政府としまして、こうしたサプライチェーンの脆弱性を克服するために、同志国との共同開発、海外資源開発支援、そしてあるいは国内での代替技術、リサイクル技術の確立など、具体的にリスク分散を図るためにどのように取り組んでいくか、赤澤大臣にお伺いしたいと思います。
3浜浜口誠(国民)
産業技術力強化法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
この発言のページ
4
加田裕之(自民)
おはようございます。自由民主党の加田裕之でございます。
早速、通告に基づきまして質問を2させていただきます。
まず一問目は、重点産業技術の指定基準と選定のプロセスの透明性についてお伺いしたいと思います。
今般の産業技術力強化法改正案につきまして、AI・先端ロボット、量子、半導体・通信、バイオ・ヘルスケア、フュージョンエネルギー、宇宙という六分野の重点産業技術として指定されていますが、これらの産業技術の分野の選定基準や選定プロセスの透明性を確保する仕組みについてはもちろん議論が行われたことと思っております。
参議院での審議に当たり改めて確認したいん…
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5菊菊川人吾経済産業省イノベーション・環境局長
おはようございます。よろしくお願いいたします。
今御指摘ございました本法案におけます重点産業技術は、第七期科学技術・イノベーション基本計画の国家戦略技術領域、これを念頭に置いて指定をしたいと考えてございます。この計画の国家戦略技術領域は、将来の我が国の自律性、不可欠性の確保、そして将来性のある成長産業の創出を進めるために、経済成長や社会課題解決等の将来性、そして技術の革新性や有望性、そして我が国の科学技術の優位性や潜在性、こういった観点から選定されたものと認識してございます。
この重点産業技術は、この国家戦略技術領域を念頭に置いて、今御提案をしていま…
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- (上の発言)
6
加田裕之(自民)
ありがとうございます。
衆議院の経産委員会の附帯決議の方でも出ておりましたけれども、必要に応じて機動的かつ柔軟に見直すことということがあります。先ほどの御答弁も踏まえまして、是非ともお願いできたらと思います。
続きましてなんですが、レアアースの影響についての、調達先の多角化、国際連携の強化についてお伺いしたいと思います。
本改正案は重点産業技術の指定をされておりますが、中でも、半導体分野に欠かすことのできない酸化イットリウムの件についてお伺いしたいと思います。
第一ライフ資産運用経済研究所のレポート、ちょうど先週ちょっと金曜日に出たんですけれども、これ財務省の貿易統計の方とかも分析しながらやっているんですが、日本のレアアースの輸入動向を見ますと、中国の対日輸出強化策が打ち出された今年に入ってから、全体としては急激な変化は確認されず、年ごとの変動の範囲内にとどまっています、また中国からの輸入比率も特段の変化はないということがあります。
ただ、これ、おとといの六月八日の日経新聞の一面にも出ましたが、この記事の方におきましては、中国産レアアース輸入八割減、日本企業、豪州やインドの方での代替急ぐということで記事が出ておりました。
これはもちろん、分析の方法のやり方とか、どの分野のレアアースを指定するかということについてのことでもあるんですけれども、ただ、この両方の記事に共通していることは何かといいますと、レポート内の内訳を見ますと、この酸化イットリウムというのについて、中国からの輸入が急激に落ち込んでおり、日本の輸入量も急減している一方で、輸入単価が急上昇しているということです。現下の状況はまさに喫緊の対応を求める事態に直面していると認識しております。
先ほどのレポートによりますと、中国は二〇二六年一月以後、軍民両用品の対日輸出規制を段階的に強化しておりまして、今年に入ってから、先ほど申し上げましたように、酸化イットリウムの対中輸入が急激に落ち込み、輸入量は二〇〇八年以降でも最も少ないペースに達しているとのことです。加えまして、昨年まで対中輸入シェアが九五%前後あったものが、今年は七〇%程度まで低下、三月以降は中国以外から輸入する価格よりも高い異常な逆転現象が生じていると指摘されております。
政府は、酸化イットリウムを始めとするレアアースの供給途絶リスクが我が国の産業に与える影響をどのように分析、評価しているんでしょうか。このことについても御所見をお伺いしたいと思いますが、続きまして、さらに、先ほど申し上げましたとおり、中国によるレアアース輸出規制は、個別の元素に対する直接的な禁止ではなくて、軍民両用品の審査の厳格化という名目を取りながら、実質的には輸出を絞るという巧妙な手法が取られております。
レポートにも書いてありますとおり、ジスプロシウムなどの軍民両用で活用されるレアアースは他にも多く存在しており、今後はこうした影響を受ける元素が拡大するリスクは否定できないと警告しております。調達先の多角化が喫緊の課題であるとも明示されております。
本改正案は、産業技術力の強化を掲げておりますが、裾野の広い多くの産業において技術力を強化するには、レアアースの安定供給が必要だと思います。安定供給という観点から、友好国、同志国との連携強化や資源外交の推進が不可欠と考えます。
政府としまして、こうしたサプライチェーンの脆弱性を克服するために、同志国との共同開発、海外資源開発支援、そしてあるいは国内での代替技術、リサイクル技術の確立など、具体的にリスク分散を図るためにどのように取り組んでいくか、赤澤大臣にお伺いしたいと思います。
7
赤澤亮正(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
おはようございます。
御指摘のとおり、中国から世界向けのレアアースの輸出量が減少傾向にあることはもちろん認識をしております。
レアアースを含む重要鉱物は永久磁石や電子部品等にも使用される重要な原料であり、産業界からも安定調達について懸念の声があることを承知をしております。
中国に対しては、我が国のみをターゲットとした輸出管理措置は国際的な慣行と大きく異なり、決して許容できないものであり、強く抗議し、撤回を求めているところであります。また、レアアースを含む重要鉱物の輸出管理については、従来から強い懸念を表明し、適切な対応を取るよう強く要請をしておりま…
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8
加田裕之(自民)
ありがとうございます。
まさにレアアースは確保だけではなくて、やはりレアアース製造するためには、採掘、それから製錬、合金化、そして製品化というこの四つのプロセスを挟んでいきますので、その面からも各々つかさつかさを是非とも見ていただきたいと思います。今日、日経の一面の方に信越化学工業が福井の方に工場をということが出ました。国内回帰ということもそうですし、経済安保の観点からもまた御支援も我々もやっていかなければいけないと思っておりますので、その点も加味してお願いしたいと思います。
続きまして、産業技術力に資するための港湾政策の現状と課題について、今日は国…
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9森森橋真国土交通省大臣官房技術参事官
お答え申し上げます。
委員御指摘のとおり、二万四千TEU級のコンテナ船、これが登場してまいりますなど、コンテナ船の大型化は近年急速に進展しております。
こうした中ですが、釜山港、シンガポール港、高雄港であるとかロッテルダム港などにおいては、世界最大級のコンテナ船に対応可能な水深十八メートル級以上を有するコンテナターミナルが整備されているという状況にございます。
我が国におきましては、横浜港で最大水深十八メートル、また神戸港、大阪港、東京港で最大水深十六メートルを有するコンテナターミナルが整備済みでありまして、さらに横浜港では水深十八メートルを有する…
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