高山聡史 (チームみらい)

2026年7月15日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第26号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 68 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 86 発言)

チームみらいの高山聡史です。

本日は、まず、昨日閣議決定されたAI基本計画の改定、その中でもフィジカルAIについて、小野田大臣に伺います。

まず、このAI基本計画が半年サイクルで改定されていること、これは政府の時間軸からすると異例とも言われていますが、技術の進展の速度に計画を追いつかせるという意味では大変意義深いことで、実際に計画をアップデートされたことに対し、まず評価したいと思います。

今回の改定計画では、フィジカルAIをバーティカルAIと並ぶ日本の勝ち筋として戦略の重点に位置づけ、成長戦略では、二〇四〇年度までに官民で十・五兆円の投資が想定されています。その上で、本日は、この計画が成果に結びつくかどうかを分ける二つのボトルネックについて伺います。一つは社会実装の場、もう一つは部品のサプライチェーンです。

まず第一に、社会実装の場です。AI基本計画でも実証の促進、事業や産業への先導導入の支援を掲げていますが、フィジカルAIは実環境のデータで賢くなる技術ですので、動かす場のない国は開発力そのものを持てません。介護、物流、建設、防災などニーズの高い現場を模した実環境の実証基盤の整備や、規制のグレーゾーンの解消などが不可欠です。

第二に、サプライチェーン。フィジカルAIにおけるAI主権は、計算資源やモデルにとどまらず、部品にまで及ぶと考えます。我が国では、精密減速機、サーボモーター、力覚センサーといった基幹部品で強みを持つ一方、エッジAI半導体や磁石原料など、川上にはチョークポイントもございます。

こうした社会実装の場づくりと部品レベルでのサプライチェーンの強靱化、この二つは、フィジカルAIへの投資を確実に成果へ結びつけるための土台になると考えております。

大臣は、この二つのボトルネックについてどのような認識をお持ちか、そして、今回の改定計画の下で政府としてどのように取り組んでいかれるのか、見解を伺います。

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