野村修也中央大学法科大学院教授・弁護士

2026年6月25日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第23号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 59 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 88 発言)

ありがとうございます。

非常に難しい局面だというふうには思います。といいますのは、政治活動の自由というものは当然に保障されなければいけないということですので、その事案がちょうど選挙中であったということをどう見るかというのはやはり大きな問題だろうというふうに考えています。

他方、ほかにも、選挙以外のところでも、いわゆる政治的な主義主張を述べるために集団でデモ活動を行っているというときに、自分たちの意思表示の一環として、政治活動として何らかの形で国旗に対する損壊行為があったというのはどう考えるべきなのかというのは、次の次元として考えるべきだと思います。

その上で、私は、先ほど申し上げているんですけれども、これからの私たちの社会の中で、政治によっていろいろな意見が、論争があることは過去もずっと存在していましたけれども、新しい問題として、例えば、住民が自分たちの地域にたくさんの外国人が住むようになってきたことに対して違和感を感じ、その方々との間のトラブルというものが生じてきたときには、これは政治の話ではなく生活に関する問題ということになるわけですけれども、それに関して、例えば、外国人の方々とかそれを支援する方々とかがまさに同じような国旗を掲げて日本人に対して、日本人の発言に対するヘイトを行うという行為に対してはやはり処罰の可能性が出てくるということだと思いますので、どういう局面でその行為が行われているかによって大分結論は違ってくるのではないかなというふうに考えております。

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