またその答弁をいただきましたけれども、なかなか懸念が拭えない部分もあるかなというふうに思います。
次に、本構想におけるフラッグシップ拠点そのものについてお伺いをしたいと思います。
政府は、都心の一等地に世界最高水準のフラッグシップ拠点を整備することが日本のイノベーションの象徴であるかのように強調しています。しかし、その実態は東京一極集中の象徴であり、地方から人と金を吸い上げる巨大なポンプになりかねない、そういうふうにも感じております。
一昨日、委員会でフラッグシップ建設予定地の視察をさせていただきました。御対応いただいた皆様、ありがとうございました。
新たに公的資金を投じて拠点を整備する合理性について、現地を視察しても、強い疑問を抱きました。約二万六千平米の膨大な国有地に施設を整備する場合、概算で九百七十億円と言われています。箱は予定よりも小さくなるかもしれませんが、それでも数百億円規模の投資が必要だと思います。そこまでの巨額な拠出を本当にするべきなのか、問題を感じています。既存の民間オフィスや商業機能を活用する、あるいは分散型の研究ネットワークを組むといった手法でも十分に代替が可能ではないでしょうか。そういう率直な印象を持っております。なぜここでなければいけないかという政策的必然性は、現場に立っても見えてきませんでした。
もし、どうしてもフラッグシップ拠点のようなものを設けるのであれば、本来なすべきことは、ビルの建設から始まるのではなく、全国に多数存在する定員割れの施設や、余剰に苦しむ地方大学のキャンパス、研究棟など、既にある空きリソースを徹底的に活用することこそが筋ではないでしょうか。
わざわざ地価の高い東京の一等地に新たな箱を建てるのではなく、地方キャンパスを拠点化をし、そこに人材と研究費を、ネットワークを流し込むことが、地方創生にも合致をし、財政的にもはるかに健全なアプローチだと考えます。
そこで、伺います。
なぜ東京の一等地に新築のフラッグシップ拠点を構えるという、最もコストが高く、東京一極集中を加速させる選択肢だけに固執をするのか。万が一この構想を進めるのであれば、まず、空いている地方の大学キャンパスを最優先に活用するという方針を大前提とするべきではないでしょうか。その検討を行ったのであれば、どのような比較、試算に基づき東京一等地という結論に至ったのか、大臣にお尋ねします。
128井井上諭一内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官
お答え申し上げます。
GSC構想の中核となるフラッグシップ拠点におきましては、既存の大学も含めた多様な主体が活用することのできる研究施設、設備を整備することとしてございます。また、その運営法人は、ディープテック分野において国内各地の大学、研究機関等における取組と国内外のネットワークを結びつける結節点としての機能を有しております。
このため、新たな事業の創出やグローバル市場でのビジネス展開などの加速などを、大学の、まさにこのガバナンス改革で取り組んでおられる、そのような部分を後押ししていくということと考えてございます。
このように、法人の設立を含むG…
この発言のページ
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川裕一郎(参政)
大学の、地方の強化であったりとかガバナンスの改革というお話がありましたけれども、次に、関連してお話をしたいと思うんですけれども、地域間格差の拡大について懸念があるので、お聞きをしたいと思います。
本構想は、都心一等地の大規模拠点を中核に備える設計であり、明らかに東京一極集中を前提としていると思います。地方創生を掲げる政府が別のメニューでここまで露骨な東京一極集中を進めること自体、重大な矛盾であると考えております。
地方では、研究機関や産業基盤の維持強化に苦慮しており、人材流出、人口削減と相まって悪循環に陥っている地域もあります。都心の一等地に機能や人…
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小野田紀美(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)
GSC構想のフラッグシップ拠点は、ディープテック分野において国内各地の大学、研究機関、拠点等における取組と海外のネットワークを結びつける結節点として機能することを想定しており、地域スタートアップエコシステムや地方におけるスタートアップ振興施策ともよく連携をしながら取組を進めてまいります。
具体的には、スタートアップ拠点都市等に対してフラッグシップ拠点の成果やネットワーク等を定期的に共有する場を設けるとともに、拠点の運営に当たっては、地域の大学等の所属を残しつつ、拠点では事業化に向けた活動を行うですとか、一定の成長段階に達した後は施設を退去するという基準…
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- (上の発言)
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川裕一郎(参政)
またその答弁をいただきましたけれども、なかなか懸念が拭えない部分もあるかなというふうに思います。
次に、本構想におけるフラッグシップ拠点そのものについてお伺いをしたいと思います。
政府は、都心の一等地に世界最高水準のフラッグシップ拠点を整備することが日本のイノベーションの象徴であるかのように強調しています。しかし、その実態は東京一極集中の象徴であり、地方から人と金を吸い上げる巨大なポンプになりかねない、そういうふうにも感じております。
一昨日、委員会でフラッグシップ建設予定地の視察をさせていただきました。御対応いただいた皆様、ありがとうございました。
新たに公的資金を投じて拠点を整備する合理性について、現地を視察しても、強い疑問を抱きました。約二万六千平米の膨大な国有地に施設を整備する場合、概算で九百七十億円と言われています。箱は予定よりも小さくなるかもしれませんが、それでも数百億円規模の投資が必要だと思います。そこまでの巨額な拠出を本当にするべきなのか、問題を感じています。既存の民間オフィスや商業機能を活用する、あるいは分散型の研究ネットワークを組むといった手法でも十分に代替が可能ではないでしょうか。そういう率直な印象を持っております。なぜここでなければいけないかという政策的必然性は、現場に立っても見えてきませんでした。
もし、どうしてもフラッグシップ拠点のようなものを設けるのであれば、本来なすべきことは、ビルの建設から始まるのではなく、全国に多数存在する定員割れの施設や、余剰に苦しむ地方大学のキャンパス、研究棟など、既にある空きリソースを徹底的に活用することこそが筋ではないでしょうか。
わざわざ地価の高い東京の一等地に新たな箱を建てるのではなく、地方キャンパスを拠点化をし、そこに人材と研究費を、ネットワークを流し込むことが、地方創生にも合致をし、財政的にもはるかに健全なアプローチだと考えます。
そこで、伺います。
なぜ東京の一等地に新築のフラッグシップ拠点を構えるという、最もコストが高く、東京一極集中を加速させる選択肢だけに固執をするのか。万が一この構想を進めるのであれば、まず、空いている地方の大学キャンパスを最優先に活用するという方針を大前提とするべきではないでしょうか。その検討を行ったのであれば、どのような比較、試算に基づき東京一等地という結論に至ったのか、大臣にお尋ねします。
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小野田紀美(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)
GSC構想は、我が国に世界最高水準のディープテック分野のイノベーションエコシステムを構築しようとする事業であり、フラッグシップ拠点は、我が国のエコシステムと世界のエコシステムとをつなぐハブとなるものです。
こうした拠点の目的に鑑み、立地については、投資家や企業、大学など、イノベーション創出に関わる多様な主体が集積し、スタートアップ創出の素地が整っている都市部へのアクセスが容易であること、国際的な認知度が高く、また、空港からのアクセスが容易であり、国内外の人材を集めやすいことなどの条件を満たす必要があると考えております。こうした観点も含め総合的に勘案した…
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川裕一郎(参政)
地方の強化という話もありましたけれども、結果的に、やはり東京のあの場所に造ってしまうと、事実上、地方がやはり弱体化してしまう懸念は、私は拭えないと思います。
次の質問に行きたいと思います。
次に、国家安全保障との統合について申し上げます。
量子、AI、半導体、バイオ、宇宙といった先端技術は、単なる産業政策の対象ではなく、今や国家安全保障の中核そのものであります。経済安全保障、技術覇権競争の時代にあって、これらの技術をどのように守り、どう活用していくかは国家戦略そのものの問題であると思います。にもかかわらず、本構想の説明資料からは、経済安全保障、技術…
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134木木村直人内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官
お答え申し上げます。
GSC構想は、既存の研究開発政策の効果も引き上げる横串のインフラ整備をするものでございます。そして、併せてイノベーションエコシステムの構築を目指していくという取組でございまして、特定の産業分野に限定するというものではございません。一方で、支援を行う研究成果の性質によっては経済安全保障上のニーズに対応する技術などが含まれる、そんな場合もあり得ると考えております。
GSC構想におきましては、外為法等の貿易管理安全保障に関するルールの徹底や、令和七年十二月に内閣府で策定した研究セキュリティーの確保に関する手順書、こういったものの活用も…
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