小野田紀美 (自由民主党)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)

2026年6月17日・第221回国会 衆議院 内閣委員会 第20号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 151 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 184 発言)

GSC構想は、フラッグシップ拠点をグローバルなイノベーションエコシステムの結節点として、海外の研究者や組織も呼び込みながら、グローバルな社会課題の解決と国内の経済成長を目指すものであり、多くの海外研究者等の参画が想定されます。こうした中、GSC構想の下で創出された特許や重要技術が一方的に海外に流出することがないようにすることは極めて重要です。

このため、特許を含む知財については、国富の最大化という観点から、知財の帰属やライセンス条件を含め、GSC構想における知的財産マネジメントに関する基本方針、これを策定し、海外の参画者に対しても同方針を遵守させるとともに、新たに設立する運営法人においても、これらを適切に実現するための体制整備を進めてまいりたいと考えています。

また、プロジェクトの参加者が合併や買収等をされた場合の内閣府への報告や、出資比率も含めた外為法等の貿易管理安全保障に関するルールの徹底、そして、昨年十二月、内閣府で策定した研究セキュリティーの確保に関する手順書の活用も通じ、重要技術の対外移転についても適切な管理を行っていくところです。

いずれにいたしましても、関係省庁と緊密に連携し、重要技術の流出といった経済安全保障上のリスクにも適切に対応しながら、ディープテック分野の研究成果を活用した新たな事業の創出、成長発展を促進するエコシステムの形成に取り組んでまいりたいと考えております。

委員御指摘の基礎研究はもちろん大事だと思っていますし、そこに対して、第七期科学技術・イノベーション基本計画でも、運営費交付金を始めとするものは増やしていく、ここは絶対大事、そして、そうして生んだ日本の技術が海外に安く取られるなんということを許すはずもなく、そんなことは絶対にさせたくないという思いは共有しておるところです。

ただ、そうやってつくった研究シーズが事業化に結びつかなくて、結局海外の方が勝ってしまったということも防がなくてはいけないので、そうして育てた大事な種が花開き、日本の財産になる、そういうところをしっかりと見ていきたいと思っています。

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