お答え申し上げます。
本構想の目的でございますけれども、国内外の研究者、スタートアップ、企業、大学、研究機関、投資家、支援者などの関係者が一堂に物理的に集積し、相互に連携しながらディープテック分野の研究開発から事業化、海外展開までを一気通貫で行う環境を整備することでございまして、決して目先の短期ビジネス化というものを狙っているわけではなく、御指摘のような、大きな社会的、経済的インパクトを与えたかということ、これを重要視をしております。
したがいまして、こういったKPIを設定しなければいけないというふうに考えておりますけれども、この設定に当たりましては、こうした環境の形成をどのように評価していくのかという観点が重要でございます。
一方で、御指摘のあったように、数値目標のみを設定した場合、この達成を優先する余り、本構想の目的に沿わない形でスタートアップの件数をいたずらに増やすことにもつながるおそれがあるということ、そして、ディープテック分野のように研究開発に時間を要する分野の特性を十分に反映できないというおそれがあるというふうに考えております。
先ほど御答弁した内容と重なりますが、現在実施している先行的活動の中で、海外で実績のある運営支援法人とも連携をしながら、数値目標の設定の在り方も含めて、KPIの設定等については検討を行っているところでございます。新法人の設立までには適切に設定をしてまいりたいと考えております。
また、もう一つの御指摘でございます長期的な国家の礎となる基礎研究、これは非常に重要だと考えてございます。実用化により大きな経済的、社会的インパクトの創出が見込まれ、長期的かつ集中的に支援するということが重要だと考えております。
こうした研究につきましても、グローバルな研究開発及び事業化の経験を有して目利き力のある人材、こういった人材がベンチャーディレクターとして、研究開発の将来性を見極めながら、適切に研究テーマの設定、そしてプロジェクトマネジメント上の必要な判断を行ってまいります。
今後は、ベンチャーディレクターと緊密に連携しつつ、研究開発支援に取り組み、GSC構想が目指すグローバルな社会課題の解決、そして国内の経済成長の実現に向けて創出されるであろう成果の最大化を図ってまいりたい、こういうふうに考えております。
146
川裕一郎(参政)
答弁がありましたけれども、まず、非常に分かりにくかったのが、この建設コストに関して先ほどからお話がありました、箱だけで九百七十億円ということで、これも概算ということでありますし、また設計費も見込まれていない。これが本当にイノベーション効果を、費用対効果に対して生むことができると現状で考えているのか、もう一度お聞きをしたいと思います。
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147
小野田紀美(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)
費用対効果、元を取るどころか、その何倍にも効果があるようなものにしっかり仕上げていきたいというふうに我々は考えております。
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148
川裕一郎(参政)
その根拠がなかなか見えにくいですけれども、そういうものが生まれることを願っております。
次に、新組織の機構ですよね、が、最初からビジネス化、事業化を過度に強調している点を極めて懸念をしています。ビジネス化へのプレッシャーが強過ぎれば、短期間で成果が出る小粒な研究ばかりが優遇され、時間がかかる基礎研究や、成功確率は低いものの成功すれば世界を変えるような挑戦的な研究は真っ先に切り捨てられてしまうかもしれません。
本来政治が果たすべき課題は、役に立つかどうかまだ分からないが将来の世代のために残しておくべき知のフロンティアを長期的な視野で支えることです。役に…
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- (上の発言)
149木木村直人内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官
お答え申し上げます。
本構想の目的でございますけれども、国内外の研究者、スタートアップ、企業、大学、研究機関、投資家、支援者などの関係者が一堂に物理的に集積し、相互に連携しながらディープテック分野の研究開発から事業化、海外展開までを一気通貫で行う環境を整備することでございまして、決して目先の短期ビジネス化というものを狙っているわけではなく、御指摘のような、大きな社会的、経済的インパクトを与えたかということ、これを重要視をしております。
したがいまして、こういったKPIを設定しなければいけないというふうに考えておりますけれども、この設定に当たりましては、こうした環境の形成をどのように評価していくのかという観点が重要でございます。
一方で、御指摘のあったように、数値目標のみを設定した場合、この達成を優先する余り、本構想の目的に沿わない形でスタートアップの件数をいたずらに増やすことにもつながるおそれがあるということ、そして、ディープテック分野のように研究開発に時間を要する分野の特性を十分に反映できないというおそれがあるというふうに考えております。
先ほど御答弁した内容と重なりますが、現在実施している先行的活動の中で、海外で実績のある運営支援法人とも連携をしながら、数値目標の設定の在り方も含めて、KPIの設定等については検討を行っているところでございます。新法人の設立までには適切に設定をしてまいりたいと考えております。
また、もう一つの御指摘でございます長期的な国家の礎となる基礎研究、これは非常に重要だと考えてございます。実用化により大きな経済的、社会的インパクトの創出が見込まれ、長期的かつ集中的に支援するということが重要だと考えております。
こうした研究につきましても、グローバルな研究開発及び事業化の経験を有して目利き力のある人材、こういった人材がベンチャーディレクターとして、研究開発の将来性を見極めながら、適切に研究テーマの設定、そしてプロジェクトマネジメント上の必要な判断を行ってまいります。
今後は、ベンチャーディレクターと緊密に連携しつつ、研究開発支援に取り組み、GSC構想が目指すグローバルな社会課題の解決、そして国内の経済成長の実現に向けて創出されるであろう成果の最大化を図ってまいりたい、こういうふうに考えております。
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川裕一郎(参政)
時間がなくなってきました。最後の質問に入ります。
本構想で最も重大な懸念の一つは、海外のトップ大学や外資系のベンチャーキャピタルを都心の一等地に誘致するという点であります。ここに投入される資源は日本国民が血と汗を流してためた貴重な財源であり、日本の国費と優れた研究者の頭脳によって生み出された最先端技術や知的財産が、外資の手によって海外企業や外国籍投資家に買いたたかれ吸い上げられてしまうリスクに対して、政府の危機感は余りにも甘いと言わざるを得ません。
もっとはっきり申し上げれば、本構想は、日本の税金と頭脳で価値を生み、それを海外が安く仕入れて高く売る、…
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小野田紀美(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)
GSC構想は、フラッグシップ拠点をグローバルなイノベーションエコシステムの結節点として、海外の研究者や組織も呼び込みながら、グローバルな社会課題の解決と国内の経済成長を目指すものであり、多くの海外研究者等の参画が想定されます。こうした中、GSC構想の下で創出された特許や重要技術が一方的に海外に流出することがないようにすることは極めて重要です。
このため、特許を含む知財については、国富の最大化という観点から、知財の帰属やライセンス条件を含め、GSC構想における知的財産マネジメントに関する基本方針、これを策定し、海外の参画者に対しても同方針を遵守させるとと…
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川裕一郎(参政)
大臣の方から、海外に絶対渡さないという強い思いを感じました。しっかりと頑張っていただきたいと思います。
時間になりましたので、これで終わります。ありがとうございました。
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