小島美里特定非営利活動法人暮らしネット・えん代表理事

2026年5月20日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 68 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 100 発言)

ありがとうございます。

申し上げたいことは、多分、一日使っても言い切れないぐらいにございます。本当に毎日、私どもの職員そしてボランティアさんがどんなに一生懸命、地域の人たちが何とかここの地域の中で生きていくために心を配っているか、お話を差し上げたいと思いますけれども、それ以前に、もう本当に青息吐息になり始めているという現実もあります。前のようにのんびりしたえんではなくなっているという感想も持っています。それは、先ほど申し上げた職員の高齢化、職員不足、その中で何となく、以前よりも、ぎすぎすしたというまではいかないんですが、前よりものんびりしていなくなった。

やはり、介護の現場がのんびりしていないというのは、効率化の問題とは別のこととして、利用者さんに影響するんですよね。だから、その辺、もうちょっと余裕のある現場、分かりますよ、今、人手不足は全ての業界だということも分かっていますけれども、何でもかんでも効率化にすることによって、どれほど地域の方々も含めてマイナスが生じるかというところをよく分かって制度をつくっていただきたいと思います。

確かに、今、国の財政も厳しいとは思いますけれども、これをきちんとしておかなかったら地域は壊れます、はっきり壊れます。高齢者が社会的にネグレクトされるようなことになれば、それは国全体が本当に何とも言えない嫌な雰囲気に、空気に包まれていくと私は思います。どうか、そういうふうにならない、もう既になりかかっているような気がするんですけれども、私はそこに希望を持って、皆さんに、よい制度に一歩進めていただきたいということを申し上げておきたいと思います。

先ほども申し上げましたように、地域の中で暮らし続けられるために、障害の方も高齢の方も、私どもの利用者はゼロ歳から百歳を超える方までいらっしゃいます、その方たちがこの地域で何とかやっていけるためにつくったNPOを、三年連続で、誰も高いお給料ももらっていない、いい思いもしていない、会計事務所も特に無駄遣いはないといいながら赤字になる、この構造を何とかしてください。でなければ、私たちはいずれ撤退しなければならない事態がやってくるかもしれない。一年、二年先だとは思いません、それは長い先だと思いますけれども。

国は、大規模法人に任せたいという意思をはっきり持っている。大きな会社であれば効率がいいとおっしゃいますが、効率のいいところが地域の生活を支える部分までは担っていません、生活援助はやりません。

そして、アンペイドワークというところは、やっていいことだと思いませんけれども、そこで何とか抑えている部分も、言ってみれば、地域に密着した事業者が何とかやっているということを是非理解をしてくださいということを含めて、お願いをしたいと思います。

ありがとうございました。

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