河合道雄 (チームみらい)

2026年7月15日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 171 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 185 発言)

御答弁いただき、ありがとうございます。まずはしっかりと有識者会議等の会議体で検討を進めていただきたいと存じます。

その上で、この問題の非常に難しい点は二点あると考えております。

一つ目は、危険性の高い合成核酸を今や誰もが作り得るようになりつつあるということです。もう一つは、こういう配列という情報の流通そのものは非常に制限がかけにくいということです。ですので、だからこそ、現時点で講じ得る対策はまず着実に進めていただいた上で、あわせて、まさにおっしゃっていただいたように、国際的な動向に目を向けていただきながら、対策を一歩一歩進めていただきたいと考えております。

前回御紹介いたしました書簡においても、オープンAIの社長ですとかノーベル化学賞を受賞した研究者らの合同で出した書簡ですけれども、合成する装置の製造業者と合成DNAの受託企業の双方に対して審査ですとか顧客の確認を求めるべきだという趣旨でございました。これは、上流と下流をしっかりと押さえるというかなり強い提案でございますけれども、そういった主張もあるという動きを踏まえながら、必要な対策を機動的に講じていただくことを期待しております。

続いて、中小企業のAX、AIトランスフォーメーションについてお伺いいたします。

中小企業庁は、今年の六月二十四日に稼ぐ力強化戦略を公表いたしました。二〇四〇年に働き手が約一千百万人不足するという民間試算を背景に、付加価値労働生産性を五年間で一〇%向上させるということで、七本の柱の一個に省力化AXを据えたものと承知しております。

このAXの柱では、AIを導入したい中小企業とAIに詳しい人材やサービス提供者を地域ごとにつなぐ、中小企業AX促進ネットワーク構想が掲げられています。地道ではございますけれども、こうしたつながりをつくりながら裾野を広げていく方向性には共感をしております。

その一方で、二〇二六年版の中小企業白書によれば、AIを活用していない企業の六三・四%が、その理由として、活用する業務がイメージできないということを挙げています。個社の支援を組み立てる前提として、このイメージできない層の実態を踏まえた進め方が求められると考えます。

中小企業と言えるか分からないんですけれども、私たちチームみらいの中でも、実は党の中でAI勉強会というものを開いております。私たち議員もそうですし、秘書もエンジニアというわけではないんですけれども、それぞれの分野でどういうふうに使っていくかとか、業務の中でどういうふうに使っていくかというところを、一緒にAIを触りながら少しずつ習得するということを党内でもやっているんですね。

その中では、かなりここの業界での経歴も長い秘書のメンバーでも、かなりAIを使っているというようなことになっておりまして、こういった日々の業務が実際にどれぐらい楽になるかということを一人一人が体感できるような仕立てということが、AIの活用を促す上では非常に重要だと肌感覚でも感じております。その意味では、こういったAXの取組の中では、業種や業務の特性に応じて、使いどころまでしっかりと橋渡しをしていくということが重要だと考えております。

その上で、大臣にお伺いをいたします。

中小企業のAX、AIトランスフォーメーションについて、このイメージできない層を対象に、業種、領域ごとの特性を踏まえたアプローチを含め、導入支援をどのように進めていくべきと考えるか、見解をお伺いいたします。

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