御答弁いただき、ありがとうございます。まずはしっかりと有識者会議等の会議体で検討を進めていただきたいと存じます。
その上で、この問題の非常に難しい点は二点あると考えております。
一つ目は、危険性の高い合成核酸を今や誰もが作り得るようになりつつあるということです。もう一つは、こういう配列という情報の流通そのものは非常に制限がかけにくいということです。ですので、だからこそ、現時点で講じ得る対策はまず着実に進めていただいた上で、あわせて、まさにおっしゃっていただいたように、国際的な動向に目を向けていただきながら、対策を一歩一歩進めていただきたいと考えております。
前回御紹介いたしました書簡においても、オープンAIの社長ですとかノーベル化学賞を受賞した研究者らの合同で出した書簡ですけれども、合成する装置の製造業者と合成DNAの受託企業の双方に対して審査ですとか顧客の確認を求めるべきだという趣旨でございました。これは、上流と下流をしっかりと押さえるというかなり強い提案でございますけれども、そういった主張もあるという動きを踏まえながら、必要な対策を機動的に講じていただくことを期待しております。
続いて、中小企業のAX、AIトランスフォーメーションについてお伺いいたします。
中小企業庁は、今年の六月二十四日に稼ぐ力強化戦略を公表いたしました。二〇四〇年に働き手が約一千百万人不足するという民間試算を背景に、付加価値労働生産性を五年間で一〇%向上させるということで、七本の柱の一個に省力化AXを据えたものと承知しております。
このAXの柱では、AIを導入したい中小企業とAIに詳しい人材やサービス提供者を地域ごとにつなぐ、中小企業AX促進ネットワーク構想が掲げられています。地道ではございますけれども、こうしたつながりをつくりながら裾野を広げていく方向性には共感をしております。
その一方で、二〇二六年版の中小企業白書によれば、AIを活用していない企業の六三・四%が、その理由として、活用する業務がイメージできないということを挙げています。個社の支援を組み立てる前提として、このイメージできない層の実態を踏まえた進め方が求められると考えます。
中小企業と言えるか分からないんですけれども、私たちチームみらいの中でも、実は党の中でAI勉強会というものを開いております。私たち議員もそうですし、秘書もエンジニアというわけではないんですけれども、それぞれの分野でどういうふうに使っていくかとか、業務の中でどういうふうに使っていくかというところを、一緒にAIを触りながら少しずつ習得するということを党内でもやっているんですね。
その中では、かなりここの業界での経歴も長い秘書のメンバーでも、かなりAIを使っているというようなことになっておりまして、こういった日々の業務が実際にどれぐらい楽になるかということを一人一人が体感できるような仕立てということが、AIの活用を促す上では非常に重要だと肌感覚でも感じております。その意味では、こういったAXの取組の中では、業種や業務の特性に応じて、使いどころまでしっかりと橋渡しをしていくということが重要だと考えております。
その上で、大臣にお伺いをいたします。
中小企業のAX、AIトランスフォーメーションについて、このイメージできない層を対象に、業種、領域ごとの特性を踏まえたアプローチを含め、導入支援をどのように進めていくべきと考えるか、見解をお伺いいたします。
168
工藤彰三(自民)
次に、河合道雄君。
この発言のページ
169河河合道雄(みらい)
チームみらいの河合道雄です。
本日も一般質疑の機会をいただきまして、ありがとうございます。
それでは、早速質問に入らせていただきます。
一つ目のテーマは、合成核酸の受託合成におけるバイオセキュリティーの確保についてです。
本年六月十日のこの委員会で、私はこの問題を取り上げました。その際、赤澤経済産業大臣からも、バイオセキュリティーへの危機感を御共有いただくとともに、米国や英国での制度化の動きを注視しながら、国産の配列スクリーニング基盤の整備、国際的な共通基盤への参画を、内閣府を始めとする関係省庁や産業界と連携して検討していくとの答弁をいただきまし…
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170馬馬場貴成内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官
お答えいたします。
内閣府では、核酸合成サービスを通じた危険な遺伝子配列の入手に関する国内のリスク対応について、関係省庁や民間企業と意見交換を行っているところでございます。
議員に御指摘いただいた点に関しましては、米国の連邦研究資金では、危険な遺伝子配列のスクリーニングを実施しているプロバイダーの利用を要件化する動きがあるといったところは承知してございます。
こうしたことも選択肢としつつ、今後、内閣府に設置しているバイオエコノミー戦略に関する有識者の会議で、国際的な動向や関係者の声も踏まえながら、関係省庁とともに必要な対応の検討を進めているところで…
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- (上の発言)
171河河合道雄(みらい)
御答弁いただき、ありがとうございます。まずはしっかりと有識者会議等の会議体で検討を進めていただきたいと存じます。
その上で、この問題の非常に難しい点は二点あると考えております。
一つ目は、危険性の高い合成核酸を今や誰もが作り得るようになりつつあるということです。もう一つは、こういう配列という情報の流通そのものは非常に制限がかけにくいということです。ですので、だからこそ、現時点で講じ得る対策はまず着実に進めていただいた上で、あわせて、まさにおっしゃっていただいたように、国際的な動向に目を向けていただきながら、対策を一歩一歩進めていただきたいと考えております。
前回御紹介いたしました書簡においても、オープンAIの社長ですとかノーベル化学賞を受賞した研究者らの合同で出した書簡ですけれども、合成する装置の製造業者と合成DNAの受託企業の双方に対して審査ですとか顧客の確認を求めるべきだという趣旨でございました。これは、上流と下流をしっかりと押さえるというかなり強い提案でございますけれども、そういった主張もあるという動きを踏まえながら、必要な対策を機動的に講じていただくことを期待しております。
続いて、中小企業のAX、AIトランスフォーメーションについてお伺いいたします。
中小企業庁は、今年の六月二十四日に稼ぐ力強化戦略を公表いたしました。二〇四〇年に働き手が約一千百万人不足するという民間試算を背景に、付加価値労働生産性を五年間で一〇%向上させるということで、七本の柱の一個に省力化AXを据えたものと承知しております。
このAXの柱では、AIを導入したい中小企業とAIに詳しい人材やサービス提供者を地域ごとにつなぐ、中小企業AX促進ネットワーク構想が掲げられています。地道ではございますけれども、こうしたつながりをつくりながら裾野を広げていく方向性には共感をしております。
その一方で、二〇二六年版の中小企業白書によれば、AIを活用していない企業の六三・四%が、その理由として、活用する業務がイメージできないということを挙げています。個社の支援を組み立てる前提として、このイメージできない層の実態を踏まえた進め方が求められると考えます。
中小企業と言えるか分からないんですけれども、私たちチームみらいの中でも、実は党の中でAI勉強会というものを開いております。私たち議員もそうですし、秘書もエンジニアというわけではないんですけれども、それぞれの分野でどういうふうに使っていくかとか、業務の中でどういうふうに使っていくかというところを、一緒にAIを触りながら少しずつ習得するということを党内でもやっているんですね。
その中では、かなりここの業界での経歴も長い秘書のメンバーでも、かなりAIを使っているというようなことになっておりまして、こういった日々の業務が実際にどれぐらい楽になるかということを一人一人が体感できるような仕立てということが、AIの活用を促す上では非常に重要だと肌感覚でも感じております。その意味では、こういったAXの取組の中では、業種や業務の特性に応じて、使いどころまでしっかりと橋渡しをしていくということが重要だと考えております。
その上で、大臣にお伺いをいたします。
中小企業のAX、AIトランスフォーメーションについて、このイメージできない層を対象に、業種、領域ごとの特性を踏まえたアプローチを含め、導入支援をどのように進めていくべきと考えるか、見解をお伺いいたします。
172
赤澤亮正(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
私自身、必ずしも本業がトランプ関税だったり中東情勢対応ではないわけでありまして、本当に国のためになることをやろうと思えば、このAIはど真ん中だろうというふうに思っています。
個人的にもいろいろその関係で調べ物をしたり、実際にAIを使ってちょっといろいろな調査をかけたりということをやっています。そういうのも若干御披露すると、まず、経営者がやる気になっているところと、下が頑張ってやっているところで、全くその浸透が違うということがありますので、まず、おっしゃったように、AIを活用するイメージができていない、個人利用止まりの企業を洗い出して、そこの経営者に向か…
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173河河合道雄(みらい)
大臣、実際に御自身が手を動かしてやられたことをお伝えいただき、ありがとうございます。
まさに、こういったところで効果実感をしながら、自身がその価値を感じている経営者をいかに増やすかというところがポイントだというふうにおっしゃっていただきましたけれども、そこに向けてアプローチいただきたいというところと、まさに、紙みたいなプロセスが入ると、一気に業務フロー自体を変えていくということが難しいということになると思いますので、そういった一体となった企業風土ですとか業務慣習をどうやって変えていくかというところまで取り組む必要があるというふうに考えております。ありが…
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174山山本和徳中小企業庁次長
お答えいたします。
中小企業のAXは、単なる生産性向上ではなく、委員御指摘のとおり、経営そのものを高度化する上で不可欠と認識しております。まずは、より多くの中小企業の経営者にAIを試してもらうことが重要であると考えておりまして、その導入のきっかけとなるよう、デジタル化・AI導入補助金を措置しております。
この際、経営者にとって使い勝手のよいものとすることが重要でありまして、例えばチャットGPT、Gemini、クロードなど、汎用的なAIを対象としております。その際、御指摘がございましたけれども、補助金を適切に運用する観点からは、従量制のサービスは対象と…
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