河合道雄 (チームみらい)

2026年7月15日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 169 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 185 発言)

チームみらいの河合道雄です。

本日も一般質疑の機会をいただきまして、ありがとうございます。

それでは、早速質問に入らせていただきます。

一つ目のテーマは、合成核酸の受託合成におけるバイオセキュリティーの確保についてです。

本年六月十日のこの委員会で、私はこの問題を取り上げました。その際、赤澤経済産業大臣からも、バイオセキュリティーへの危機感を御共有いただくとともに、米国や英国での制度化の動きを注視しながら、国産の配列スクリーニング基盤の整備、国際的な共通基盤への参画を、内閣府を始めとする関係省庁や産業界と連携して検討していくとの答弁をいただきました。

その後、本年七月に公表された官民投資ロードマップの政策パッケージでは、バイオセーフティー、セキュリティーへの対応として、DNAスクリーニング等の検査能力の構築や、開発、製造設備の国内整備、そして条件づけによる活用促進が明記されました。前進として歓迎いたします。

ただ、この問題は楽観できません。今年には、AIのたんぱく質設計ツールで毒素の配列を改変し、既存のスクリーニングを計算上すり抜けられることが実証されたとの報告もありました。既存のスクリーニング技術だけでは危険を排除し切れない可能性を示すものです。

そのため、まず、できることを早急に進める必要があります。参考になるのは米国の進め方です。米国では、核酸合成スクリーニングの枠組みを定め、生命科学研究に資金を出す連邦の各機関が、交付の条件として、スクリーニングを遵守する事業者からのみ合成核酸を調達することを求めるような仕組みを実施しております。この取組の要点は、新たな立法ではなく資金の交付条件という形で、今発注の入口を実質的に塞いでいる点にございます。

このように、立法や追加の予算を待たずして、今着手できる先行策があるのではないかという問題意識の下、お伺いいたします。

政府参考人にお伺いいたします。

バイオセキュリティーの具体策として、経済産業省所管のバイオ物づくり支援事業等の交付要綱に配列スクリーニング等の遵守を組み込むこと、又は、関連分野での競争的研究費の研究採択、交付の要件に同様の遵守を組み込むことが考えられるかと存じますが、こうした打ち手について政府の見解をお伺いいたします。

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