本当、しっかり反省に立った対応をしていただきたい、そして信頼を回復していただきたいというふうに思います。
昨年、米が市場から消えて、米の価格が上昇してから半年以上がたちました。米問題を考えるに当たって、米の流通経路を令和四年産で見てみました。四年産は、七百二十七万トンの生産のうち、主食用米三百三万トン、約四三%がJA等の集出荷業者、そして二百三十五万トン、約三二%が生産者による直売、百十五万トン、約一六%が無償譲渡を含む自家消費ということで、集出荷業者が扱う米は全体の半数以下にとどまっていたのが現状です。
そして、集出荷業者が二十一万トン足りない、十万トン更に足りないという状況であることで、合計三十一万トンの政府備蓄米を市場に放出したものと私は理解をしております。米流通の実態から考えれば、集出荷業者に放出しても効果が限定的になること、これは想像できたようにも思えますし、最初の備蓄米放出にも疑問が残るところです。
そして、市場に出回っている備蓄米の量がいまだに低水準であると認識しております。江藤前農林水産大臣は、米価格高騰問題について一貫して、流通の目詰まり解消が目的であり、量にはコミットするが価格にはコミットしないという方針だったと認識しております。
ただ、主食の米が昨年の二倍に高止まる中、石破総理は、先週水曜日の党首討論で、米価格は五キロ三千円台でなければならないと発言されました。小泉大臣も、随意契約による備蓄米は五キロ二千円で店頭に並べるとおっしゃっております。
しかしながら、三月の入札以降、米の価格が下がらないのは、放出量の問題ではなく、備蓄倉庫から店頭に並ぶまで想定外に時間が掛かっていることが問題だったのではないでしょうか。今後、市場に膨大な米が滞留すると、米価の大幅下落は避けられないと私は危惧しております。
市場流通量をいかにして増やすのか、最初に売却した三十一万トンの目詰まり解消策を講じる必要性について、小泉大臣の御所見を伺います。
22
山下雄平(自民)
以上、終わります。ありがとうございました。
この発言のページ
23羽羽田次郎(立憲)
立憲民主・社民・無所属の羽田次郎です。(発言する者あり)頑張ります。
今日は小泉大臣に初めての質問ということで、今後とも末永くどうぞよろしくお願いいたします。
昨年、食料・農業・農村基本法が一九九九年の制定以来初めて改正され、先月、この基本法を踏まえて基本計画が改定されました。今年から五年間を農業構造改革の初動五年間と位置付け、集中的に取り組み、さらに二年後の令和九年からは新たな水田農業政策をスタートさせるということだと思います。
その一方で、足下の状況を見れば、昨年の夏以来、米不足、米価高騰など、米を主食とする我が国における大問題が起きております…
この発言のページ
24
小泉進次郎(自民)農林水産大臣
どうぞよろしくお願いいたします。
信頼回復は本当に時間が掛かることだと思いますが、行政としては結果を出す形で信頼を回復する以外にないと思っております。
特に昨今の米の高騰については、農水省、私が就任して一週間でありますけれども、この一週間、本当によく頑張ってくれて、私は農水省の職員に対して感謝の気持ち以外ほかには何もありません。
一方で、反省しなければいけないことも事実で、見通しを誤っていたこともあると思います。新米が出てくれば落ち着くと。結果、そうではありませんでしたし、そして備蓄も放出をして、これで下がるということには残念ながら今までなっており…
この発言のページ
- (上の発言)
25羽羽田次郎(立憲)
本当、しっかり反省に立った対応をしていただきたい、そして信頼を回復していただきたいというふうに思います。
昨年、米が市場から消えて、米の価格が上昇してから半年以上がたちました。米問題を考えるに当たって、米の流通経路を令和四年産で見てみました。四年産は、七百二十七万トンの生産のうち、主食用米三百三万トン、約四三%がJA等の集出荷業者、そして二百三十五万トン、約三二%が生産者による直売、百十五万トン、約一六%が無償譲渡を含む自家消費ということで、集出荷業者が扱う米は全体の半数以下にとどまっていたのが現状です。
そして、集出荷業者が二十一万トン足りない、十万トン更に足りないという状況であることで、合計三十一万トンの政府備蓄米を市場に放出したものと私は理解をしております。米流通の実態から考えれば、集出荷業者に放出しても効果が限定的になること、これは想像できたようにも思えますし、最初の備蓄米放出にも疑問が残るところです。
そして、市場に出回っている備蓄米の量がいまだに低水準であると認識しております。江藤前農林水産大臣は、米価格高騰問題について一貫して、流通の目詰まり解消が目的であり、量にはコミットするが価格にはコミットしないという方針だったと認識しております。
ただ、主食の米が昨年の二倍に高止まる中、石破総理は、先週水曜日の党首討論で、米価格は五キロ三千円台でなければならないと発言されました。小泉大臣も、随意契約による備蓄米は五キロ二千円で店頭に並べるとおっしゃっております。
しかしながら、三月の入札以降、米の価格が下がらないのは、放出量の問題ではなく、備蓄倉庫から店頭に並ぶまで想定外に時間が掛かっていることが問題だったのではないでしょうか。今後、市場に膨大な米が滞留すると、米価の大幅下落は避けられないと私は危惧しております。
市場流通量をいかにして増やすのか、最初に売却した三十一万トンの目詰まり解消策を講じる必要性について、小泉大臣の御所見を伺います。
26
小泉進次郎(自民)農林水産大臣
今の羽田先生の御指摘と思いは同じだと思います。速やかに棚に並べなければ、この目詰まりというか、なかなか、国民の皆さん、また流通の中の不足感が解消しないと。なので、今回は随意契約で流通、小売の方に直接届けるという形を取りました。このことによって、先ほど、まあ全農の方に、流れていない三十一万トン、これがどのような動きを見せるか、ここも大分私は一定の効果が働いてくるのではないかとは思います。
昨日も全米販と会ったという話をしましたが、大分マーケットの空気が変わっていて、自分たちもちょっと出していくというような話をしていたときに、何がその変化の要因だったかとい…
この発言のページ
27羽羽田次郎(立憲)
あの二千円という発言をされたときも、えっ、本当に二千円になるのかと私も思ったぐらいですし、また、無制限にというときも、やっぱり、九十一万トンしか備蓄米がなかった上、三十一万トンが既に放出されていて、今度三十万トンということだと、もう残りは少ないだろうなというのは、我々はもう最初に、えっ、本当に無制限なのというふうに思ったんですが、その辺、マーケットも見た上での御判断ということだということは昨日の衆議院の委員会の質疑でも触れられていたので、そういうことなんだなと思いましたけど、正直何となく、あれっという違和感はいまだに拭えないところはあります。
一見安い…
この発言のページ
28
小泉進次郎(自民)農林水産大臣
私は、令和四年、五年、六年産米は食べております。そして、今日この後、令和三年産米も私が少し食べる予定にしております。この中で、もちろん味覚は人によって様々だと思いますけれども、私は、今まで食べさせていただいた令和四年、五年、六年産の古米、おいしく私はいただきました。
そして、これから消費者の皆さんにも、また扱う事業者さんにも、そこは皆さんで判断いただきたいと思いますが、昨日の一部のテレビ報道などを見ていても、町のお米屋さんは、店頭で、これから流通する古古古米と例えばモチ米などを一部ブレンドをして、こういった形だとおいしく食べれるという、そういった消費者…
この発言のページ