江藤拓 (自由民主党)農林水産大臣

2025年4月15日・第217回国会 参議院 農林水産委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 76 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 137 発言)

まず、五年、六年のお米については、第一回目の放出をする前の段階で、しっかり炊いてもらっておにぎりにしてもらって、冷ましてもらって、それで農林水産省、課長、局長、次官、私ももちろんですけど、食べ比べをしました、六年産も入れてですね。分からなかったです、どれがどれやら。やっぱり、十五度という低温倉庫でしっかり保管されている米は全く食味に問題ない。やっぱり、冷めても変わらないということは、温かかったらもっと変わらないんだろうと思います。

先に進めば四年産に踏み込むこともあるかもしれませんから、四年産米も食っていこう、食ってみようかなと思ったら、まだそれは食べておりません。

そして、これから先どうなるのかという話ですが、マーケットはやはり心理で動く部分が強いんだなというのをすごく感じています。いろいろと流通各段階への調査をいたしました。米はしっかりと生産もされていることも確認されました。そして、卸にも前年度よりも三万トン以上在庫があるということも確認をされました。しかし、それでもこのような状況であります。そして、昨日話を聞いても、出来秋まで非常に不安だと、米は確保できるのかという声がありますので、やはり心理が回復されないとマーケットというのは回復しないんだなと、いわゆる数字だけでは駄目ですから。

ただ、その反面で、委員も言われたように、備蓄米を出し続けることには大変迷いがあります。やはり生産者のことも我々は考えなければなりません。これによって、余りにもマーケットへの影響力が大き過ぎて、我々は量にコミットしているだけではありますが、結果的には価格にも影響は出るでしょうから、これによって概算金が下がった、精算金が下がったということになってしまったら、これはまたこれで問題になりますので、非常に迷いはありますが、それでも出さなければならないというところに今来ているということであります。

少し長くなって恐縮ですけれども、もう一つ心配は、もう十九の道県が生産を拡大するということを発表しました。そして、いわゆる昨年の高温障害を受けて、高温に強い米を作付けるという面積も大幅に増えました。ということであれば、かなり昨年を上回る、まあ天候次第ですけれども、天候が良ければ主食用米の供給量は増えると思います。

私の友人で大規模に豚をやっている方なんですが、その人は、自分のところの飼料用の米は自分で作っていたんですが、全面積主食用米に転換したとうれしそうに言っていました。そういう状況でありますので、非常に出すことについては正直びびってます、大丈夫かと。総理と一時間話をしてこういう結論になりましたが。

しかし、とにかく四月の二十一の週に十万トンを出して、そして毎月出すというメッセージをしっかり出しましたので、それによって政策効果が得られるまではしっかり、マーケットを見るということではなくて、その物流の健全化が図られるかどうかに着目しながら政策を進めてまいりたいと考えております。

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