江藤拓 (自由民主党)農林水産大臣

2025年3月24日・第217回国会 参議院 農林水産委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 70 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 314 発言)

大変難しい質問だと思います。

非常に、やはりずっと、私ももうすぐ六十五ですが、農業をしている人たちは、ぱっと見て、あっ、農家だなと思うような服装をしていましたよ、昔は。でも、最近は、私の地元の施設園芸地帯に行くと、まるでアパレルの店員のような非常にすっきりした、スマートな青年たちがずらっと並んでいてびっくりするんですよ。君たちは本当に農業やっているのかというような雰囲気に変わってきました。とってもいいことだと思います。やはり産業にはイメージというものがあって、ださいとか、きついとか、もうからないとか、そういうイメージからまず脱却することが大事なんだろうと思います。

そして、彼らには、どうも農家の人たちはもうかってももうかっていると言わないんですね、なかなか。もうかっていても、何かいい車に乗っていると何か言われそうだからいい車は遠慮して買わないとかあるんですよ。あるんですよ、本当に。私は、若い者には、もうかっているんだからレクサスに乗れと、そしてレクサスでばんばん走って、どうだ、羨ましいだろうと、俺みたいな暮らしがしたかったらおまえも農業やりゃええやないかというような、そういう、俺は成功者だと胸を張ってやはりもらいたいなと思うんですよ。

ですから、やはり所得をいかに上げていくか、生産効率をいかに上げていくか。そのために、大区画化しなきゃいけないところは大区画化をする。そして、スマート農業なりITなりロボティクスなり入れられるところは入れていく。そういうふうな、いわゆるもう近未来的な農業を、何かむちゃくちゃなこと言っていると思うかもしれませんが、全くイメージが変わる農業の世界を描けたらいいなと思っています。憧れる産業、ああ、彼は農業やっているのかと、格好いいなと若い者が言うような産業にもし農業ができたら、もうそれが一番の目標だと思います。

やはり、私は次男坊といずれは農業やろうと思っているんですが、もうけようと思っています、本当に。で、息子は、いずれは全国を講演して歩けるような農業者としての成功者になると大言壮語を吐いております。そういう、まあできるかどうか分かりませんが、そういう意欲を持っている若者がいますからね、二十八ですけど、まだ。そういう若者をやっぱりしっかり育て、そして、今やっている人たちが倒れてしまったら後に続く人たちがいないんですよ。今やっている人たちをいかに支えるか、そして、新たにこの産業に入ってくれる人たちをどう応援するか、それを考えることが大事だと思います。

点数については、私は点数を付けられて嫌な思いをしたことがいっぱいありますけれども、人に点数を付けるのは嫌なので点数は付けませんが、決して今の農政全体としては高い点数ではない。確かに、委員御指摘のように、基幹的農業従事者は減り、耕作放棄地も増え、そして農業所得もそんなに爆発的に増えているとは言えない現状においては、そう高い点数を付けることはできないんだろうと思います。

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