飯田健太中小企業庁次長

2025年5月13日・第217回国会 参議院 財政金融委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 57 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 110 発言)

お答え申し上げます。

今般の関税措置でございますけれども、国内産業の広範囲に及ぶ影響が出る可能性があると考えております。他方で、この日本経済への直接的、間接的な影響につきましては、様々な不確定要素の影響を受けるものと思っておりまして、政府としていまだ把握、分析が必要な状況でございます。このため、現時点で予断を持って御指摘のようなそのシナリオをお示しするということはなかなか難しいというふうに考えてはおります。

経済産業省といたしましても、相談窓口ですとかプッシュ型での現状把握によりましてその影響を調査しているところでございます。これに加えまして、米国の関税措置発動後の期間における国内外の様々な統計等の動向も注視しながら、まずはそれらをしっかりと分析をしてまいります。

その上で、影響を受ける企業への対策といたしましては、四月の末に政府の総合対策本部におきまして緊急対応パッケージを決定しております。これを踏まえて、相談体制の整備、情報提供の強化、影響を受ける中小企業への資金繰り支援などに取り組んでいるところでございます。

追加的な対策につきましても、米国との協議の状況や産業、地域経済、国民生活への影響を見極めた上で、ちゅうちょなく行ってまいりたいと考えております。

また、関税措置が契機となって適切な価格転嫁が影響を受けることがないように、事業者団体に対しても要請を行ったところでございます。

中小企業の持続的な賃上げに向けまして、引き続き賃上げ原資の確保のために積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

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