ありがとうございました。
是非、現場の先ほども言いましたけれども期待の大きい取組ですので、しっかり進めていただきたいと思います。
今回の給特法の改正により、教職調整額を基本給にしっかり上乗せしていくという取組だと承知しております。この背景には、現在の大変厳しい教員を取り巻く環境があり、それに対して何とか手を打っていきたいという文科省の決意の表れでもあるというふうに承知しております。
やはり、様々今までも議論されておりますように、一番の問題は教員不足でありまして、その状況は年々厳しくなっており、現場の教員の皆さんが悲鳴を上げておられます。
私の地元高知でも、小学校で教頭先生が担任をするのは当たり前、前は十月ぐらいからでしたけれども、もう今は四月の当初から教頭が担任をしたり、昨年は校長先生が仕方なく臨時的に授業を行うといったこともありましたし、一学年二クラス、一人の先生が休まれて、新しい先生が来ないので、二クラスまとめて見ているといった、そんな非常に厳しい状況も出てきております。
今回、そういった中で、働き方改革も重点的にこの目的の一つに置いていると承知しております。
現場の声、また私の自らの経験から、教師の仕事の負担を考えたときに特に影響が大きいのはこの二つだと思っています。
一つは、教員の配置を増やしてほしい。その学校に教員が何人いるかが重要でありまして、例えば、国や県からの指定授業を受けてくるにしても、お金よりも人が欲しいというふうな声がよく聞かれます。加配教員を多く取ってくる校長が現場の教員からは校長よくやったと評価が高かったり、それは、たくさん教員がいることで授業以外の教員をみんなで分担できる、まあ当たり前といえば当たり前のことなんですけれども、やはり、何人先生がその学校にいるか、この配置の問題が重要であります。
もう一つは、先ほど来、西岡委員や日野委員からもお話がありました、やはり教員の持ち時間は非常に重要だと思います。私が教員を始めた三十年前ぐらい、大学を出て最初に持ったのは週十五時間でしたが、最後に学級担任をした平成二十一年のときには二十一時間ぐらいを持って、あと、担任は、生活記録ノートとうちの学校は呼んでいましたけれども、子供たちと交換日誌をやっています。それを見る時間が一時間あって、見えない時間割りが一日一時間ずつありますので、プラス五時間。それでも生徒指導の担当をやっているという状況でした。
最初のときみたいに十五時間ですと、一日三時間なので、準備に同じ三時間かけるということで、その当時から随分負担は変わってきましたけれども、やはり何時間持つかということが非常に大きい要素だというふうに思います。
ここで今強く指摘されているのが、私もたくさんこの意見を伺ってきました、一つは、先ほども出てきました定数改善のことがやはり指摘されています。それともう一つは、正教員をそこで増やすことなくずっと臨時教員で賄ってきたからゆえにこういった厳しい状況を招いたという指摘がございます。そして、授業の持ち時間数につきましては、先ほど来出ております、やはり乗ずる数を変更して、もっと減らしていくべきだ、そうすることによって働き方改革も進むし、教育の質がしっかり上がっていくんだという、こういった指摘があるのを承知しております。
この二つの指摘はごもっともな指摘で、公明党は今までも三十五人学級の実現を強く主張し、小学校から学年ごとに段階的に引き上げてきました。昨今の発達障害の子供さんへの対応、不登校の現状からも、よりきめ細やかな教育が重要であり、次は三十人学級等更なる取組が必要だと考えていますし、この定数改善により、正教員の数を、未来を見据えても、しっかり増やしていくこと、教員採用数を増やしていくということ、また、持ち時間数に関する乗ずる数の改正を行い、持ち時間数を今より減らしていく、こういった大きな二つの取組は今後必ず必要な取組であるかなというふうに思っております。
ただ、私が一点気になるのは、それは必要だという大前提とした上で、例えば、私の今地元の高知県なんかはもう教員がいません。採用志願者数も少ないですし、臨時教員も、この四月の段階から、例えば小学校と中学校でいえば一桁しか臨時教員のバンクの中にはいません。産休、育休等が決まっていても張りつけることができないくらい教員が枯渇している状況であります。
そこで、そんな状況で定数改善は必要でありますが、今すぐ定数改善を進めると、更なる現場での教員不足が加速する、もっと欠員が出るのではという懸念があります。
そこで、現在の教員採用と臨時教員の現状についてお伺いいたします。
222
中村裕之(自民)
次に、山崎正恭君。
この発言のページ
223山山崎正恭(公明)
公明党の山崎正恭です。
文部科学委員会で二年ぶりの質問となります。本日は、質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございます。貴重なお時間ですので、早速質問に入らせていただきます。
まず初めに、学校、教師が担う業務に関する三分類についてお伺いします。
教員の働き方改革に関しては、昨年十二月二十三日に公明党としての提言をあべ大臣に提出しましたが、この提言をまとめるに当たり、私も自らの教職経験も踏まえて議論に参加してまいりました。
教師の業務を、教師の業務だが負担軽減が可能な業務、例えば授業準備とか、成績処理とか。次に、学校の業務だが必ずしも教師…
この発言のページ
224
あべ俊子(自民)文部科学大臣
委員にお答えさせていただきます。
学校における働き方改革の更なる加速化、このためには、各教育委員会におきまして、御党から御提案いただきました学校、教師が担う業務に関わる三分類、これに基づく業務の精選を徹底していくことがまさに重要でございます。
今回の法案におきましては、全ての教育委員会におきまして、文部科学大臣が定める指針に即しまして、教師の業務量の管理、健康を確保するための計画を策定することとしているところでございます。
四月十六日の本委員会における浮島議員からの御質問で武部副大臣が答弁させていただいたとおりでございまして、文部科学省といたしまし…
この発言のページ
- (上の発言)
225山山崎正恭(公明)
ありがとうございました。
是非、現場の先ほども言いましたけれども期待の大きい取組ですので、しっかり進めていただきたいと思います。
今回の給特法の改正により、教職調整額を基本給にしっかり上乗せしていくという取組だと承知しております。この背景には、現在の大変厳しい教員を取り巻く環境があり、それに対して何とか手を打っていきたいという文科省の決意の表れでもあるというふうに承知しております。
やはり、様々今までも議論されておりますように、一番の問題は教員不足でありまして、その状況は年々厳しくなっており、現場の教員の皆さんが悲鳴を上げておられます。
私の地元高知でも、小学校で教頭先生が担任をするのは当たり前、前は十月ぐらいからでしたけれども、もう今は四月の当初から教頭が担任をしたり、昨年は校長先生が仕方なく臨時的に授業を行うといったこともありましたし、一学年二クラス、一人の先生が休まれて、新しい先生が来ないので、二クラスまとめて見ているといった、そんな非常に厳しい状況も出てきております。
今回、そういった中で、働き方改革も重点的にこの目的の一つに置いていると承知しております。
現場の声、また私の自らの経験から、教師の仕事の負担を考えたときに特に影響が大きいのはこの二つだと思っています。
一つは、教員の配置を増やしてほしい。その学校に教員が何人いるかが重要でありまして、例えば、国や県からの指定授業を受けてくるにしても、お金よりも人が欲しいというふうな声がよく聞かれます。加配教員を多く取ってくる校長が現場の教員からは校長よくやったと評価が高かったり、それは、たくさん教員がいることで授業以外の教員をみんなで分担できる、まあ当たり前といえば当たり前のことなんですけれども、やはり、何人先生がその学校にいるか、この配置の問題が重要であります。
もう一つは、先ほど来、西岡委員や日野委員からもお話がありました、やはり教員の持ち時間は非常に重要だと思います。私が教員を始めた三十年前ぐらい、大学を出て最初に持ったのは週十五時間でしたが、最後に学級担任をした平成二十一年のときには二十一時間ぐらいを持って、あと、担任は、生活記録ノートとうちの学校は呼んでいましたけれども、子供たちと交換日誌をやっています。それを見る時間が一時間あって、見えない時間割りが一日一時間ずつありますので、プラス五時間。それでも生徒指導の担当をやっているという状況でした。
最初のときみたいに十五時間ですと、一日三時間なので、準備に同じ三時間かけるということで、その当時から随分負担は変わってきましたけれども、やはり何時間持つかということが非常に大きい要素だというふうに思います。
ここで今強く指摘されているのが、私もたくさんこの意見を伺ってきました、一つは、先ほども出てきました定数改善のことがやはり指摘されています。それともう一つは、正教員をそこで増やすことなくずっと臨時教員で賄ってきたからゆえにこういった厳しい状況を招いたという指摘がございます。そして、授業の持ち時間数につきましては、先ほど来出ております、やはり乗ずる数を変更して、もっと減らしていくべきだ、そうすることによって働き方改革も進むし、教育の質がしっかり上がっていくんだという、こういった指摘があるのを承知しております。
この二つの指摘はごもっともな指摘で、公明党は今までも三十五人学級の実現を強く主張し、小学校から学年ごとに段階的に引き上げてきました。昨今の発達障害の子供さんへの対応、不登校の現状からも、よりきめ細やかな教育が重要であり、次は三十人学級等更なる取組が必要だと考えていますし、この定数改善により、正教員の数を、未来を見据えても、しっかり増やしていくこと、教員採用数を増やしていくということ、また、持ち時間数に関する乗ずる数の改正を行い、持ち時間数を今より減らしていく、こういった大きな二つの取組は今後必ず必要な取組であるかなというふうに思っております。
ただ、私が一点気になるのは、それは必要だという大前提とした上で、例えば、私の今地元の高知県なんかはもう教員がいません。採用志願者数も少ないですし、臨時教員も、この四月の段階から、例えば小学校と中学校でいえば一桁しか臨時教員のバンクの中にはいません。産休、育休等が決まっていても張りつけることができないくらい教員が枯渇している状況であります。
そこで、そんな状況で定数改善は必要でありますが、今すぐ定数改善を進めると、更なる現場での教員不足が加速する、もっと欠員が出るのではという懸念があります。
そこで、現在の教員採用と臨時教員の現状についてお伺いいたします。
226茂茂里毅文部科学省総合教育政策局長
お答え申し上げます。
今ほど御指摘がありました、教師人材の不足でございます。その分析につきましては、教師の年齢構成に起因する大量退職等に伴い採用者数が増加している、そういう状況の下で、産休、育休取得者や特別支援学級の見込み以上の増加、こういったことによりまして臨時講師の需要が増加している一方、大量退職に伴い臨時講師のなり手である既卒の受験者数が減少している、こういった構造が、現下の教師不足や採用倍率の低下の要因となっていると考えております。
今ほどお話がありました教師の不足についての調査でございますが、全国の公立学校におきまして、令和三年度始業日時点…
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227山山崎正恭(公明)
ありがとうございます。
高知県なんかも、実際の状況でいうと、実は、臨時教員の割合の中で七割が、もう退職した先生方にお願いして続けてもらっているという状況がございます。非常に状況が厳しい中で、今、茂里局長からもお話がありましたけれども、やはり、定数改善、乗ずる数も大事なんですけれども、まずやらなければならないのは、そういった現状もあり、教員になりたい人を増やしていかないと、なかなかその改善をしても、逆に今は首が絞まってしまうということがあります。
今後、教員になりたい人を増やすのにどのように取り組もうとしているのか、お伺いいたします。
この発言のページ
228
金城泰邦(公明)文部科学大臣政務官
山崎議員にお答えいたします。
議員御指摘のような教師不足の現状などを踏まえまして、教職の魅力を向上させ、教師に優れた人材を確保することが重要でございます。
そのための環境整備としまして、一つには、教師の時間外在校等時間の縮減に向けた、学校における働き方改革の更なる加速化、二点目に、多様化、複雑化する教育課題への対応に向けた組織的な学校運営や指導の促進、三つ目に、高度専門職である教師の職務の重要性にふさわしい処遇の改善を進める必要がございます。
昨年十二月に公明党よりいただいた御提言などを踏まえ、今般の給特法等改正法案におきましては、教育委員会に対す…
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