御指摘のとおり、AIの開発、利活用について、例えば米国等が先行している状況にあることは御指摘のとおりで、これは否定できない事実でございます。
我が国のAI開発の遅れの主な理由としては、例えば、AIの研究開発に大規模な資金や人材が迅速かつ十分に集まってこなかったこと、あるいは、グローバルなビジネスモデルを描けていないことや、AI用の計算資源が不足していること、そしてIT人材が不足していること、また日本語特有の、マイナーな言語で同音異義語が多い、AI学習が難しいなど、データが少ない、そういったことが考えられております。
また、AI活用の遅れの主な理由としては、AIの持つメリットが不透明であったため、我が国の経営者が十分投資してきていない、AI導入を主導する人材が不足している、また、日本人の慎重さと申しますか、誤った出力をするAIや個人情報が収集される可能性があるAIは使いたくないという意識が一般の皆様の中にある、こういったことが挙げられます。
これまで策定してまいりました日本のAI戦略等に関しましては、まだ評価できる段階ではございませんが、強いて申し上げれば、計算資源の確保やスタートアップ支援等によって、日本語性能では外国製AIに匹敵する日本製AIが登場するなど、政策の効果も実は少しずつ出始めているところでございます。
いずれにしましても、生成AIの登場もございまして、AI技術の重要性は一層高まっており、また国際競争も激しくなっておりますので、これまでとは異なる次元で日本のAI開発力の強化、AI活用の促進を図ることが重要でありますことから、今般の法案を提出しているところであります。
以上です。
193
河西宏一(公明)
ありがとうございます。
時間が来たので終わりますけれども、私は、高度なAIを使っていこうとすればするほど、こういう高いスキルと、あと、やはり高い倫理観を備えた、まさに人間中心の社会をつくっていく人材が必要だと思っております。我が党も全力で取り組んでまいりますので、是非よろしくお願いをいたします。
以上で終わります。ありがとうございました。
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大岡敏孝(自民)
次に、上村英明君。
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上村英明(れいわ)
れいわ新選組の上村英明と申します。
私は、ある意味では天然知能なので、なかなか切替えがうまくいかないんですけれども、能動的サイバー防御からAIの話に移って、城内大臣に、早速さくさくとお尋ねしたいと思います。
まず、一般に、政府の資料によっても、日本はAIの開発とか活用が遅れているというふうに言われています。アメリカや中国、ドイツが比較に挙がっていて、もちろんグーグルとかマイクロソフト、オープンAIを生み出したアメリカに遅れているというのは分かるんですが、中国に対しても遅れたという評価をされています。
かつて、これも先ほどいろいろな映画の話が出たんで…
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- (上の発言)
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城内実(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・経済安全保障)
御指摘のとおり、AIの開発、利活用について、例えば米国等が先行している状況にあることは御指摘のとおりで、これは否定できない事実でございます。
我が国のAI開発の遅れの主な理由としては、例えば、AIの研究開発に大規模な資金や人材が迅速かつ十分に集まってこなかったこと、あるいは、グローバルなビジネスモデルを描けていないことや、AI用の計算資源が不足していること、そしてIT人材が不足していること、また日本語特有の、マイナーな言語で同音異義語が多い、AI学習が難しいなど、データが少ない、そういったことが考えられております。
また、AI活用の遅れの主な理由としては、AIの持つメリットが不透明であったため、我が国の経営者が十分投資してきていない、AI導入を主導する人材が不足している、また、日本人の慎重さと申しますか、誤った出力をするAIや個人情報が収集される可能性があるAIは使いたくないという意識が一般の皆様の中にある、こういったことが挙げられます。
これまで策定してまいりました日本のAI戦略等に関しましては、まだ評価できる段階ではございませんが、強いて申し上げれば、計算資源の確保やスタートアップ支援等によって、日本語性能では外国製AIに匹敵する日本製AIが登場するなど、政策の効果も実は少しずつ出始めているところでございます。
いずれにしましても、生成AIの登場もございまして、AI技術の重要性は一層高まっており、また国際競争も激しくなっておりますので、これまでとは異なる次元で日本のAI開発力の強化、AI活用の促進を図ることが重要でありますことから、今般の法案を提出しているところであります。
以上です。
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上村英明(れいわ)
今のお話を伺いますと、目標は設定したけれども実際には政策が追いつかなかったということが言えるのかというふうに思います。
次に、先ほどから皆さんリスクに関してたくさんお話をいただきまして、何か、AIが裏切っちゃうとかだましちゃうとかというのは、私も聞いていてすごいショックを受けた段階まで来ているというふうに思うんですけれども。
政府委員の方に簡単にお尋ねしたいんですけれども、AIの便益とリスクに関してどういうふうに考えればいいかというのを整理していただければありがたいと思います。
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198渡渡邊昇治内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官
AIの便益とリスクにつきましてお答えを申し上げます。
まず、AIの中でも、特に生成AIの性能が急速に進歩しておりまして、自然な文章の作成のみならず、プログラム、画像、音声等の作成も可能になっています。これによりまして、資料の要約ですとか、翻訳ですとか、議事録の作成、あるいは一般的なプレゼン資料の作成ですとか、問合せへの対応ですとか、そういった多様な業務へのAIの活用が可能となっておりまして、生産性の向上、働き方改革、労働力不足の解消といった様々な便益が期待されております。
一方で、AIをめぐるリスクに関しましては、予測は大変難しいところはございますけ…
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上村英明(れいわ)
ありがとうございます。
今、政府委員の方から、AIの便益では効率化とか生産性の向上という言葉が聞かれたんですけれども、私も若干古い人間なので、そういう話を聞くと、一九九〇年代、小泉内閣のときだと思うんですけれども、アメリカからある種の成果主義というものが日本に導入された時期がございます。
この成果主義というのは何かというと、それまでの日本のビジネスモデル、例えば年功序列であるとか終身雇用というものが余り効率よくないと。その効率とは何かというと、コストをカットしないと企業はもうけが増えないじゃないかということで、こういうモデルが導入されたことがあります…
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