大変参考となる、また示唆に富んだお話をありがとうございました。
私も、以前、サイバーセキュリティーの専門家から、本当にこの分野を重視している国のトップリーダーというのは、軽々に、我が国のサイバーセキュリティーが遅れているなんというようなことは口にしないんだということをおっしゃっておりました。本当に現場では過酷な状況で、一生懸命。ただ、ふだんは安全が当たり前になっておりますので、インシデントが露見すると、何でこうなっているんだというように責められてしまう。こういったことをよく我々政治家も踏まえながら、これからの取組にしっかりと生かしてまいりたいと思っております。
続きまして、吉岡参考人に、中小企業のセキュリティーレベルの向上についてお伺いをしたいと思います。
近年、経済安全保障でありますとか、あるいは安全保障委員会の方では防衛産業の基盤強化、また、セキュリティークリアランス制度、そして、今回のサイバー安全保障ということで、私も、幸いにも、今申し上げた法案は全て委員会で携わらせていただきました。
こうした中、本日も話題になっておりますけれども、必ず課題として提起されますのが、中小企業、特に小規模事業者における情報セキュリティーの対応の難しさということであります。
私は、以前、サラリーマン時代に、サイバーというよりかは情報セキュリティーの担当の部局にいたことがありまして、必ず専門の、専従の職員、社員と、そして組織が必要になってくる。様々な文書も整えなきゃいけないし、事前、事後のいろいろな取決めもしっかり整えていかなければならないということで、小規模事業者になりますと、ほとんどそれは不可能だろうと。人もいないし、コストもかけられないし。こういったことに対してどのように対応すべきか。
ちょうど今週、マイクロソフトが、セキュリティー対応を自動化するAIエージェント、今非常に急速に進んでおりますけれども、セキュリティーコパイロットを、機能を拡張して対応していくんだと。ただ、多分かなりコストがかかるんだろうというふうに想像しているわけであります。
こういったサービスも、ニーズがフィットすれば中小企業等にも活用してもらいたいと思うんですけれども、こういったことに対して、どうコストを捻出し、価格転嫁していくのかというテーマがあるわけでありますが、政府の取組を含めて、御指導いただきたいというふうに思っております。
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河西宏一(公明)
公明党の河西宏一でございます。
四人の参考人の皆様、本日は大変貴重な御意見、意見陳述を頂戴いたしまして、心から感謝を申し上げます。
また、私の方からは、いよいよ本法案、本格的な立法措置というふうになるわけでありますけれども、これまでサイバーセキュリティー、またサイバー安全保障に御尽力をくださった四人の皆様始め全ての皆様に、心からの敬意と感謝を申し上げたいというふうに思っております。
まず、サイバーセキュリティーに関わる人材について、実務の現場で様々御経験も積み上げられてきました高見澤参考人と、また大澤参考人の方にお伺いをしたいというふうに思っており…
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84高高見澤將林東京大学公共政策大学院客員教授/公益財団法人笹川平和財団上席フェロー
御質問にお答えいたします。
私自身は、やはり内閣のサイバーセキュリティセンターができたときに思いましたのは、基本的にはなかなか一体感が得られにくい形、つまり、全体の人材が非常に少ないので、あらゆる組織から人を出してもらうというような形でやって、政府自身のサイバーセキュリティーに関係する要員が、そもそも資源配分が少ない。ですから、よく言われるのは、法律に関しての人材は非常に多いけれども、技術的なこととか現場でやるための高い専門能力を持った人間というのは非常に少ないという。
そういう、全体の、いわゆる公務員の配分の問題というか、それが非常に、伝統的な右肩…
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85大大澤淳公益財団法人中曽根康弘世界平和研究所主任研究員
お答え申し上げます。
リアルなお話だということでしたので、一つ事例を申し上げますと、攻撃者もちゃんと曜日を選んで攻撃してまいります。対応が難しい金曜日の夕方というのはやはり狙い目でして、そこでシステムを止めるとなかなか、対応する人間はもう休みに入っていたりしますので。そういう点では、システムが止まる攻撃は金曜日の夕方に発現することが多くて。幸い日本は、例えばヨーロッパとずれていますので、その後、土日に入ってからということになりますが、そういう点では、システムを復旧させるまでは仕事をしなければいけないので、現場のエンジニアの人は、土日だろうが深夜であろう…
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- (上の発言)
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河西宏一(公明)
大変参考となる、また示唆に富んだお話をありがとうございました。
私も、以前、サイバーセキュリティーの専門家から、本当にこの分野を重視している国のトップリーダーというのは、軽々に、我が国のサイバーセキュリティーが遅れているなんというようなことは口にしないんだということをおっしゃっておりました。本当に現場では過酷な状況で、一生懸命。ただ、ふだんは安全が当たり前になっておりますので、インシデントが露見すると、何でこうなっているんだというように責められてしまう。こういったことをよく我々政治家も踏まえながら、これからの取組にしっかりと生かしてまいりたいと思っております。
続きまして、吉岡参考人に、中小企業のセキュリティーレベルの向上についてお伺いをしたいと思います。
近年、経済安全保障でありますとか、あるいは安全保障委員会の方では防衛産業の基盤強化、また、セキュリティークリアランス制度、そして、今回のサイバー安全保障ということで、私も、幸いにも、今申し上げた法案は全て委員会で携わらせていただきました。
こうした中、本日も話題になっておりますけれども、必ず課題として提起されますのが、中小企業、特に小規模事業者における情報セキュリティーの対応の難しさということであります。
私は、以前、サラリーマン時代に、サイバーというよりかは情報セキュリティーの担当の部局にいたことがありまして、必ず専門の、専従の職員、社員と、そして組織が必要になってくる。様々な文書も整えなきゃいけないし、事前、事後のいろいろな取決めもしっかり整えていかなければならないということで、小規模事業者になりますと、ほとんどそれは不可能だろうと。人もいないし、コストもかけられないし。こういったことに対してどのように対応すべきか。
ちょうど今週、マイクロソフトが、セキュリティー対応を自動化するAIエージェント、今非常に急速に進んでおりますけれども、セキュリティーコパイロットを、機能を拡張して対応していくんだと。ただ、多分かなりコストがかかるんだろうというふうに想像しているわけであります。
こういったサービスも、ニーズがフィットすれば中小企業等にも活用してもらいたいと思うんですけれども、こういったことに対して、どうコストを捻出し、価格転嫁していくのかというテーマがあるわけでありますが、政府の取組を含めて、御指導いただきたいというふうに思っております。
87吉吉岡克成横浜国立大学大学院環境情報研究院/先端科学高等研究院教授
お答えさせていただきます。
まさに御指摘があったとおり、中小企業のセキュリティー対策ということで、人も金も足りない、時間も足りない、仕組みもないということで、難しい状況だというふうに理解しております。
サイバー攻撃の話になりますと、非常に高度な攻撃ということがいろいろ取り沙汰されるわけですけれども、私、見ておりますと、攻撃の多くは、非常に基本的な対策を実は怠っていたことが原因だということもまだまだ非常に多いと思っております。そこに対して全てすごくコストがかかるかというと、そういうわけでもなくて、基本的な、例えばパスワードを変えているかですとか、更新を…
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河西宏一(公明)
ありがとうございます。
人材の確保ということもありますし、私は、理想的には、やはりこのAIエージェントを何か安価な形で導入できるような、そういった仕組みが官民でできればいいのかなと。非常に便利で分かりやすいということがありますので、こういったことも取り組んでいきたいというふうに思っております。
続きまして、最後になるかも分かりませんが、国際法との整合性について、黒崎参考人と、また大澤参考人にもお伺いをしたいというふうに思っております。
アクセス・無害化措置、武力の行使ではないんだと。そして、国際法上許容された範囲内でやることは当然でありまして、先ほ…
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89黒黒崎将広防衛大学校総合安全保障研究科教授
お答えいたします。
やはり、国際社会、二百弱の国連加盟国で、たくさんございます。一か国一か国の動向とか情報をどうやって収集し分析するか、これは別に国際法に限ったことではないんですけれども、喫緊の可能性という点でいうと、やはりサイバー分野というものはプライオリティーを上げていかなきゃいけないということになるんだと思います。
欧米主要国と同等ということでありますけれども、より広く見極められる平素からの情報を可能にするだけのリソースをつぎ込められればつぎ込められるほど、国際法の支持は得られやすいということだけは強調しておきたいと思います。
手短でございま…
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