吉岡克成横浜国立大学大学院環境情報研究院/先端科学高等研究院教授

2025年3月28日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 87 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 119 発言)

お答えさせていただきます。

まさに御指摘があったとおり、中小企業のセキュリティー対策ということで、人も金も足りない、時間も足りない、仕組みもないということで、難しい状況だというふうに理解しております。

サイバー攻撃の話になりますと、非常に高度な攻撃ということがいろいろ取り沙汰されるわけですけれども、私、見ておりますと、攻撃の多くは、非常に基本的な対策を実は怠っていたことが原因だということもまだまだ非常に多いと思っております。そこに対して全てすごくコストがかかるかというと、そういうわけでもなくて、基本的な、例えばパスワードを変えているかですとか、更新をしっかりしているか、当たり前のように言われていることなんですけれども、それすら実はできていなかったということが多々あるというふうに認識しております。

最近ですと、VPNの、リモートアクセスで使うための機器が、いまだに更新がしっかりできていないですとか、そういったところが侵入の原因になっているということが多々ありますので、そういった基本的な対策をできるだけコストを抑えながらやっていくということでも多くの攻撃は防げるということがあるかなと思っております。

一方で、先ほど申し上げたんですけれども、そういったことをチェックするためのチェックリストですとか、そういったものも整備が進められていますので、まずそういったところを御覧いただいて対応するというのが最初のステップだと思っております。

とは申しましても、やはり最低限の人材を確保するということは必要になると思いますので、それはやはり経営側の理解と、このサイバーの最近の状況というのをよく御理解いただいて、そこに少しでも人材リソースを割いていただくということが重要になるかと思いますので、政府の皆様におかれましても、その点を強調できるような施策を更に、既に実行していただいていると認識しているんですけれども、更に進めていただけるとよいというふうに思っております。

以上です。

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