宮崎勝 (公明党)

2026年4月20日・第221回国会 参議院 こども・子育て・若者活躍に関する特別委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 78 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 132 発言)

是非、格差を是正する方向で検討を進めていただければと思います。

次に、先ほど小林委員からもありましたこども誰でも通園制度について、私からも、地元の声等もございますので、質問させていただければと思っております。

このこども誰でも通園制度は、在宅で子育てを行う家庭への支援や孤立育児の防止、子供の集団生活経験の機会確保という点で、制度の方向性は極めて意義深いものであると考えております。一方で、試行段階から、現場の保育事業者や自治体からは、人材確保の困難さ、安全管理、事務負担など、制度の理想と運営実態との乖離に対する不安の声が示されております。

公明党が一貫して掲げてきた子育ての孤立化を防ぐこどもまんなか社会の理念を実現するためにも、現場が持続可能な形で運用できる制度設計とすることが不可欠であり、その観点からお伺いしたいと思います。

まず、月十時間上限の妥当性、柔軟化についてです。

参議院の内閣委員会におきまして、政府から、月十時間の上限は、本格実施を見据えつつ全国で提供できる体制を念頭に置いた暫定的な設定であり、制度化の際には試行事業の状況や全国的な提供体制等を踏まえ上限時間を検討していくとの趣旨の答弁がなされておりますが、月十時間という極めて限定的な利用時間で、新しい環境や保育者に十分慣れ、安定した集団生活を経験することができるのか疑問もございます。

また、制度対象の全家庭が利用するわけではなく、地域、施設によっては定員や人員に余裕がある実情もございます。こうした地域差を踏まえて、全国一律の上限は維持しつつも、定員に余裕のある自治体、施設において市町村の裁量で利用時間を延長できる仕組みを認め、国として支援するべきではないかと考えます。

現に、福岡市などでは様々な問題意識の中で独自で上限時間を月四十時間までなどとしているわけですけれども、上限時間の弾力化を検討する考えがあるのかどうか伺いたいと思います。

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