横山征成内閣官房防災庁設置準備室次長/内閣府政策統括官

2026年5月29日・第221回国会 参議院 災害対策及び東日本大震災復興特別委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 94 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 165 発言)

御指摘のように、高齢者や障害を有する方などの要配慮者のうち、自力での避難が困難な避難行動要支援者への支援を強化することは重要でございます。

そういう方々、身近な方々に支援していただいて逃げていただくというのが最も有効な手段になりますので、コミュニティー単位で防災に関する自発的な取組を定める御指摘もあった地区防災計画、こちらにおいて発災時の避難方針とか避難訓練の実施等を定めることが個別避難計画の実効性を高めることにつながると考えてございますので、地区防災計画の策定支援と個別避難計画の策定支援、これしっかり両輪で進めていかなきゃいけないと考えてございます。

個別避難計画については、モデル事業の実施とか好事例の横展開、実際に計画作成経験のある市町村職員の派遣などの支援策を積み重ねてまいりました。令和七年四月までの一年間で新たに約十八万二千人分の個別避難計画が作成されているということなので、着実に進んではいると考えてございますけれども、同時点での全国における要支援者の名簿に登載されている方の総人数との関係でいいますと、作成率は一四%という状態にとどまっておりまして、更なる作成促進が必要であるということは重々承知してございます。

今年度からは、防災庁設置も見据えて予算の増額を図りまして、計画の作成が進まない自治体が計画作成の専門人材などを活用できるよう、また、個別避難計画の実効性向上のための避難訓練等を推進できるよう新たな支援を行うことも予定してございます。

防災庁におきましては、このような取組を通じて、自治体や関係団体の皆様とも連携しながら、避難行動要支援者を含めて、地域において一人も残さず避難していただくことができるようにするというふうに努力をしてまいりたいと考えてございます。

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