ありがとうございます。
私の個人的な見解ということで申し上げておきたいと思いますけど、まず短期的には、今、高橋参考人からお話がありましたように、国家備蓄ということが考えられると思います。現に、IEAを中心にG7で国家備蓄の放出に向けての議論が進んでいるということであって、まさにこういった供給途絶に対応するための国家備蓄ですから、それがまず短期的な対応だと思います。
それから、中期的にも、これまた重なってしまうんですが、代替供給源の開発と、そのための日本の精製設備の言ってみれば見直しというか、追加投資が必要になってくると思います。その際に、私が申し上げた脱炭素との関係で、化石燃料施設に対する投資はけしからぬというような議論が必ずや出てくると思うんですけれども、やはりエネルギー安全保障ということを考えたときに、それはやはり必要な投資であるという判断が必要だと思います。
同様に、天然ガスについても、日本のLNGの場合には原油価格と連動しておりますので、原油価格が上がるとLNGの調達価格も上がる可能性があると。そうなった場合に電力価格が非常に上がってしまいますので、そうなると、やはり脱炭素を理由に石炭火力はどんどん減らしていくという方針が前はあったわけなんですが、こういう状態の下では石炭の位置付けというものもやはり見直していかなければいけないんじゃないかと。当然、電力の世界では、原発の再稼働を急ぐということも当然の前提としてあるんだろうということだと思います。それによって、ガスの価格高騰が電力に与える影響というものを最小化することが可能になると思います。
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木戸口英司(立憲)
ありがとうございました。
以上で参考人の御意見の陳述は終わりました。
これより参考人に対する質疑を行います。
本日の質疑はあらかじめ質疑者を定めずに行います。
まず、各会派一名ずつ指名させていただき、その後は、会派にかかわらず御発言いただけるよう整理してまいりたいと存じます。
なお、質疑及び答弁は着席のままで結構でございます。
また、質疑者には、参考人が答弁しやすいように質疑の冒頭に答弁者を明示していただくとともに、できるだけ多くの委員が発言の機会を得られますように、答弁を含めた時間がお一人十分以内となるように御協力をお願いいたします。
そ…
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赤松健(自民)
自由民主党、赤松健でございます。
先生方、本日はよろしくお願いいたします。
まず、高橋参考人と有馬参考人にお伺いします。
先ほどからお話出ていますけれども、中東をめぐる情勢は極めて不安定でありまして、先月末からは米国とイスラエルによるイランへの攻撃が始まりまして、イランの報復としてホルムズ海峡の事実上の封鎖が現在も続いている状況であります。原油の約九割以上を中東からの輸入に依存する我が国にとって、チョークポイントが集結している中東地域の情勢悪化はエネルギー安全保障に直結しまして、日本の産業競争力に大きな影響を与えるものと思っています。
そこで質問…
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15高高橋雅英公益財団法人中東調査会主任研究員
御質問いただき、ありがとうございます。
日本のまず短期的な対応につきましては、私は早期に国家備蓄の放出というところを決断すべきだと思います。もちろん、こちらはIEAとの協調での作業にはなりますが、やはり備蓄を放出して、そこから精製して市場に流れるまで二週間以上掛かると思いますと、現在の状況、差し迫っておりますので、早期に一定量は備蓄すべきだと考えております。
また、中長期的な視点に関しましては、先ほどプレゼンでも申したとおり、やはり中東依存を減らすと。その中で一番問題となるのが、日本の製油所が中東の原油ブランドを前提にしたものに設計されているのが多数…
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- (上の発言)
16有有馬純独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構特命参与
ありがとうございます。
私の個人的な見解ということで申し上げておきたいと思いますけど、まず短期的には、今、高橋参考人からお話がありましたように、国家備蓄ということが考えられると思います。現に、IEAを中心にG7で国家備蓄の放出に向けての議論が進んでいるということであって、まさにこういった供給途絶に対応するための国家備蓄ですから、それがまず短期的な対応だと思います。
それから、中期的にも、これまた重なってしまうんですが、代替供給源の開発と、そのための日本の精製設備の言ってみれば見直しというか、追加投資が必要になってくると思います。その際に、私が申し上げた脱炭素との関係で、化石燃料施設に対する投資はけしからぬというような議論が必ずや出てくると思うんですけれども、やはりエネルギー安全保障ということを考えたときに、それはやはり必要な投資であるという判断が必要だと思います。
同様に、天然ガスについても、日本のLNGの場合には原油価格と連動しておりますので、原油価格が上がるとLNGの調達価格も上がる可能性があると。そうなった場合に電力価格が非常に上がってしまいますので、そうなると、やはり脱炭素を理由に石炭火力はどんどん減らしていくという方針が前はあったわけなんですが、こういう状態の下では石炭の位置付けというものもやはり見直していかなければいけないんじゃないかと。当然、電力の世界では、原発の再稼働を急ぐということも当然の前提としてあるんだろうということだと思います。それによって、ガスの価格高騰が電力に与える影響というものを最小化することが可能になると思います。
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赤松健(自民)
ありがとうございます。
次に、加藤参考人にお伺いします。
先ほど環境保護という言葉が出てまいりましたけれども、従来の陸上資源開発と比較しまして、まずこの環境上の優位性と、それでもなお配慮に必要な課題があるならば教えてください。もう一個、採掘に当たって、水産資源保護、漁業ですとかね、という観点からも課題があれば教えてください。
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18加加藤泰浩東京大学大学院工学系研究科研究科長・工学部長/同研究科システム創成学専攻教授
御質問いただき、ありがとうございます。
まずは、水産保護、環境についてなんですが、先ほど言いました陸上のレアアースの資源というのはもう圧倒的に環境負荷が高い。一つは、ウラン、トリウムを伴うというもう決定的な、致命的な欠点があるんですね。それが、海のレアアース泥の場合は全くない、非常にクリーンな資源だというところはもうまさにセールスポイント、売りです。この資源はある意味では私たちは夢の泥と考えているわけですけど、その一番の理由はウラン、トリウムを含まない非常にクリーンな資源。よく女性が海の泥を顔に塗ったり体に塗ったり、どういう効果があるのかよく分かりませ…
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赤松健(自民)
有馬参考人にお聞きします。
資料で日本が追求すべきコモンセンスについて書いてあったんですけど、もう少しこのコモンセンスについて具体策をお聞かせください。(発言する者あり)
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