御質問いただき、ありがとうございます。
まずは、水産保護、環境についてなんですが、先ほど言いました陸上のレアアースの資源というのはもう圧倒的に環境負荷が高い。一つは、ウラン、トリウムを伴うというもう決定的な、致命的な欠点があるんですね。それが、海のレアアース泥の場合は全くない、非常にクリーンな資源だというところはもうまさにセールスポイント、売りです。この資源はある意味では私たちは夢の泥と考えているわけですけど、その一番の理由はウラン、トリウムを含まない非常にクリーンな資源。よく女性が海の泥を顔に塗ったり体に塗ったり、どういう効果があるのかよく分かりませんが、されるわけですけど、そういったときに問題が起こるようなこと全くないんですね。非常にクリーンな資源というふうにまず言えるというところがいいところと思います。
それで、海の資源について、よく、何となく、海底の資源を開発すると環境が汚染されるって、皆さん非常にそういうふうな思い込みをされがちなところがあるんですが、それは海底の資源の石油ですよね。深海の石油開発をしたときにそれが漏れてしまって、油にまみれた海の鳥とか、魚が油まみれになって波打ち際を苦しんでいるような映像が流れる、あのイメージが、そういうイメージがどうしても付いてしまっている。
今言いましたレアアースの泥については、まず環境については非常に影響が少なくすることができると。それから、マンガンノジュールについても、これも、転がっているノジュールを拾ってくるだけという点で、ある意味では環境に対しても一定の効果、環境に影響を与えないで開発することができるだろうというふうにまず思っています。
最後の水産資源のところですが、南鳥島の海域でやる場合に、あそこ千八百キロ離れていますから、あそこまで水産関係者が行っているということはほとんどないので、そういう意味でのネガティブな効果というのはまず考えられないというふうに思っております。
以上です。
15高高橋雅英公益財団法人中東調査会主任研究員
御質問いただき、ありがとうございます。
日本のまず短期的な対応につきましては、私は早期に国家備蓄の放出というところを決断すべきだと思います。もちろん、こちらはIEAとの協調での作業にはなりますが、やはり備蓄を放出して、そこから精製して市場に流れるまで二週間以上掛かると思いますと、現在の状況、差し迫っておりますので、早期に一定量は備蓄すべきだと考えております。
また、中長期的な視点に関しましては、先ほどプレゼンでも申したとおり、やはり中東依存を減らすと。その中で一番問題となるのが、日本の製油所が中東の原油ブランドを前提にしたものに設計されているのが多数…
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16有有馬純独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構特命参与
ありがとうございます。
私の個人的な見解ということで申し上げておきたいと思いますけど、まず短期的には、今、高橋参考人からお話がありましたように、国家備蓄ということが考えられると思います。現に、IEAを中心にG7で国家備蓄の放出に向けての議論が進んでいるということであって、まさにこういった供給途絶に対応するための国家備蓄ですから、それがまず短期的な対応だと思います。
それから、中期的にも、これまた重なってしまうんですが、代替供給源の開発と、そのための日本の精製設備の言ってみれば見直しというか、追加投資が必要になってくると思います。その際に、私が申し上げ…
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17
赤松健(自民)
ありがとうございます。
次に、加藤参考人にお伺いします。
先ほど環境保護という言葉が出てまいりましたけれども、従来の陸上資源開発と比較しまして、まずこの環境上の優位性と、それでもなお配慮に必要な課題があるならば教えてください。もう一個、採掘に当たって、水産資源保護、漁業ですとかね、という観点からも課題があれば教えてください。
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- (上の発言)
18加加藤泰浩東京大学大学院工学系研究科研究科長・工学部長/同研究科システム創成学専攻教授
御質問いただき、ありがとうございます。
まずは、水産保護、環境についてなんですが、先ほど言いました陸上のレアアースの資源というのはもう圧倒的に環境負荷が高い。一つは、ウラン、トリウムを伴うというもう決定的な、致命的な欠点があるんですね。それが、海のレアアース泥の場合は全くない、非常にクリーンな資源だというところはもうまさにセールスポイント、売りです。この資源はある意味では私たちは夢の泥と考えているわけですけど、その一番の理由はウラン、トリウムを含まない非常にクリーンな資源。よく女性が海の泥を顔に塗ったり体に塗ったり、どういう効果があるのかよく分かりませんが、されるわけですけど、そういったときに問題が起こるようなこと全くないんですね。非常にクリーンな資源というふうにまず言えるというところがいいところと思います。
それで、海の資源について、よく、何となく、海底の資源を開発すると環境が汚染されるって、皆さん非常にそういうふうな思い込みをされがちなところがあるんですが、それは海底の資源の石油ですよね。深海の石油開発をしたときにそれが漏れてしまって、油にまみれた海の鳥とか、魚が油まみれになって波打ち際を苦しんでいるような映像が流れる、あのイメージが、そういうイメージがどうしても付いてしまっている。
今言いましたレアアースの泥については、まず環境については非常に影響が少なくすることができると。それから、マンガンノジュールについても、これも、転がっているノジュールを拾ってくるだけという点で、ある意味では環境に対しても一定の効果、環境に影響を与えないで開発することができるだろうというふうにまず思っています。
最後の水産資源のところですが、南鳥島の海域でやる場合に、あそこ千八百キロ離れていますから、あそこまで水産関係者が行っているということはほとんどないので、そういう意味でのネガティブな効果というのはまず考えられないというふうに思っております。
以上です。
19
赤松健(自民)
有馬参考人にお聞きします。
資料で日本が追求すべきコモンセンスについて書いてあったんですけど、もう少しこのコモンセンスについて具体策をお聞かせください。(発言する者あり)
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20
木戸口英司(立憲)
済みません、挙手をお願いいたします。
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21有有馬純独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構特命参与
失礼しました。
私が事前にお配りしたコモンセンスというのは、これは第七次エネルギー基本計画がまだ出る前だったんじゃないかと思うんですけれども、コモンセンスというのは、とにかく、エネルギー政策というものを考えるときに、やはり国民にとって最も必要なのはエネルギーの低廉で安定的な供給であろうと。もちろん脱炭素も必要なんだけれども、そのための手段というものはできるだけたくさん持っておくべきであって、使えるオプションというのは全部使うと。その中には当然原子力も含まれる、それから化石燃料のクリーンな利用も含まれると。特定のエネルギー源をある種イデオロギー的に排除す…
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