高橋雅英公益財団法人中東調査会主任研究員

2026年3月11日・第221回国会 参議院 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 15 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 166 発言)

御質問いただき、ありがとうございます。

日本のまず短期的な対応につきましては、私は早期に国家備蓄の放出というところを決断すべきだと思います。もちろん、こちらはIEAとの協調での作業にはなりますが、やはり備蓄を放出して、そこから精製して市場に流れるまで二週間以上掛かると思いますと、現在の状況、差し迫っておりますので、早期に一定量は備蓄すべきだと考えております。

また、中長期的な視点に関しましては、先ほどプレゼンでも申したとおり、やはり中東依存を減らすと。その中で一番問題となるのが、日本の製油所が中東の原油ブランドを前提にしたものに設計されているのが多数であると。そうすると、やはりアメリカ産であったり、ほか産でありますと、精製にコストが掛かってしまうと。御存じのとおり、民間企業が今精製を行っておりますので、こうした脱炭素化の中で追加の設備投資というのが非常に困難であると。そうしたところにやはり政府として補助を出し、ある程度、アメリカ産であったりカナダ産といったところを輸入できる体制に向けた設備投資の支援金というものを提示していくことで多角化が促されるんじゃないかと考えております。

以上となります。

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