高市早苗 (自由民主党)内閣総理大臣

2026年5月13日・第221回国会 参議院 本会議 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 6 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 37 発言)

自見はなこ議員の御質問にお答えいたします。

子育てに必要な社会インフラの強化についてお尋ねがございました。

出産に係る新たな給付の水準については、保険料への影響に留意しつつ、産科医療機関の経営状況も踏まえ、施行に向けて丁寧に検討してまいります。

また、妊娠、出産に伴う経済的負担を軽減するための対策に加え、分娩取扱施設が減少する地域における産科医療機関への支援、地域に不可欠な小児医療の拠点となる機能を持つ病院への支援、産後ケア事業の計画的な提供体制の整備や、施設整備や改修に伴う費用の補助などに総合的に取り組み、関係省庁が連携して、地域で安心して子供を産み育てる社会を築いてまいります。

学齢期の健康診断についてお尋ねがありました。

御提案は、攻めの予防医療にもつながる重要な御指摘であります。子供たちの生涯の健康を見据えて、学齢期の健康診断の在り方について不断の見直しを行っていく必要があると考えます。

現在、文部科学省において有識者会議を立ち上げ、医療関係者や教育関係者に加え、関係省庁も参画して、学校健診の内容や実施体制について、学校現場の負担や地域の医療機関との連携の観点を含め検討が進められています。

今後、この議論を踏まえ、政府として、子供の健康維持や健康寿命の延伸に向けて必要な対応を行ってまいります。

高額療養費制度についてお尋ねがございました。

今回の制度改正により受診行動にどのような影響があるかなど、今後の状況について丁寧に把握してまいります。

また、多数回該当の取扱いと償還払いの改善については、できるだけ早期に実現できるよう、実務面、システム面の課題を整理しつつ、保険者を始めとした関係者との調整を進めます。

合算可能なレセプトの要件を改善することについては、一千億円を超える財源が必要となり、高額療養費制度の中での見直しの優先順位をどう考えるかという課題があります。

暦月単位の取扱いについては、医療機関において、暦月単位で医療費を集計し、レセプトの請求をしているという実務面を踏まえると、運用の柔軟化には課題があります。ただし、新たに導入する年間上限により、月をまたぐ場合であっても一定の金額に達すればそれ以上の自己負担は不要となるよう改善が図られます。(拍手)

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