打越さく良 (立憲民主党)

2026年7月16日・第221回国会 参議院 法務委員会 第21号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 111 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 282 発言)

立憲民主・無所属の打越さく良です。

総理は六月十日の衆議院法務委員会で、傍聴にいらしていた袴田ひで子さん、委員会後ですけれども、袴田ひで子さんに歩み寄られて、しっかり改正しますねとお伝えになったと報じられています。

しかし、ひで子さんは、衆議院法務委員会で参考人として出席された際、現状の法案では巖は助からない、処刑されたと述べておられます。そして、六月十日には、記者から前進できているかと問われて、まだまだできていないと思う、もう少し皆さんに頑張っていただいて、二歩も三歩も前進してもらわないと困るとお答えになっています。

ひで子さんの弟さんの巖さん、一九六六年に逮捕され、一九八〇年に死刑が確定、再審無罪判決を得たのは二〇二四年。四十七年以上に及ぶ拘禁。いつ死刑を執行されるかという恐怖により、今なお意思疎通も困難な状況におありです。

また、本日の傍聴には、石川早智子さんがいらっしゃっています。早智子さんは、昨年、狭山事件で冤罪を訴えながらも、無念を晴らすことができないままお亡くなりになられた石川一雄さんの思いを受け継ぎ再審請求をしておられる、そしてまた、連日この委員会の質疑を傍聴されておられます。六十二年も前の狭山事件でまだ開始決定を得られていない、闘いを続けていらっしゃる。検察が証拠開示を遅らせることなど許さない、そんな再審法改正にしてほしいとずっと審議を見守り続けておられます。

早智子さんも、やはりこの法案では冤罪被害は防げないとおっしゃっておられます。早智子さんの思いや、あるいは巖さんを支え続けてこられたひで子さんの言葉を、総理、重く受け止めていただけますでしょうか。

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